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全発電電力量の割合で、原子力たったの7.7%に驚いた

日本の電力量における電源構成は次のようになっている。
LNG     29.0%
石炭     28.3%
太陽光    11.2%
原子力    7.7%
水力     7.5%
その他の火力 7.1%
バイオマス  5.7%
石油     2.2%
風力     1.0%
地熱     0.3%
原発再稼働や原発の建設費を上乗せしようとの動きもあり、国のエネルギー政策が根本的に矛盾した内容に落胆を禁じ得ない。その原因が福島原発事故の費用負担が計り知れない額になっていることと、原発から出るゴミの埋設場所すら決まっていない中で、原発の維持にとてつもない費用が発生するため、原発依存を続けなければならないという論理である。関係する官僚たちの苦悩が分かる気がする。
それに輪をかけて問題なのがLNGと石炭依存である。日本列島を俯瞰して、近未来型の志向で歪んだ電源構成を正して欲しい。この電源構成を見れば、誰もがそう願わずにはおれないだろう。
注:福島原発事故費用は14兆円とか23兆円という数字がでているが、恐らくはこの倍の数字が裏で囁かれているのではないか。だが実際はそのまた倍に膨らむことはないだろうか。最悪は国家予算をも上回る費用をかけても収まらないほどのとてつもない原発事故ではないかと心配でならない。

世界の再エネ比率は次のようになっている。
デンマーク  87.65
オーストリア 84.5%
スウェーデン 69.2%
ドイツ    52.4%
スペイン   50.1%
中国     30.9%
日本     25.7%
米国     22.7%
中国ですら日本の上をいく事態に、ここまで米国の影響力が強いのかと思ってしまう。高々7.7%である。政策転換すれば0%なんて朝飯前とみられるが、原発に関わるとてつもない負の遺産は、日本列島を沈めてしまいかねないほど重いのだろうと想像してしまう。
注:データは環境エネルギー政策研究所、朝日エコ&サイエンスより


 
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