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人々は高い壁を乗り越えて、明るい豊かな世界に辿りつけるだろうか
日本のGDP順位はというと、1950年に第7位(自由?主義国で)、1955年に第6位、1960年に第5位、1968年に第2位、2010年第3位、2023年第4位、2025年第5位だという。
人口を加味すると様相は違ってくる。
2023年一人当たりGDPをみると、(グローバルノート より)
1位 ルクセンブルク
2位 アイルランド
3位 スイス
4位 ノルウェー
5位 シンガポール
6位 アイスランド
7位 アメリカ
17位 カナダ
18位 ドイツ
20位 イスラエル
21位 香港
22位 イギリス
28位 イタリア
31位 韓国
34位 日本
40位 台湾
68位 ロシア
73位 中国
114位 ウクライナ
137位 パレスチナ
146位 インド
192位 アフガニスタン
順位が示す通り、”豊かさとは何か”という個々人の命題に素直に対峙しないと、またもや世界大戦を意識したような国力一辺倒の人間失格社会に陥るのではないかと心配する。ロシアや中国やインドの覇権主義的傾向が顕著になって、覇権大国のアメリカに対抗する形で紛争が勃発する近未来の世界を創造するとき、国力GDP主義からの脱却を志向する社会へと変革・止揚して欲しいと願わずにおれない。