旅行の前に孫の希望を聞いていました。食べ物ではにしん蕎麦と牛カツ、訪問先では金閣寺と石庭、そして鹿せんべいとのこと。最終日は奈良行きです。少し肌寒い日でしたが朝早めに宿を出て京都駅へ。乗るのはJRではなく近鉄奈良線です。
近鉄奈良駅から15分ほどで興福寺への分かれ道に来ました。鹿がいる、と孫が言います。春日大社の参道に鹿がたむろしていました。鹿せんべいをやるのは後にして、まずは東大寺を拝観し . . . 本文を読む
昼からは南禅寺へ。この寺は町のたたずまいにとけこんでいて、禅寺ながら拒絶感がありません。さて南禅寺といえば三門です。孫は石川五右衛門の名は知っていましたが、歌舞伎の話にはピンとこないようでした。観光バスのガイドさんなら名場面を上手に説明するのでしょう。方丈は拝観せずに水路閣へ行きます。
水路閣は映画やドラマの撮影によく使われています。百数十年の年月を経た赤煉瓦の構築物は古寂びて、いまでは . . . 本文を読む
二日目は快晴でした。朝、河原町三条からバスに乗って府立医大前で降車。広小路を西へ入るとすぐ京都御所です。築地塀の中の天皇の住まいにあたる部分が御所で、それ以外は公園化されていて御苑といいます。昔はお公家さんの住居が並んでいました。
左手は大宮御所です。白いテントでは仙洞御所の参観受付が行われていました。皇宮警察のパトカーが警護しています。孫は御所のことを知りませんでした。広いなというのが第一 . . . 本文を読む
3月中旬のある朝、孫息子から「合格してた」と5文字のメール。志望する高校の合格発表の日でした。この日からバタバタと京都行きの準備を始めました。
孫は京都への修学旅行を楽しみにしていました。しかし2年前からのコロナ禍で、数回にわたり日程や行き先が変更になった挙句、中止になってしまいました。それならばと、卒業したら爺が京都と奈良へ連れて行くと約束し . . . 本文を読む
晩酌をしながらBSプレミアムを見ていたら、いつもの如く夢の中。ふと目が覚めると、テレビに見覚えのある風景が写っていました。京都大学の時計台です。学生時代、私は京大生ではありませんでしたが、下宿が近かったのでよく生協を利用していました。
番組は「京,ぶらり。」というもので、この日のテーマは京都大学界わい。京大生に愛される食堂や昔ながらの下宿アパートなど、学生と地元の人々とのふれあいを取材してい . . . 本文を読む
南禅寺の前でタクシーを拾い銀閣寺へ移動します。参道の坂道を上りたくないので、法然院前の道を通り銀閣寺の総門前で降ろしてくれと頼みました。よう道を知ってはりますなあと年配の運転手から言われ、学生時代の話になりました。
その頃私は北白川の下池田町に居ました。学生はんだった方が昔を懐かしんでこの辺りを歩かれますと運転手は言います。北白川には学生達が多く住んでいましたが、そういう元学生は今になって詩 . . . 本文を読む
前に錦小路は京の台所と書きましたが、夕方訪れたら観光客の姿ばかりでした。それでは朝はどうだろうかと、午前7時に錦小路に来てみました。しかし市場は閑散としており、市場で仕入れたらしい魚を鮮魚店に納めているトラックが2台。本などでは料理人や家庭の主婦が買いに来ると紹介されていますが、私が来る時間が早すぎたのかも知れません。
さて今日は京都旅行の最終日です。昨年は哲学の道など東山の麓を歩きまし . . . 本文を読む
2日目は定期観光バスに乗ることにしました。乗ったバスは京都三大観光地巡りというもので、最初の訪問地は清水寺です。
観光バスの駐車場です。階段の上から駐車場を見ていて、中学生の時に修学旅行で来た時のことを思い出しました。当時はバスは右向きに止まっていました。出発間際、友達が水筒の水が無くなったといって、すぐ傍にあるトイレまで水汲みに走ったので皆笑いました。ここの風景は50年前と変わりません。
. . . 本文を読む
今月の上旬に京都に小旅行しました。
このタワーを見ると京都に来たなと実感します。蝋燭のようなこの塔が出来た時は議論もあったようですが、今ではすっかり京都のシンボルになっています。実際は海の灯台をイメージしたものだそうです。
ホテルは利便性を考えて街中にとりました。ここは新京極通、三条を少し下ったところです。京都の繁華街です。昔は夕方ともなると修学旅行の生徒たちで賑わっていましたが、い . . . 本文を読む
南禅寺を出てバス停を探しながら岡崎まで歩いて来ました。写真は平安神宮の大鳥居です。岡崎公園のランドマークになっています。平安神宮は京都に来た時に一度庭園を拝観したきりです。
琵琶湖疎水です。この疎水の完成は、東京遷都によって沈滞していた京都に大きなインパクトを与えました。舟運、水力発電、用水などその後の京都の発展を支えました。
学生時代に見聞したのは、千年の王城の地であったにも拘らず . . . 本文を読む