大阪維新が強力に推し進めるカジノ賭博は、オリックスが慎重姿勢に移ったこと、MGMリゾーツが軒並み赤字店を抱えていることが明るみ出てきて窮地に立たされているようだ。アベ氏がトランプと会うために手土産として持って行ったカジノ解禁だが、横浜のラスベガス・サンズが儲からないと言って撤退を公表した途端に流れが逆流しはじめた。
政権は、7年半もの間様々な問題を惹き起こしたが、これと言って成果が上がっていないので躍起になっている。その一つが９月入学だったようだが、これもまともな人たちから総スカンを喰わされてしまった。今や新型コロナは人類の天敵になった観がある。その陰で唯一功を成したのが「カジノ撤退」の流れを作ったことかもしれない。天下の失策を天敵に救われるというのも如何なものかと思うが、もう一つ「辺野古移設」問題も、新型コロナで工事がストップして欲しいものだ。その間に日米共に政権が交代して、マトモなリーダーによって何とかならないかと願うばかりだ。
