街あるきコースガイド 福島城御殿はここに ・・ 鎌倉時代の宝塔 板倉神社
福島城配置図 小説に出てくる弁天山 地球上での位置確認 街あるきの仕上げは ・・
“福島城と城下町” 駅前の観光案内所でもらった“街あるき”ガイドの中で気になっていたコースだ。 スタートの街なか広場はイベント等を行う広場になっているが 城があった時代には大名が宿にしていた本陣が三軒あったそうだ。今も昔も街の中心地は変わっていない。 コースに沿って歩いていくと県庁に到着。 今の県庁駐車場に本丸御殿が建っていたらしく 県庁の建物があるエリアは 馬場や鉄砲場 武器庫だったらしい。 本丸御殿から続く庭園が今は紅葉山公園になっている。 その中に 石の宝塔 があった。 わきにある説明文によると 福島城の前身は寺だったそうで 大仏もあったことから 大仏城 と呼ばれていたらしい。 そしてこの宝塔は鎌倉時代のものというから歴史の深さを改めて感じた。 城の最後の城主は板倉氏で約170年続いたそうだ。 その間 城下町の形を作り上げ現在に至っているということである。 その時代の福島城配置図を板倉神社鳥居近くの説明プレートで見ることが出来たのが興味深かった。 この場所からは阿武隈川の眺めがよい。 対岸には 森鴎外が書いた山椒大夫にも出てくる弁天山が見える。 春には桜が美しいところだ。 コースに戻って 河野広中像や密語橋のレプリカを見ながらスタート地点の街なか広場に戻ってきた。 この広場に面した歩道に今自分が立っている地球上の位置がわかるプレートが埋め込んである。 その中で海抜の数字だけは感覚的にわかったのがよかった。 駅に向かう途中 フルーツ屋さんがオープンしているルベルジェと言う店に寄り フルーツタルトとコーヒーを味わいながら今日歩いたコースを振り返ることができた。 やはり締めくくりはこうでないと ・・・ 今日も街あるきはおもしろかった。