アメリカ労働省の発表によりますと、今月21日までの１週間で、新たに申請された失業保険の件数は、328万3000件(NHK)
WHOのテドロス事務局長は26日、（G20）首脳の緊急テレビ電話会議で「全ての国が積極的な対策を講じなければ、数百万人が死ぬかもしれない」と警告（産経）
ＷＨＯのモエティ・アフリカ地域事務局長は２６日、サハラ砂漠以南の約半数の国では感染拡大を食い止める望みはあるが、可能性は小さくなっていると懸念（ロイター）
イタリア国内の死者数が、イタリアの高齢者介護施設では１日数十人がウィルス感染の検査を受けずに死亡している（ロイター）
こんな最中でもIOCとJOCはオリンピック開催のことしか頭にない。いち早く、経済活動の再開にこぎつけつつある中国をしり目に、ヨーロッパやアメリカが軒並み「ノックアウト」状態だ。特にアメリカは、両足で立っているのが精いっぱいという状態で、目が虚ろで焦点すら定まっていない。
ワクチンの開発が急がれる中、ウイルスの変異も言われ出した。物資を巡る市民の混乱は日本も例外ではない。森友・加計・桜・検察官定年延長と続く、不信の巣窟となった政府を国民は当てにできない以上、各自治体がリーダーシップをとって官僚を動かし、近隣自治体と協力して社会生活の安定を図らなければならない。そして、政府に一片の良心と一寸の正義があるならば、オリンピックは棚上げして、各国と協力して新型コロナウイルスにあたるべきであるのだが、期待する方がアホなのだろう。
