誰が見ても珈琲カップの良さが分かる。マスターに聞くと、希少な高級品だそうだ。
日産社内でよく言われていることのようですが、「売れる車がほとんどない」状況。
アメリカで新車を投入できていない、(安売りで)ブランドは毀損している、目下売れ筋のハイブリッド車もラインナップにない。(東洋経済)
日本人なら誰でも知っていることが書かれているが、この問題の根本は経営判断のお粗末さだけではない。営業所の販売員の苦悩をどれだけ掬(スク)い取っているのかである。日夜車の販売に汗かいている社員は、送り込まれてくる売れない車を売らなければならない。その苦労たるや想像をはるかに超えるだろう。日産が変わるとするならば、経営陣が最低でも半年ほど販売店で営業をすることである。大鐘がゴーンと鳴るようにどんな優秀でがんこな石頭でも、毀損した会社のブランドも立て直せるヒントを学ぶことができるかもしれない。