うつ解消マニュアル(脳及び心疾患・癌・認知症・更年期障害等々)

医者や薬は、むしろ症状を悪化させます!
治すのは、自分自身です! 
1回目並びにQ&A及び解説も、必ず読んで下さい!

第32回目 「想像力の欠如」「ありふれた奇跡」「バナナ」「呼吸法」「右脳」

2009年02月18日 20時46分46秒 | 「想像力の欠如」「ありふれた奇跡」
うつ解消マニュアル
(脳及び心疾患並びに認知症及び更年期障害予防)

第32回目(2009・2・18作成)
(マニュアルは第1回目にあります。常に最新版にしています。)

徒然なるままに・・・
「想像力の欠如」
山田太一脚本「ありふれた奇跡」
健康一口メモ・・・
「バナナ」「呼吸法」「右脳」

グー(2007.7.1開設)のブログに開設中
http://blog.goo.ne.jp/kenatu1104





今回は趣を変えて、
徒然なるままに何か思いついたことを書いてみたいと思います。


最初は、「想像力の欠如」です。

先日、こんなことがありました。

間違ったことを説明したか、
あるいは客人が聞き違えたケースです。
私の説明と前回の対応者の説明が違うので、
「前回の対応者は嘘を教えたのか」と言うのです。

内容があまりに基本的なことであったことと
対応した者がベテランだったため、
間違えて説明することはないと思いながら、
相手の話をじっくり聞きました。

そして、再度噛んで含めるように説明をしながら、
相手の気持ちが落ち着くのを待ちました。

そして頃合いをみて、
「対応した者は、ベテランでお客様からの評判も良い者です。
説明が不足していたと思われます。
その者もきっと自分の口で再度説明したいでしょうし、
あなたも気持ちがしっくりいかないでしょうから」
と言って、最初に対応した者のもとに案内しました

その後、その対応者から
「前回と同じ説明をした。
忙しいところ、ありがとうと言って帰った。」
と報告がありました。
しかし、私への「ありがとう」がありません。

事情を説明して引き継いだのだから、
何故その客人が怒りもしないで帰ったのか、考えなかったのでしょうか。
また、先に対応した私への心使いは何処にいってしまったのでしょうか。

何故その客人が怒りもしないで帰ったのかと思い至るのに、
それほどの思考力は必要ないと思うのですが・・・。
状況を考えれば、
必然的に私に対して「ありがとう」の言葉になると思うのですが、
皆さんはどう思いますか。

同世代にこの話をしたら、「想像力の欠如です」と一刀両断です。



(北海道鷹栖町、大西ガーデン)


私は日頃、会話を大事にしていますから、
もめる話でもいい加減にしないで徹底的に話し合うようにしています。
(喧嘩になることもあります。)
その結果自分に非がある時は、
当たり前の話ですが直ぐに謝るようにしています。

徹底討論の末、
自分に非がないことが明らかになった時でも、
あるいは非がないと思った時であっても、
不思議に思われるかも知れませんが、自分から謝るようにしています。

何故なら、
徹底した話し合いをした時は相手の言い分を聞いていますから、
お互いどの程度自分に責任があるのかは分かっているはずだからです。

だから、謝るのです。
それも相手より先んじて、謝るのです。

すると、相手は申し訳なく思うのでしょう、
「こっちこそ、ごめん」という素直な言葉が返ってきます。
それも笑顔付きです。

そして、不思議と二人の間には暖かい関係が生まれるのです。

しかし、最近これも効かない人種に出会ってしまいました。
私の気持ちは複雑です。
先に謝ろうものならば、
“やっぱり、お前が悪かったのか”と言わんばかりです。
そこで私が(相手に絶望して)怒ると、
「逆切れした」と心ない言いようです。

世の中に、こういう自分本位な思いやりのない人もいるのだと思うと悲しくもなります。

想像する力は、知識ではなく教養だと思います。
以前のブログにも書きましたが、

武田鉄矢は中学時代に、
担任の先生に「優秀な人間とは」と問われて、
「頭のいい人です。」と答えます。
すると、先生は次のように話してくれたといいます。
「優の字は人の横に憂いが立っている。
また、しいと打って優しいと読む。
人の苦しみ悲しみが分かる人が、
優しい人であり優秀な人である。」

私が最も尊敬する哲学者林竹二は
「絶望のないところに本当の優しさはない」

解剖学者の養老孟司も
「教養とは他人の心が分かることである」

脳科学者の茂木健一郎も
「他人の気持ちを思いやるという能力は、
実は一般的な意味での学力と深く関係する。」

と言い切ります。
4人に共通するのは、
「他者の物語を組み立てるイマジネーション(想像力)」
の重要性を言っているのだと、あらためて気付きます。



(我が家のみみとまり)


さて次は、
木曜日のTVドラマ、山田太一(1934.6.6-)脚本の「ありふれた奇跡」です。
前回の倉本聡脚本の「風のガーデン」に引き続いて、楽しみに観ています。

世界をみると、
特に第三世界をみると餓死者が日常的に出ているなど、
あまりの惨状に驚きます。

日本もつい最近まで、
特に戦時中や終戦間もない頃は同じようなものでした。
そういう意味では、
恵まれた衣食住・テレビや映画・音楽・車・飛行機・レジャー・旅行・三度の食事・きれいな水等、
今の私たちには当たり前のものです。

世界の惨状や戦争を知っている人にとっては、
今の日本は奇跡と言っても言い過ぎではないと思います。
つまり、奇跡がありふれているのです。

奇跡は、滅多におこるものではありません。
だから、奇跡なのです。
なのに、今では奇跡はありふれたものになっています。

私たちは、そういう奇跡の中で生きています。
なのに、私たちはちっとも幸せではありません。
毎年3万人が以上の人が自殺をしています。
何故なのでしょう。

脚本家山田太一は登場人物に、もしかしたら
死ぬまで抱えて行くであろう自分の秘密をカミングアウトさせます。
山田さんは、今の時代の閉塞感や人間不信を、
語ることで乗り切ろう、乗り切れるんじゃないか
と言っているような気がします。

「本音を語らずして、豊かな人間関係は生まれない」
という確信のようなものを感じます。
一見学芸会のようなこのドラマには、
突然引き込まれ、私も仲間になって話がしたい
という衝動に駆られるようなところがあります。
優しくて直向きな人というのは、やはりとても魅力があるのです。


私は自分のうつを周囲に隠しませんでした。
それは妻が乳癌になった時に、
隠さなかったことに感銘を受けたせいかも知れません。

妻は同じ乳癌で悩んでいる人がいたら一緒に悩み、
もしかしたらその人の力になれるかもしれないと、
周囲には勿論、年賀状でも公にしました。

私が体験したことで言えば、隠すと病気だけではなく、
隠しているという後ろめたさと闘わなければなくなります。

心の病であろうと何であろうと、堂々と周囲に伝え、
その病気と真正面から闘う方が良いと実感しています。

もう一つ良いところをあげると、
仲間が出来ることと自分より知識を持った者の意見が聞けることです。
それに隠していませんから、
話をした相手も一生懸命になってくれますし、
なんといっても病気に真正面から向き合うことが出来ます。
願わくは、病気を隠すことなく、真正面から向き合い、
ヒョイと乗り越えて欲しいものです。

病気になったら、何のことはない、後は治るだけです。





最後に、私が実践している健康一口メモを幾つかご披露します。

1.塩辛い者を食べたときは、バナナを食べています。
成分の「カリウム」は、ナトリウムと結合して外に出してくれます。
高血圧の人にはいいですよ。

2.試験や会議などでシャッキとしたいときは、バナナを食べます。
炭水化物を多く含み、しかも消化吸収が早いので、元気が出ます。

そして、果糖・ブドウ糖・ショ糖、
特にブドウ糖は脳のエネルギー源なので、頭が良くなります。
でも勉強しないと空っぽの頭なので、
頭が良くなったという実感はありません。

3.人前であがってしまう人や
ここ一番と言うときにリラックスをしたい場合は、
息をゆっくり吐く、腹式呼吸をしています。
呼吸をゆっくりしながら、
その数えると他のことが考えられなくなります。

息を吸う方に意識が行かないように、
吐く方に神経を集中すること。
吐くのは副交感神経を刺激し、
吸う方は交感神経優位になるのです。

4.無理な頼み事などは、相手の左耳に囁いています。
右脳と左脳は、
体のそれぞれ反対側の左半分と右半分を支配しています。
右脳は感情脳、左脳は理性脳、
だから左耳に囁くと無理なお願いも通りやすいのです。

恋人には、効果てき面ですよ。
ただし、右脳は感情脳だけに、
嫌われている人が左耳に囁きかけると、
もっと嫌われるかも知れません。

気を付けて下さい。

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2 コメント

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Unknown ()
2009-02-21 23:38:08
お久し振りです。想像力は大切ですね。本当だったら、「ありがとう」を言うのが大切なのに伝言を忘れずにいわなければと思い、思わず忘れてしまうことが私はあります。相手の気持ちを考えると反省ですね・・・
返信する
まさん、コメント有り難う御座います。 (猫が大好きな、けん)
2009-02-22 23:38:26
まさんは、とても素直ですね
「ありがとう」は、幸せになるための合い言葉です。
感謝の言葉というのは、実は相手よりも言った自分の方が遙かに幸せになります。
・・前にも書いた「ミラー細胞」、覚えていますか
返信する

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