武士の家柄に育った著者が、縁あってアメリカに移住し、当地の雑誌に連載した半生の記である。ただ、著者は訳者にこれは自伝ではないと言っている。
杉本鉞子は明治6年、長岡藩の主席家老であった稲垣氏の三女として生まれた。長岡藩家老といえば維新当時、藩主に重用された河井継之助が知られている。著者の父は恭順派であった。彼女の幼少期は、まだ藩政の気風が色濃く残る中、士族が没落し北国でも開化の足音が高 . . . 本文を読む
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- 九州は筑後地方を中心に季節の花をめぐり、街の表情を撮るなど、気ままな生活をしています。ときには読書日記やよしなし事も。団塊世代のしっぽでもあります。
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