11月2日は北原白秋の命日。その前後、郷里の柳川では白秋祭が行われます。その一つとして三日間にわたり夜の水上パレードが催行されます。6年ぶりに出かけました。ただ前回もそうでしたが、素人の夜間撮影なのでほとんど紹介できるような写真がありません。雰囲気だけでもお伝えします。
出発点の沖ノ端には40艘近くが集合しています。左手の神社は沖端水天宮。以前は上流から掘割を下っていましたが、下船場からの川 . . . 本文を読む
三柱神社の秋季大祭、御賑会(おにぎえ)に出かけました。柳川は水郷の町。参道の太鼓橋から川下りの発着所を見下ろします。
露店が並ぶ向こうに「どろつくどん」の山車が見えます。秋季大祭はこの日が本祭で、御神幸行列が行われるのです。
「どろつくどん」とは、山車から大きく身を乗り出した踊り手が太鼓やドラの激しいリズムに乗って踊りを繰りひろげるものです。まだ行列の出発前ですが、それぞれの山車 . . . 本文を読む
柳川を訪れました。1年振りです。まずは駐車場近くの古民家へ。室内には雛人形とさげもんがびっしりと飾られていました。案内の小母さんに撮影の可否を聞いたら、じっくり見た後に1、2枚ならいいですよという返事。そういえば、数年前に来た時も同じことを言われました。庭に置かれた内裏雛を1枚だけ撮りました。
沖ノ端の川下り下船場にきて驚きました。堀端の柳並木が消えています。どうしたことかと思っていると . . . 本文を読む
沖端水天宮大祭の初日に出かけました。前日、石橋文化センターでバラの写真を撮っていたら、シャッターを押した拍子にカメラが故障。この日はコンパクトカメラ持参です。沖ノ端の水天宮は境内といえるものはなく、お堀端に鎮座する小さな神社です。
神社がある川下り下船場付近です。お堀の両側に露店が並んでいます。浮かんでいるのは三神丸。6艘の船を繋いで舞台を組み立てています。この日は子ども達のお囃子を見に . . . 本文を読む
今月の初旬のこと。昨年の秋以来の柳川風景です。年に何度かは掘割端を歩きに出かけます。行き来するどんこ舟の数もだいぶ元に戻ってきました。左に見える石段は昔の汲水場でしょう。
この日来たのは椛島菖蒲園が見頃と聞いたからです。この菖蒲園は隣接する個人の敷地ですが、いまでは川下りの季節の風物詩になりました。白い建物は市役所。
舟が来ました。
この日は晴天で気温が上がりました。船頭 . . . 本文を読む
柳川を散策する時は、いつもは川下りの終点である沖端界隈に足を運びます。この日来たのは駅近くの乗船場です。柳川には川下りの乗船場が4か所ありますが、下の写真は三柱神社の太鼓橋たもとにある乗船場です。川下りの中でも一番古い老舗の会社です。
白壁の建物は「松月文人館」 明治時代に遊郭「懐月楼」として建てられましたが、その後氷屋、病院、料亭と変遷を重ね、いまは文学資料館になっています。北原白秋ゆかり . . . 本文を読む
柳川の雛祭りである、さげもんまつりに行きました。柳川は1年ぶりです。白秋生家の近くにある市営の駐車場に車を置いて歩きます。この辺りは漁師町で恵比須信仰が強く、町のあちこちに恵比須様が祀られています。どの恵比須様も住宅街の小さな空間に鎮座しています。
沖端近くの鬼童町にある旧戸島邸です。柳河藩武士の隠宅として建てられました。庭園は国の名勝に指定されています。
座敷に飾られた雛飾りと . . . 本文を読む
柳川市中山地区に「立花いこいの森」があります。森といっても、さほど広くもない緑地公園です。ここは昔は個人の農事試験場でした。
旧柳川藩主立花家の第14代当主が、明治19年にここに農事試験場を開きました。当時としては先駆的な事業で、数多くの種苗がここで試験栽培されました。大正期になると全国各地に農業試験場が設立され、ここでは「立花家農場」として商品作物を育てるようになります。
木陰の道 . . . 本文を読む
昨年10月に三柱神社の秋季大祭「おにぎえ」がありました。この祭りは4年前に一度投稿したことがあります。おにぎえとは「大賑わい」の言葉が詰まったものといわれています。
写真は松月文人館前の川下り乗船場。松月文人館は懐月楼といわれていた時代、与謝野鉄幹や北原白秋の紀行「五足の靴」に登場します。この横に架かっている太鼓橋を渡ると三柱神社の参道です。写真は半年前のものですが、いま川下りはコロナ禍で観 . . . 本文を読む
いま柳川ではさげもんめぐりが開催されています。しかしコロナウイルスの影響で主なイベントが中止になり、今年は寂しいひな祭りとなりました。
沖端です。ここは川下りの船着き場のうちの一つで、川上りの乗船場でもあります。春は川下りのベストシーズンです。例年なら観光客で賑わいますが、この日は人影もまばらでした。
掘割を行きかう船もなく船頭さんも手持無沙汰です。係のおばさんが、通り過 . . . 本文を読む