大文字屋の憲ちゃん (当面は 石巻 地震) 

RIP 親父 けんちゃん 石巻 地震

20140801 石巻川開き帰省 その1―石巻は今年も熱かった

2014-08-12 12:28:07 | 日記

2014年の石巻川開き祭りの開催予定をネットで調べると、昨年同様7月31日と8月1日の2日間開催であるが、パレードのスタートが午前11時とこれは昨年より1時間早い。ということで、自宅から始発で向かっても1時間も余裕をもって臨むことができると幸いに思ったものである。

そういうわけで小田急線生田駅5時12分の始発準急に乗り、新宿駅で切符を購入してJR中央線に乗り換え、東京駅から6時32分はやぶさ1号青森行きに乗車、8時4分に仙台着、仙台駅前から8時17分発のミヤコー高速バス石巻行きで9時40分石巻着。バスを降りてすぐに「暑い!」と思った。午前中だが30度を超えているのではないか?

駅前の喫茶店で一息。立町から備長扇屋さんを右に入り、たばこ屋さんから昔東京コンパのあったあたりを寿町に抜ける。道々川開きパレード見物の出掛ける人の流れが見られ、今年は平日開催のため昨年より少し出足が鈍いように思われたが、これは夕方が近づくに連れてどんどん例年通りの賑わいとなった。

大文字屋に10時半頃到着。いつ工事したのか未確認だが、裏の倉庫が解体され更地になっていた。憲ちゃんに線香をあげて一息つくと、11時開始のパレードを撮影に。

先頭の「2020東京オリンピック・パラリンピック聖火台・聖火リレー出発地誘致トーチリレー」という長いタイトルのイベントは一瞬で通り過ぎ、次の消防音楽隊に続いて小中学校の鼓笛隊&ブラスバンンドである。予定表を見ると、参加校が少ないように見えたが、実際には昨年同様ほぼ例年通りの参加のようであった。

今年も子どもたちの演奏は胸に響いた。

見物していた人たちの声で知ったが、門脇小学校の参加は今年が最後となるようだった。

パレードの間があいたので、まるみ屋の英明くんに会いに行く。今春閉店したとの情報は得ていたが、この日はシャッターを開けていて、中にお母様がいらしたので挨拶すると、驚きながらも奥にいるらしい英明君を呼びに行ってくれた。

英明くんは「おー、どうもどうも」と、いつもの様子で出てきた。話によると、店は閉めたが商売は続いているとのこと。震災前と現在を比べると店前の人通りは以前を100とすると現在は20だという。そういう中で店頭販売はなかなか難しい。諸部門を整理し、お得意さんからの注文を中心に商売は続いているのだという。今後の店の再会については「様子を見てだな」とのことである。

その時たまたま聞いたことだが、災害復興住宅が中央1丁目の河岸付近に建つことになったという。そういう中で今後アイトピアに新たな人の流れができることも期待できるのかもしれない。

復興の進み具合を問うと、「まだいい方なんでねえがなぁ」。そういえば街中を歩いていても、通りはきれいになったし、破壊された建物を目にすることも少なく、全体としてきれいになったという印象だ。建物自体が、あるいは街自体が根こそぎなくなったりした地域に比べれば、たしかに復興の速度は相対的には速いとは言えるのだろう。まだまだ問題があるとはいえ。

いずれにしても以前と変わらぬ地に足がしっかりついた話ぶりにひどく安堵させられた。仕事であるから大変は大変であろうが。弟さんの近況も少しうかがうことができて懐かしかった。

帰宅して軽く食事をとる(といってもキクちゃんが「付き合いだから」と買ってきた出店の焼き鳥、唐揚げ、おにぎり、やきそば、イカ丸焼き各1パックずつ)。

立町を歩いていると貞吾さんに会い握手。

小柳町の「小柳焼き鳥」に平塚達也君のお母様を訪ねる。相変わらずお元気そうだったが、いつもいらっしゃる妹さんはこの日は不在で、どうも体の調子がよくないらしい。達也君が亡くなった当日に中学の卒業式に出席したお孫さんが大学に入学したとの話に3年の歳月を感じる。達也君は中学当時はどちらかというと細面で、これはお母様似であったが、幼少時は丸顔でお父様にそっくりだったという。そういえば私も以前はどちらかというと母親似と言われたが、最近は父親に似てきたと言われることが多い。親に似る似ないは時期によるものがあるようである。最近外出することが少ないとのことで、健康のためにも多少は体を動かすことをおすすめして辞した。

夕方6時過ぎ、駅近くの四釜商店さんで挨拶がてら日本酒を買って帰ろうと思ったら既に閉店。この日は6時閉店らしかった。この日飲む酒の心配をしながら立町を戻る。

7時半からの花火大会を撮影。一応動画に撮ってアップしたが、今年も撮影は上手くない(苦笑。花火の天から降ってくるような光と音の迫力と美しさは生でなければ味わえない。だからできるだけこれに集中したい。だから…と言い訳しておこう(苦笑。ところで今年は花火の本数が多かったかもしれない。昨年までは煙が漂っていると「現在上空に煙が残っております。少々お待ちください」のアナウンスが10回近くあったと思うが、今年はおそらく2、3回。煙がかなり残っている状態でもガンガン打ち上げ、煙の多さを大量の光で押し切らんとしているに見えた。打ち上げは時間ギリギリまでかかっていたし、花火と花火の感覚が短いようにも感じられた。景気がよくなってきたということかもしれないが、一本一本を大事にする気持ちは忘れないようにしたい。

幸い立町の酒屋さんで「橘屋」の特別純米酒を見つけたので購入。寿酒店でも墨廼江の純米の小瓶を見つけた。キクちゃんが用意しておいてくれた刺身+αをアテにこの晩は飲んだのである。

 

20140801 石巻川開き帰省 その1―石巻は今年も熱かった

20140801 石巻川開き パレード

20140801 石巻川開き 花火大会

Stevie Wonder - Ngiculela - Es Una Historia - I am Singing

付記1
 先日、石中、石高同窓生のジン君(新沼君)からメール有。オランダへの転勤が決まり、既に渡航とのこと。頻繁に海外出張をされているとは聞いておりましたが、この年齢での海外転勤に本人も驚きのようす。今後益々のご活躍とご健康を祈る。

付記2
 「橘屋」はラベルの住所に「二郷」とあるのを見て買った。二郷は小糸さんの実家の地(宮城県遠田郡美里町二郷)。酒蔵は黄金澤で知られる川敬商店。使用米「ひとめぼれ」のこの純米は、オイリーな米の旨味を生かした旨酒。滑らか且つキレ良く後を引く。つい呑み過ぎてしまった。

 

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