師走というのは、「しわす」または「しはす」と言い、旧暦の12月のことで現在の12月下旬から2月上旬頃だそうである。その謂れは、年末は僧侶が忙しく走り回る時期であるからだという。そんな12月の3日夜に出された韓国の『非常戒厳』が一夜にして撤回された。何があったのか定かではないが、国のトップに君臨する人たちの犯罪は数多(アマタ)あるようだ。
翻って日本はというと、あの長期に及んだ政権で様々な犯罪に近い報道がなされてきたが、どれもこれも蓋がされて誰も開けられずにいる。人災である福島原発事故ですら不問にされかかっているが、左様に日本人は蓋をするのが本当に好きな民族なのである。井戸に蓋をしたら光りは届かないのではないかと危惧する。
話を戻すと、お隣の国は大陸であることからあけっぴろげな感じがする。それと同じくらいにそれらを隠そうとするのかもしれない。そこに拡がるのが、何世代にも繋がる家系だろうと思う。善かれ悪しかれ、犯罪の匂いがするところはほとんど身内や仲間内の話が多いように思う。その内幕や結末はどうなるのだろうか。何年後かに韓国映画として世界に発信される日を待つしかない。