国連等の発表によると、死者数41,870人、負傷者数97,166人。子どもの死者数11,355人。食の被害は、210万人の96%が危機的以上の食料不安で、50万人が壊滅的な食料不安だという。(2024/10/7朝日記事)
Forbes(2024/10/17)によると、ガザの住民67,000人が餓死した可能性があり、1万人以上が瓦礫の下に埋もれていてカウントされていないという。
『生存条件を根こそぎ破壊』(朝日10/7)
ナチス・ドイツのホロコーストを経験したユダヤ人は、今度はハマスに対してホロコーストを遂行している。だが、現実はハマスという名目でその周辺の住民をも標的にして殺戮を繰り返しているのである。世界は、人間が作った宗教のおぞましさを1年以上にわたって見せつけられている。高学歴社会の国にあって、その多くのイスラエル人は殺戮を止めようともしない。
人間という生き物の正体を見ているのだろうか。そういう国を支援しているアメリカは日本の同盟国でもある。正義はこの地球上に存在するのだろうか。昆虫のカマキリの雌が雄を食べ尽くすというのを聞いたことがある。正に、人間社会でもイスラエルがパレスチナを食い尽くしているように思えてならない。そして、イスラエルはたとえハマスを根絶やしにしたとしても、ハマスと関係のない多くの犠牲者の周辺からハマス以上の憎悪を持った人々が生まれてしまったことを忘れてはならない。