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新型コロナウイルスより怖いインフルエンザB型で死者1万人という米国の話

2019~20年にかけて全米で1900万人が感染し、うち18万人が入院。今シーズンだけで1万人以上の死者を出したウイルスがある。インフルエンザのウイルスだ。過去10年で最悪級の状況が予想される。米疾病対策センター(CDC)によると、米国内の死者は、年間少なくとも1万2000人に上る。2017~18年のシーズンには6万1000人が死亡、患者は4500万人に上った。(CNN、日経)
 
現在の状況では、アメリカのインフルエンザが脅威であるのは間違いないが、致死率は0.14%と低い。方やコロナウイルスは2%前後だから、とんでもない致死率である。
 
米国内の店頭でもマスクが飛ぶように売れている。だが専門家によると、米国では今のところ、医療従事者以外の市民がマスクを着用する必要はないという。マスクよりも、患者との接触を避け、石けんでよく手を洗うといった「常識的対策」が重要(CNN)
 
ここでも、マスクの弊害が指摘されている。マスクを付けていても完全にシャットアウトは難しいからだ。「君子危うきに近寄らず」と手洗が防御だというから、全米の患者数も数千万人という数に膨れ上がるのだ。「風邪は万病のもと」と言われるように、免疫力を維持し油断禁物である。
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