石橋文化センターへ行きました。市の美術館で久留米絣展が開催されています。久留米絣の歴史と文化財としての絣作品展の二部構成です。
藍染の色見本。染めの回数で濃さが異なります。それぞれの色に名前が付いていますが、藍の品質や建て方などで色合いが微妙に異なってくるそうです。
過去の投稿写真から。実際の染め色の違いです。
地機(じばた) 明治17年のもので、20年頃には使われなくな . . . 本文を読む
昨年のことになります。10月の終わりに、九州国立博物館で開催されていた「古代メキシコ展」を観に行きました。大宰府天満宮の門前町を歩きます。
16世紀のスペイン侵攻まで三千年にわたり繁栄したメキシコの古代文明。この展覧会では「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」という3つの文明が紹介されていました。
「羽毛の蛇ピラミッド」 テオティワカン文明
「貴人の土偶」マヤ . . . 本文を読む
先月末まで、九州国立博物館で「長沢芦雪展」が開催されていました。芦雪は18世紀後半に活躍した京都の絵師です。絵の歴史に疎い私は初めて聞く名前。円山応挙の高弟で、伊藤若冲、与謝蕪村、池大雅等と同時期の画家だそうです。
同館の年間パスポートを持っているので、会期の終わりに出かけました。
大屋根のウエーブは九博のシンボルマークになっています。この日は薄曇り。東京は暑かったそうですが、春らし . . . 本文を読む
(蜀)
「諸葛亮」 劉備の軍師 川本氏の作品 参考展示
「関羽像」 明時代 三国志の中では人々に一番親しまれている人物。
「趙雲像」 清時代 趙雲は関羽や張飛と比べて地味だが、私の好きな武将。
「武士出征像」 雲南省 佩いている環頭大刀は日本の古墳からも出土している。
「鈎鑲」 四川省綿陽市出土 盾の一種で裏面に持ち手がある。
「戟」 四川省綿陽市出土
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4年半前、九州国立博物館で「三国志展」が開催されました。全作品とも撮影可でしたが、そのままお蔵入りにしていました。先日、三国志の古戦場である逍遥津の様子を投稿しました。その関連で、当時の展覧会の出品物を少し紹介します。160点あまりのうち、40点以上が一級文物(国宝級)で見ごたえのある特別展でした。
太宰府天満宮の門前商店街です。当時は中国で発生した新型コロナが問題になる直前で、参道は多くの . . . 本文を読む