医療従事者にみるワクチン接種状況の一考察

医療従事者等への接種に向けた供給見通し

○１回目の接種分（１箱で975人分とした場合）
　・３/１の週 500箱　　487,500人　　累計
　・３/８の週 500箱　　487,500人　　　975,000人　
　・３/22の週 200箱　　195,000人　　1,170,000人

　・３/29の週 200箱　　195,000人　　1,365,000人
　・４/12の週 1,200箱　1,170,000人　 2,535,000人

　・４/19の週 1,200箱　1,170,000人　 3,705,000人

★１回接種者　４/16　1,198,346人　⇒配給されて25日後である。

★医療従事者に接種が終わるのは、(4/19)＋25⇒最短でも５月１４日頃なので、実際は５月下旬から６月上旬であろう。

高齢者3600万人の接種は、

医療従事者480万人の接種完了5/14ー3/1＝31＋30＋14＝75日後（最短）

最短の75日×(3600÷480)＝562.5日後になる・・・

政府は７月下旬というから、たとえ６月１日から接種を開始しても７月末まで61日しかない。２回目の接種終了だとその２１日後、接種後２週間は要注意なので、合計75日＋21日＋14日＝110日（正に机上の空論）

６月１日から110日後は、9月18日である。そこから五輪選手にワクチン接種すれば、来年の北京五輪には間に合うだろう。

◆高齢者を差し置いて五輪選手にワクチン接種は、人倫にもとる行為である・・・だが、東京五輪を強行に開催すれば、自ずとケダモノの行為をしなければならなくなる。