車窓よりアンデスの山々を眺めながら約10時間の豪華列車、
ペルーレイル(ファーストクラス)にて、長時間の旅。
車窓からの素晴らしい眺め。今まで見ることのない風景。
こんな過酷な地域での生活をのんびりと過ごす姿に、うらやましくもあり。
ストレス社会に住むわれ等にとっては考えにも及ばないものを・・・・
いよいよ標高が1番高いララヤ峠
ちょっと頭痛がひどくなってきたようです。
のどかな景色を眺めながら、優雅に食事をと思っては
いましたが、食欲もなく(動きもせずあたりまえかな)、頭痛もありで、
お茶程度。コカ茶が高山病に、効くとのことでみなさんよく飲んで
いらしたようです。(麻薬の1種で国外持ち出し禁止です。)
途中で雹が降ってきました。見る見るうちに積もって。
10時間も過ぎ右手にチチカカ湖がみえてきました。
大きな湖です。琵琶湖の12倍の広さ。対岸はボリビアです。
プーノへ到着。エステベス島に建つホテルからはチチカカ湖が
目の前に。部屋からは神秘的な湖の眺めが最高でした。
早朝より行動開始。チチカカ湖遊覧観光で、「ウロス島」へ。
チチカカ湖でおなじみの葦の船
小学校(フジモリ大統領がポケットマネーで作られたとか)
子供たちの目が輝いています。帰りにはハグをして・・・・。
日本のわらべ歌など5曲も歌ってくれました。
ジャイカの方たちが教えてくださったそうです。
お菓子をあげたら喜んで分け合って・・・・
ウロス島の食材です。豆芋など
ここは今までのところよりもっと長閑でした。
同じ時間をあくせくと暮らす人種、のんびりと暮らす人種。
でも長生きはしないそうです。医療が充実していないせいで。
陸に戻り、シルスタニ遺跡観光へ
1時間ほど歩きましたが、空気が薄く、ゆっくり
ゆっくり行動してもつらく感じ、添乗員さんも小さな声で
バテ気味でした。気圧の怖さを感じて・・・・。
バスの中で降りずに、仮眠をとる人、休む人あり。
フリアカ空港まで1時間。そこからリマまで1時間半。
とにかく低地へ戻りたい。おりさえすれば高山病とは
お別れできる。もどす人、下痢症の人。
頭痛はあたりまえ、ということで、素晴らしいものを
見るには大変な思いをしてなんとかリマへ到着。
リマの夕日がきれいでした。日本では朝日です。
これから又で5時間、夕食は車中でお弁当。
初めての日本食、おにぎりに感謝。
ホテル到着は24時。なんという強行軍。
体力、気力のみ。少しでも若いうちに行くべきところ。
さあ!!明日はナスカの地上絵が見れます。
の中はシーンと静まり返り、皆さん
24時予定どうりイカのホテル到着。明日にそなえ
ゆっくり。高山病から解かれただけでも・・・。