4日は、東京都で131人の感染が確認されるなど、全国で新たに274人の感染が確認された。(NHK)
止まらぬ感染者増に専門家が苦言「東京のコロナ対策は失敗」、「すべてが遅い」「国民目線の欠如」専門家が斬るコロナ経済対策 等々と、メディアは厳しい評価を下す。
だが、対岸のアメリカではピエロ王のトランプ氏によって、1日に5万人以上の感染者を出し続けている。日本が120日以上かけて出した感染者2万人弱と比べたら、開いた口が塞がらないほど呆気にとられる。
多分、今の都知事では収束は不可能だろう。次も同じ人物を都民が選ぶとすると、他府県はえらい目に遭う恐れがある。『天の声』と受け止める都民がどれだけいるか怪しい限りだ。トランプと都知事に共通するのは、再選しか頭にないことだ。実績が何一つないのは現政権とも似通っている。今の社会では、実績がどうだという尺度では測れない仕組みができてしまった。極論すれば、テレビに出てさえいれば票が取れるのである。
たとえ感染者が300人に増えたとしても、緊急事態宣言などとオロタエル勿れ。しっかりと疫学的検査を広範囲に継続的に行っていくことが大事である。そういう方向性をしっかり持った知事候補にこそ一票を入れていただければ、新型コロナは恐るるに足らず。