今日は阪神・淡路大震災の日。
毎年この時期になると思い起こすことがたくさんあります。
そして映像を見て少し苦しくなりながらも
命を大切にしようと改めて考える毎年のこの時期でもあります。
楽団員の多くもおそらく被災したこと。
そして
私たちの生活を大きく変えた災害。
震災によって楽団の定期演奏会が中止になり
その定期演奏会を復活させることにかなりの時間を要したこと。
色々な思いが駆け巡る日。
今回の鎮魂の火には《きざむ》
とありました。
記念式典では佐渡裕先生の指揮で
「しあわせ運べるように」を演奏していました。
映像だけではありますがとても美しく静かでいて心が揺さぶられる音色でした。
楽団としては
ここ数年この曲を演奏する機会がなくなりました。
お正月だから
震災の日に近いから
決まっているから
なんとなく演奏するのではなく
もし演奏する機会ができたら
亡くなった方々の事
震災があった事
音楽を奏でられる有り難さを
噛み締めて演奏する。
周りの方々がこの曲を聴いた時に
その時の記憶を《きざむ》事ができるように演奏したいと個人的には考えています。
みなさんにしあわせ運べるように。
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