うつ解消マニュアル(脳及び心疾患・癌・認知症・更年期障害等々)

医者や薬は、むしろ症状を悪化させます!
治すのは、自分自身です! 
1回目並びにQ&A及び解説も、必ず読んで下さい!

第22回目 「治すのは自分!医者や薬に頼らない」「うつ解消法Q&A、再録」

2008年12月17日 23時19分19秒 | 「うつ解消Q&A」
うつ解消マニュアル
(脳及び心疾患並びに認知症及び更年期障害予防)

第22回目(2008・12・17作成)
(マニュアルは第1回目にあります。常に最新版にしています。)

「うつ解消法Q&A、再録」

グーのブログに2007.7.1開設
http://blog.goo.ne.jp/kenatu1104


先日、「誰にも分かってもらえない。
非常に孤独だ。」
という相談とも慟哭ともとれる
コメントがありました。

心の病気に限らず、
身体的な病気の全ては
他人には分かりません。
分かってくれる人がいれば
それに越したことはありませんが、
はっきり言いますが、
それは分かったのではなく、
あなたに優しいということです。

あなたの苦しみや悲しみは、
決して他人には分からないし、
まして理解など出来ないのです。

だから、「治すのは自分。
他人や薬に頼らない。」
と覚悟してほしいのです。
あなたの苦しみを
理解できるものなどいないと、
悟って欲しいのです。

そう悟れば、
誰も憎む必要もなくなるし、
何よりも
自分自身と向き合えるのです。

身体的な病気であれば、
過去を振り返ると
何故そうなったかの答えがあります。
今をつくったその生活習慣を、
変えればいいだけなのです。

心も同じです。
自分はどう生きてきたのかを、
自分と
真正面から向き合えばいいのです。

状況を変えられないことを、
他人のせいにするから
苦しくなるのです。
辛い、苦しい、悲しいと
思っているのは、
他人ではありません。
あなた自身です。

人は誰でも、
「一人で生まれてきて、
一人で死んでいく」
ということを
肝に銘じて欲しいのです。

人は、
あなたを
分かってもらう存在ではなく、
むしろあなたが、
理解しなければならない
存在なのです。
何故なら、
私達は他人に迷惑をかけずには
生きていけない存在だからです。

例えば、
衣食住を考えて見て下さい。
他人なし揃えられるものなど、
何ひとつないでしょう。

着るものでいえば、
針や糸・生地はどうしますか。
食べ物は、
どうやって手に入れますか。
住まいは、
つくれますか。

生きることは、食べること。
よーく考えて見て下さい。
他の生き物の命を
食べて生きているのです。

つまり、
私達は生かされているのです。

水も空気も太陽も月も
自然も生き物達も
私たちに見返りを望みません。

生きることに謙虚になると、
感謝の気持ちが
自然に生まれてきます。

感謝されるのは、
あなたではありません。
常に他人であり、
あなた以外のものです。


私の解消法は、
ただ実行するだけでは駄目です。
「なるほど」と、
理解してもらわなければなりません。

そこで前回から、
解消法の説明を始めました。

あなたの総大将は、脳です。
脳に、もっと気を配って下さい。
脳は、分かりたがっているのです。

私のブログには、仕掛けがあります。
他にも色々な質問がありましたが、
過去のブログに答えはあります。
というより、
あなた自身が答えを導き出すのです。

やはり、
Q&Aが分かり易いと思います。
重複しますが、
過去のQ&Aを再録します。
面倒でも是非読んで下さい。

「公開しないで」というコメントは、
公開しません。
安心して相談や質問をして下さい。



(北海道美瑛町、ポピーの丘と命名しました)


以下、
2008年の8月9日と
9月8日に書いた
「うつ解消法Q&A」です。

この解消法は私一人の創作ではなく、
謂わば、
世界と日本の著名な随筆家・
専門家や哲学者・文学者達
との合作だと自負しております。

ところで、
第6回目の「ミラー細胞」
だけは読んで下さい。
誰でも、
人間関係の達人に
なれるはず・・・です。


先ずは、
第12回目の
「うつ解消法Q&A」からです。

Q1
何故うつになったのですか。
また、どういう経過で病院を
受診することになったのですか。

A1
平成15年4月に転勤時から、
毎日5時間以上の残業と
土日出勤を続けていました。
(1ヶ月
150時間は超えていました。)

詳しくは話せませんが、
仕事の内容に
多くの原因がありました。

仕事中に
眠気が襲うことも頻繁になり、
入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、
朝起きると
下着が
ビショビショになるほどの寝汗、
経験したこともない怠さ
(テレビの司会者をしていた
小川広さんがいみじくも言った
「500倍くらいの怠さ」です。)、
好きだったテレビ番組や
本・音楽などへの興味が
なくなりました。

つまり、原因は仕事でした。

私は当時職場で
健康管理者をしていたことと
本を読むことが
好きだったものですから、
うつの知識は
ある程度ありました。

そこで他の人よりも早く、
そして
自分自身で気が付いたのです。
この症状はうつであることを。

ただ、私は
どちらかというと
明るい性格でしたし、
もっと
忙しい職場を経験してきたことや
平成15年の3月までは
毎週20キロのジョギングを
日課にしていたことこともあり、
つまり体には自信がありました。

そんなことが裏目に出て、
最初の1ヶ月で
症状が出ていたにも拘わらず、
受診が遅れてしまいました。

受診は
3ヶ月後の7月8日ですから、
考えてみれば、
たった3ヶ月でうつが重症化し、
それから
3年の辛く苦しい孤独な闘いが
続くことになったのですから、
全く恐ろしい病気です。


Q2
良くなるまでの3年間は、
どう過ごしていたのですか。
そして、どうして薬と
医者をやめたのですか。

A2
3ヶ月間自宅療養で病休をとり、
受診から結局9ヶ月間は
医師を信じて
薬を飲み続けました。

でも少しも良くならないので、
担当医に先進医療国の
ドイツのハーブ
(セントジョーンズワート)
による治療内容を聞くと、
「そんな治療は知らない」と
言われました。

このことがきっかけで、
この医師のことを
信用出来なくなったのです。

このことがあってから、
待合室で
何時も会う何人かの人の話を聞いて、
10年以上の通院者や再発者が
多いことを知ったのです。

つまり、治っていない、
悪く言えば治していないのです。

考えてみると、
15年以上前の精神科医は、
患者数が少なく
病院の掛け持ちをして
生計を立てていたと聞きます。

それが、
今度は
沢山の患者を数十分単位で診療し、
かつ薬だけ処方して
大儲けをしている開業医が
増えているのです。

あなたも
十数分の診察ではありませんか。
心の病で一番大切なのは、
患者の誤った認知を正すことなのに
十数分の診療時間で何が出来ますか。

私達は、日本の医者が
西洋のレベルに達する迄、
待たねばならないのでしょうか。
つまり、医者が十分な経験や
医学的知識を獲得するまで
待たねばならないのでしょうか。

9ヶ月目に
薬をやめると同時に
通院もやめました。

それからというもの
自殺願望に悩ませられながら、
必死に沢山の本を読みました。
(最初は、
1日に1ページを読むのが
やっとでした。)
     
医学書・専門書・年配者の
書いた随筆・哲学書を
100冊以上は読んだと思いますが、
そこに書いてあることで
良いと思われることを
一つ一つ実践しました。

沢山の本を読み進める内に
あることに気が付きました。

うつに関する考え方や
脳にかかることは
統一した見解がなく、
要するに学者や医者にも
原因と治療法が
まだ良く分かっていないことにです。

もっとはっきり言うと、
治療方針や治療方法が
バラバラなのです。

だから、
著者の治療方法の共通点や相違点を
書き出して、
自分で実践してみたのです。
その内に、
だんだんと有効性のあるものと
ないものとの区分けが
自然と出来ました。

ところで大切なことですが、
私は自分のうつを
隠したりしませんでした。
隠すことに
エネルギーを使うくらいなら、
一日でも早く治す方に
力を集中したかったからです。

もう一つ大切なこと、
病院のことですが
、最初は行かないといけません。
ただし、
MRI等脳の断層写真がとれる
精神科のある病院です。
原因が他のところに
あるかも知れないし、
病名は専門家に
一応つけてもらわないと
戦う敵を特定できません。

もし、
うつ関連の病名をつけられたら、
薬は貰わないのがベストです。
しかし
診療拒否されるかも知れないし、
そんなことでわずらされる
元気もないでしょうから、
帰ってきたら捨てることです。

それに、
働いていれば職場に出す診断書は
必要になるでしょう。
まともな医者に巡り会う可能性は、
非常に低いのだから
仕方がありません。
認知療法やカンセリングが
出来る医者でないと、
全く意味がありません。


Q3
ブログを開設しようと思ったのは
何故ですか。

A3
自分の経験が
役に立つと確信したからです。
昨年も自殺者は3万人を超えました。

もう10年間連続して、
毎年3万人を超えています。
10年で30万人以上の
計算になりますから、
地方の小都市が一つなくなったのと
同じことです。

自殺者の約18%が
うつ病患者と言われていますが、
うつ状態まで含めると
8割以上になると思います。
うつは
決して自殺の原因ではないのですが、
自殺の引き金になるのです。

確信を持って言いますが、
うつは医者や薬には治せないし、
もし仮に治ったとしても
それは一時的なもので、
再発を繰り返します。

症状も落ち着いてきた
平成18年のある日、
突然、今まで読んできた本と
自分で経験してきたことの意味が、
突然一つになって、
このうつ解消法が出来たのです。
何故この解消法が効果的なのか、
その理由が分かったからです。

死は苦しみや悲しみを
消してくれますが、
喜びも消してしまいます。
そして
消えたはずの苦しみや悲しみは、
残ったあなたの家族に
もっと悲惨な状態で確実に残ります。

うつは自分で治せることを
多くの人に知って欲しかったから、
ブログにしたのです。


Q4
うつ解消法には、
副題で「脳及び心疾患並びに
認知症及び更年期障害対策」
とありますが、
全ての病気が
治るということですか。

A4
そのとおりです。

私は勉強と実践をしていく内に、
本当に
この病気になって
良かったと思いました。
何故なら、脳と体が別物ではなく、
一体の関係にあることが
分かったからです。

簡単に説明することは
難しいのですが
、コンピュータでいうなら、
ソフトが脳で、
ハードが体ということでしょうか。
ただ、
人間の脳と体は
学習して進化成長するところが
違うのですが。

脳が元気だと
約20種類といわれる
脳内物質を作り出して
脳のネットワークを
蜘蛛の巣のように広げ、
体に色々な指令を出します。
体が元気だとその指令を
遂行することになりますが、
するともっと高度なことを
脳は要求します。

その脳が出す指令は
幸せになるためのものなのですが、
脳が誤った価値観を持つと
体に誤った指令を
出すことになります。
それで、
脳も体も疲弊してしまって、
どうにか休ませようとして
うつ症状を作るのです。

それでも元気一杯の人は
無理をしてしまいます。
その結果、癌になったり、
脳や心臓に
重大な疾患が出るのです。
 
自律神経
(交感神経と副交感神経のバランス)
が失調すると、免疫力が落ちて
病気になることは分かっていますが、
うつは正に
この自律神経失調症状態なのです。

つまり、
うつは病気のバロメーターであり、
うまく処理してやると
病気を未然に防ぐことが
出来るのです。

そして、認知症ですが、
東北大学の川島隆太教授の研究にも
明らかなとおり、
脳の前頭前野の血流の問題でも
あるわけですから、
脳の血流改善と活性化が期待出来る
うつ解消法は有効なのです。

更年期障害についてですが、
重症化しやすい人と
そうでない人との対比では
その人の性格傾向によることが
分かっています。
やはり、
脳内物質がつくられる環境と
柔軟な価値観をつくるためにも、
私のうつ解消法は
是非試してみる価値があるのです。


Q5
この解消法の基本を
簡単に教えて下さい。

A5
三つあります。

まずは「自分にしか治せない」と
言うことを
しっかり胸に刻んで下さい。
医師や薬に頼ると、
体には依存性や耐性というものが
あるため、必ず再発します。

自分自身で
治さなければならないのです。
自分で治したんだという実感は、
自信という免疫力になるからです。
しかも、
もっと辛い高いハードルも
越えられる免疫力です。

禁煙を失敗する人の共通項は、
ニコチンパッチや自分以外の人の力
(言葉や人間関係)でやめた人です。
必ず、また吸い始めます。

どんなに高度な医療を受けても、
最後は「本人の生命力」です。

二つめは、
「脳内物質セロトニン」
をつくることです。
セロトニンの材料は
トリプトファンなのだから、
トリプトファンを
多く含む食材(大豆製品等)を
とるようにすることが大事です。
一日の活動開始の朝、
しっかりと
補充しなければなりません。

セロトニンを
増やすことも大事です。
朝日を浴び、
朝食をとって、
一日25時間の体内時計を24時間に
リセットすることも
忘れてはなりません。

三つ目は、
「脳に任せる」ことです。
認知症状に「物盗られ」現象が
あります。

自分が隠した財布の場所が
分からなくなると
脳は混乱をしますから、
近くにいる家族が
盗ったことになります。

家族の誰かが盗んだとか
隠したということを
主張する訳ですが、
それは見事なくらいに
理路整然としています。

だから、
周りの人は家族が
犯人だと思ってしまうのです。

脳は、混乱や理屈に
合わないことを嫌います。

つまり、
自分で置いた場所を
失念しているのだけれど、
失念していることさえ
忘れているのだから、
自分の脳の混乱を
回避するために、
自分以外の者を
犯人にしてしまうのです。

それも
人を説得するためだけではなく、
自分自身が
納得出来るような物語を創るのです。

悪い結果を脳にインップトすると、
どうなるかを考えてみます。
例えば、自分は不幸せだと考えると、
脳は
不幸せでなければならない理由を
沢山考えてしまうのです。
不幸せだと思っているのに
幸せであれば、
脳は混乱してしまうからです。

だから、
不安・心配なことが起こったら、
「何も困ったことは
起こらない」と
自分に言い聞かせることです。
そうすると、
脳は勝手に何故困ったことは
起こらないかを
考えてくれるのです。


Q6
簡単に
幸せになる方法はありますか。

A6
脳と身体の調和が図られれば
幸せになりますが、
一時的ではありますが、
簡単な方法があります。
 
1.焼き肉を食べてください。
肉には、
至福物質であるアラキドン酸が
含まれています。
焼き肉屋には、
幸せな家族連れとか恋人同士が
多いと思いませんか。
私達は、
幸せになることを動物的本能で
知っているのかもしれません。

2.呼吸をゆっくりすることです。
お坊さんがしている
腹式呼吸が効果的です。
(数息観(呼吸を数える)
をするともっと良い)
特に
ゆっくり息を吐いてください。
とても落ち着きます。

血液中に二酸化炭素が増え、
この二酸化炭素が
脳幹にある縫線核を刺激して
セロトニンを分泌するのです。

息を吐くということに着目して、
何か気が付くことは
ありませんか。
話をしたら
気持ちが落ち着いたとか、
歌を歌ったら
スッキリしたとかありませんか。

声を出すというのは、
息を吸っていては出来ませんよね。
やはり息を吐きながらです。

3.イヤな奴に
会わなければならない苦しみを、
仏教では怨増会苦(おんぞうえく)
と言いますが、
そんな時あなたはどうしますか。
あまりのイヤさに
不機嫌な表情を
してしまうでしょう。

こんな時こそ、
第6回目のブログにも書いた
「ミラー細胞」を
思い出してほしいのです。

徹底的に
笑顔を絶やさないことです。
あなたを見つめる相手の顔が、
いつの間にか
ほころんでいることに
気が付くことでしょう。

これらは一時的ではありますが、
この積み重ねが重要なのです。
あなたを永遠に幸せにしますよ。

最後にもう二つ、
体が元気でないと
気が滅入りますので、
努力しなければならないことと
絶対してはいけないことを
言います。

とにかく、よく眠って下さい。
それも
深い眠りでなければなりません。
だから、酒や睡眠薬では駄目です。
良質な眠りでなければなりません。

朝は早起き朝日に当たり、
昼は絶対に寝ないことです。
一日一万歩以上に心がけ、
眠くなるまで決して寝ない。

しかし、
起きる時間は
毎日同じ時間にして下さい。

寝るときは、
豆電球も消して
真っ暗にして下さい。
(昼間出来たセロトニンが、
眠り物質メラトニンに
変わることが出来ません。)

朝は、
朝日で起きられるように
遮光カーテンは駄目です。
(セロトニンが出ません。)

絶対してはならないこと、
それは「体を冷やさない」
ことです。

夏の暑いときでも、
シャワーは出来るだけやめて
お風呂に入って下さい。
シャワーでは
体が温まらないだけでなく、
体についた水滴が気化するときに
体から体温を奪ってしまうのです。

私は、医者ではありませんが、
沢山の本を読んで分かったのです。
何度でも言います。
脳や身体のことは、
良く分かっていないのです。
特に脳や心のことは、
分かっていないのです。

高名な学者であればあるほど、
確信的なもの言いはしません。
でも、共通点はあります。
その共通点を探し出して、
実践したのが
このうつ解消法です。

私のオリジナルもありますが、
一つだけ何故調子が良くなるのか
分からない解消法があります。

それは、南枕です。
理屈は分からないのですが、
]寝起きがとても良いのです。

とにかく、
自分にあった解消法が
一つでもあれば良しとして下さい。

私は、
この解消法には
絶対的な自信があります。
重症化する前に、
一日でも早く始めて下さい。



(北海道旭川市、上野ファーム・「風のガーデン」のガーディナー)


次は、
第13回目の「うつ解消法
Q&A第二弾」です。

Q1
薬を飲まないということですが、
夜眠られなくなることを考えると
不安なのですが。

A1
薬には副作用があります。
耐性や依存性もあります。

本来、免疫システムが働いて
戦うことで学んでいくのに、
薬に頼ると免疫システムが
働かなくなります。

一番厄介なことは、
脳のことが良く分かっていないのに、
脳に直接働く物質を
投与していいのかという疑問です。

脳の薬は効くということで
登場するのですが、
少しでも
効かないという人が現れると、
途端に大半の人には
効かなくなるのです。

つまりプラシーボ効果なのです。

仮に効いたとしても、
副作用を正しく知って
服用しなければなりません。
副作用が出たらやめる、
良くなったらやめる勇気が必要です。

薬は、
睡眠薬でも安定剤でも抗うつ剤でも、
全て交感神経を結果的に
スイッチオンするのです。

薬に頼りすぎると、
副交感神経と交感神経のバランスを
自分の力ではとれなくなります。

つまり
自律神経失調状態を作り出すのです。
だから、やめてほしいのです。

眠れないのは、
昼間知らない内に寝ているからです。
1日や2日眠らなくても
死にはしません。

そう思って、本が読める、
好きなことが出来ると喜ぶべきです。
2日も寝ていなければ、
眠くてしょうがなくなります。

薬に頼ると思わぬところで眠くなり、
仕事時間中に
居眠りをすることになり、
だから夜になっても
眠られなくなるのです。

具合の悪い時は、病気になって
体を休めるように
出来ているのですが、
体が丈夫な人は
病気にならないので、
体は悲鳴をあげて
心に病をつくって
休ませようとするのです。

だから、
素直に仕事のことは忘れて
静養することが大事なのです。
無理をすると、
治る病も何年も
引きずることになります。

とにかく、
体を休めてほしいのです。
心の病にならない人は、
ガンや心臓疾患・
脳疾患になりますよ。

ガンと言えば、
何時も思うことですが、
助かっていないのは
病院で放射線治療や
抗ガン剤治療を受けている人に
多いような
気がするのですが・・・。

手の施しようがないと
言われた人で、
奇跡の生還を果たした人は
意外に多いのです。

避けられない死を前に
(誰でも必ず死ぬのですから、
遅いか早いかの違いなのですが)、
「死を覚悟すると
ストレスがなくなる」
と仮定すれば、
少なくとも交感神経優位から
副交感神経優位となり、

いわゆる
免疫力の上昇傾向が生まれ、
自分で自分を治すという
本来の生体に戻ったとは
言えないでしょうか。


Q2
第6回目から寅や三波春夫、
道新のいずみ欄・星の王子さま・
川を渡る女・水俣病など、
うつとは直接関係のないものが
書かれていますが、
何か意図があるのですか。

A2
大いに有りです。
どんな人にも悩みがあるということ。

三波春夫然り、
サンテグジェペリ然り、
作家や音楽家・演奏家・
哲学者・科学者・・・
名前は書きませんが、
才能豊かで何の不自由もないと
思われている有名人でさえ、
悩みに押しつぶされそうになった
経験をしているのです。

悩んでいるのは、
あなただけではないことを
知って貰いたかったのです。

水俣病は食のことですから、
正に食品偽装問題や
中国食品毒物問題など、
私達はもっと真剣に
怒らなければならない
ことなのです。

私達は他人事として、
遠巻きに眺める傾向があります。
火の粉が自分のそばに来てからでは
遅いのです。

寅の映画の息が長い一因は、
永遠のテーマ恋愛を
扱っているばかりではなく、
思いやりを扱っているからだ
と思います。
思いやりは情けと同じで、
決して「人のためならず」、
自分のためなのです。
今日はこのことには
深く触れませんが、
寅は私達自身なのです。

「川を渡る女」の
登場人物の思いを考えていると、
如何に自分の思いこみに
自分自身が支配されているかに
思い至る筈です。

登場人物の一人ひとりの思いを
理解しようとする努力をしていると、
養老孟司がいみじくも言った
「教養とは他人の心が
分かることである」
の教養が自然に身に付きます。
この、人に優しい教養は、
結局、自分自身を
救うことになるのです。

というわけで、
読み進む内に
うつ解消になるように、
仕組んであります。


最後までよく、
読んでくれましたね。
有り難う御座います。

正直言って、
私が創ったと言っても、
この解消法をいつも全て
実行しているわけではありません。

決して、
自分に義務を課していません。

何か無責任に
感じられるでしょうが、
皆さんにもそんなつもりで
実行してほしいと思います。
「決して無理をせず、
しかし楽をせず」の精神で
実行してほしいと思います。

ただ、
何事も他人に頼ってはなりません。
人生の主役は、自分自身です。

「幸せになりたい」
の一念さえあれば、
私の解消法は
簡単に実行出来るはずです。

つかこうへい の次の言葉を、
幾度でもあなたに贈ります。
「人はみな 
幸せになるために 
生まれてきたのです」


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2 コメント

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いわみさん、コメント有り難う御座います。 (猫が大好きな、けん)
2008-12-20 21:35:32
脳は本当に不思議な存在です。総大将といっても取扱注意のような存在で、喜怒哀楽を上手く使ってやらないと、ヘソを曲げてしまいます。自分に正直に泣いたり笑ったりしないと、総大将を無視したと言って、身体の指揮を執るという大事な仕事を放棄してしまいます。やっぱり、素直が一番ですね。
返信する
Unknown (シニアiwami)
2008-12-18 14:34:07
ブログへのコメントありがとうございました。

当たり前と言えば、当たり前でしょうが脳の働きものすごく大事ですね!
”意識の不思議”というテーマで記事を書いていて、自分は何でこんな記事を書いているのだろうと不思議な気持ちに襲われました。数ヶ月前の意識だったら多分書いてないと思います。
返信する

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