自転車+クロカン スノーデュアスロン 雪中レース 美幌で20日初開催
【美幌】雪上の自転車とクロスカントリースキーの合計タイムを競う「スノーデュアスロン北海道2022」の第1回美幌大会が20日、柏ケ丘公園で開かれる。夏に自転車とランニングで行われる美幌名物「100キロデュアスロン大会」の冬バージョンと言える美幌初の催しで、大会関係者は「雪中の熱いレースを楽しんで」と参加を呼びかける。
道内でスノーデュアスロン大会を手掛けるNPO法人「花サイクルクラブ」(札幌)などの主催で、新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で行う。オホーツクで自転車ツアーを企画・実施している元美幌町地域おこし協力隊員の河本真由子さん(41)も大会の企画運営に携わる。
種目は「Aコース」が自転車5キロとスキー5キロの計10キロ、「Bコース」と「Bコースジュニア(小学4年~中学3年)」は自転車2キロとスキー2・5キロの計4・5キロ。柏ケ丘公園陸上競技場を自転車で周回した後、スキーに履き替えて周辺のアップダウンのある歩くスキーコースを滑走する。
競技開始は午前10時。18歳未満と高校生の参加には保護者の承諾が必要。参加料はAコース5千円(定員30人)、Bコース3千円(30人)、Bコースジュニア2千円(20人)。レースで使う自転車は太いタイヤの「ファットバイク」を推奨しており、希望者には有料で自転車とスキー用具を貸し出す。
申し込み締め切りは6日。河本さんは「自転車とクロカンスキーの二つを同時にやるから面白い」と、美幌初の大会に期待を寄せる。当日は会場でファットバイクの試乗会も行う。問い合わせは大会事務局(電)090・1305・4923へ。(阿部誠)