毎年恒例のケアサービスでのクリスマスコンサート。
みんなかわいく仕上げてきました。
仕上がらなかったのは曲でした。
出席者がなかなか確定せず
出席登録になっているメンバーの顔ぶれをみて
この曲できそうだな
と目論んでいても
ある日こっそり欠席に変わる…
社会人バンドですから
そういうこともあるでしょう。
でも
選曲する人の、指導する人の、そして出席するのに曲が決まらなくて困るメンバーの
気持ちになってもらいたい。
なかには、その日に予定があってもずらしてくださるメンバーもいます。
それが正解かわかりませんし、できることとできないことがあることもわかります。
ですが、
団に所属している以上は団に心だけでも寄り添っていただけると
うれしいし助かる。というのが本音です。
そんなこんなで
今までの楽団運営において
「楽譜を取りに行けないから練習できない」
という方のために工夫をしたり
「来週休みで原譜も持って帰られないから楽譜に書き込みができず忘れる」
方のためにプリンターを用意したりと
至れり尽くせりになってきたのに
変わらないのは
人間のほう。
もうええかげんに変わらないとね。
今回も
涙ぐんだり、ボロボロ泣いていたご高齢の方多数。
一生懸命の気持ちは伝わっていると思います。
ただ、
いろんな要素が重なったにしろ
「きてくれて」よかったね、の演奏にだけはしてはいけない。
なぜなら
定期演奏会は楽団の演奏を「聴きたくて」
来られるお客様のみ。
しかも、
「宝塚高校OB吹奏楽団」が演奏するから、というよりも
「この選曲、聞いてみたい」から来られるお客様が多い。
ということですよ。
今回の演奏で、「ふるさと」を一緒に歌いましたが
楽器紹介で「君といつまでも」を吹いているときも
「港町13番地」を吹いているときも
「川の流れのように」「時の流れに身をまかせ」のときも
一緒に歌ってくださってました。
本当にありがたかったです。
口ずさめる選曲が少なくともある。
当楽団のコンセプトとすれば、これ基本ですね。
そういう選曲ほど、心に残る演奏会になると思います。
今回のメンバー
お疲れさまでした
そのために数少ない合奏の時間を有意義に使えるように、個々の意識を変えていく時かもしれませんね。
木管セクションだけでかなりの合奏時間を無駄にしたこと反省します…
ピッコロも、がんばってねー!
良いお年を!