博多での乗換時間が6分というので十分と思いながら、行楽シーズンの思わぬ人混みに、乗換ホームに着いたら列車が入ってきたところだった。荷物が多いと年配には余裕のない乗り換えである。そんな年代が近づいているという思いが頭をかすめる。
新大阪を満席で出発し、岡山広島辺りから半分近く空席が目立つようになった。東海道新幹線の場合は名古屋での下車も多いが乗車も多いのでこんな右下がりの光景はない。人口減少が問題になっているが、もう少し現状をしっかり見つめ直すことが肝要だと思う。高々一割や二割の人口減で慌てるような国づくりには少々呆れてしまう高齢者も多いはずだ。