Yahoo! ニュース……<関東バス>月に800便間引き運行 運行停止処分へ…毎日新聞
東の関東バス
西の京都市バス
こうバスヲタから揶揄されるほどに、利用者から圧倒的な不評を勝ち得ている関東バスが、期待に違わずやらかしてくれましたな。
2004年10月か11月だったかのブログの記事で、江ノ電バスが利用者のためを思って、ダイヤの2倍ものバスをなんの予告もなく走らせて運輸局から大目玉を食らった話を書いたことがあるのだが、今回は全く逆。
この新聞記事を見てふと疑問に思ったのだが、ラッシュ時に渋滞を考慮していないダイヤ編成というのももちろん問題なのだが、渋滞したからといって勝手にダイヤを間引くというのはどういうことだい?運転士サイドが、○○分遅れたのだからこの便は運行したことにしておけばいいやと、勝手に間引いていたという事情もあるんでないかい? 労働協約上の運転手の拘束時間に制限があるのだろうけれど、運転士サイドか会社サイドかはこの記事では読み取れないけれども、どうも運転手それぞれに「裏ダイヤ」があったのではないかと思うのだが。でなければ、ここまで綺麗にバスを勝手に間引くということはできまい。
そうでなくても、ただでさえ関東バスに関してはいい話をほとんど聞いたことがない。つい最近も、操車場でサイドブレーキのかけ方が甘く、操車場のはす向かいにある民家にバスが突っ込む事故を起こしている(しかも2度も)し、降りている乗客を平気でドアに挟む話はしょっちゅう聞く。運転手も、人によってはマイクで案内する人も見かけるらしいが、中には、まさに昭和の時代のバスの運ちゃんといった風情の運転手もいるようだ。
まあ、ゴロツキまがいの運転手などは、関東バスに限った話ではなく、一昔前なら地元京成バスや東洋バスなど、どこにでもいたような気がする。バスの運転手の接客態度は、西日本、特に西鉄バスが総じてよく、関東は後れを取っていたのは間違いない。九州、特に福岡では、客が降車ボタンを押して運転手が「はい停車」としか言わないだけで営業所に苦情が来るという土地柄だったりする。そんなもん、福岡では当たり前かもしらんけれども、東京じゃそんな運転手なんかいないぞ…と思ったこともあった。
そういえばスポーツ新聞を見ていて、やたらと関東バスの運転手募集の求人広告をみるのだが、背景にこうしたことがあるのか…と思うと、全ての話が合点がいくというものである。
ラッシュ時にうまくバスが回転しそうにないことなど、ダイヤ編成をしていれば分かりそうなものなのだが…。まったく。
ちなみに、西の京都市バスは、別名「死バス」と言われるほど、バスの事故や乗客の人身事故が絶えないところで有名である。
京都の道路事情が劣悪なこともあるのだが、観光シーズンはいつ乗っても超満員、加えて道路が狭いものだからバスが定時で来るはずもなく、利用客はいつ来るかも知れないバスをただひたすら待ち続けるハメになる。オンシーズンには、観光バスでさえ、嵐山から京都市役所(河原町御池)まで1時間かかるのだから、京都市内を走るバスの所要時間など推して知るべし。1998年2月、京都駅八条口前のホテルに泊まって、せっかく京都まで来たのだから、夕食は天下一品の総本店でラーメンを食べようと思って、京都駅前から上終町京都造形芸術大学前まで5系統岩倉操車場前行きのバスに乗ったら、週末の夜、加えてもろに繁華街である四条通を通るので、1時間以上かかったこともある。なんで京都市内の移動に、しかもたかだかラーメンを食いに行くのに1時間以上もかからにゃいかんのかと憤慨した記憶が蘇る。おかげで、天下一品のラーメンをたらふく堪能してさあ帰ろうと思ったら、赤いランプをつけた京都駅行き5系統(つまり終バス)が通り過ぎていった…。どうしよう…。仕方なく腹ごなしに北大路通まで歩いて、まだあった北大路先回り京都駅方面行き206系統に乗って帰ったさ。大回りだったけれど。
それはさておき、関東バスの一件は、利用客からすれば、「やっぱりか」という思いだったろう。
人手が足りない関東バス。さてどうする?
東京都西部などで運行する「関東バス」(本社・中野区)が、武蔵野市のJR吉祥寺駅北口発着便を中心に、1カ月に44路線、約800便を間引いて運行していたことが関東運輸局の調べで分かった。間引き運転は、01年1月のダイヤ改正から続いていたとみられ、同運輸局は道路運送法違反にあたるとして、5月にもバス数台を運行停止処分にする方針だ。
同運輸局は乗客からの苦情を受け、昨年12月、現地調査を行った。その結果、吉祥寺駅北口発のバスなどがラッシュ時間帯の道路渋滞のため、ダイヤ通りに運行していないことが判明した。吉祥寺駅北口発向台町5丁目行きが11月中に288便運行しないなど、少なくとも4営業所の44路線で平均1日約25便が間引かれていた。
関東バスは今年1月、バスの発着間隔を見直した新ダイヤを同運輸局に提出し、2月20日から運行している。同社の堀切基文運輸部長は「最近1~2年で苦情が増えたが、増車や人員の余裕がなくダイヤを見直せなかった」と釈明している。
乗り合いバスへの運行停止処分は異例の措置。同運輸局は「数台のナンバープレートを一定期間差し押さえるが、乗客への影響はないと思う」と話している。【長谷川豊】
東の関東バス
西の京都市バス
こうバスヲタから揶揄されるほどに、利用者から圧倒的な不評を勝ち得ている関東バスが、期待に違わずやらかしてくれましたな。
2004年10月か11月だったかのブログの記事で、江ノ電バスが利用者のためを思って、ダイヤの2倍ものバスをなんの予告もなく走らせて運輸局から大目玉を食らった話を書いたことがあるのだが、今回は全く逆。
この新聞記事を見てふと疑問に思ったのだが、ラッシュ時に渋滞を考慮していないダイヤ編成というのももちろん問題なのだが、渋滞したからといって勝手にダイヤを間引くというのはどういうことだい?運転士サイドが、○○分遅れたのだからこの便は運行したことにしておけばいいやと、勝手に間引いていたという事情もあるんでないかい? 労働協約上の運転手の拘束時間に制限があるのだろうけれど、運転士サイドか会社サイドかはこの記事では読み取れないけれども、どうも運転手それぞれに「裏ダイヤ」があったのではないかと思うのだが。でなければ、ここまで綺麗にバスを勝手に間引くということはできまい。
そうでなくても、ただでさえ関東バスに関してはいい話をほとんど聞いたことがない。つい最近も、操車場でサイドブレーキのかけ方が甘く、操車場のはす向かいにある民家にバスが突っ込む事故を起こしている(しかも2度も)し、降りている乗客を平気でドアに挟む話はしょっちゅう聞く。運転手も、人によってはマイクで案内する人も見かけるらしいが、中には、まさに昭和の時代のバスの運ちゃんといった風情の運転手もいるようだ。
まあ、ゴロツキまがいの運転手などは、関東バスに限った話ではなく、一昔前なら地元京成バスや東洋バスなど、どこにでもいたような気がする。バスの運転手の接客態度は、西日本、特に西鉄バスが総じてよく、関東は後れを取っていたのは間違いない。九州、特に福岡では、客が降車ボタンを押して運転手が「はい停車」としか言わないだけで営業所に苦情が来るという土地柄だったりする。そんなもん、福岡では当たり前かもしらんけれども、東京じゃそんな運転手なんかいないぞ…と思ったこともあった。
そういえばスポーツ新聞を見ていて、やたらと関東バスの運転手募集の求人広告をみるのだが、背景にこうしたことがあるのか…と思うと、全ての話が合点がいくというものである。
ラッシュ時にうまくバスが回転しそうにないことなど、ダイヤ編成をしていれば分かりそうなものなのだが…。まったく。
ちなみに、西の京都市バスは、別名「死バス」と言われるほど、バスの事故や乗客の人身事故が絶えないところで有名である。
京都の道路事情が劣悪なこともあるのだが、観光シーズンはいつ乗っても超満員、加えて道路が狭いものだからバスが定時で来るはずもなく、利用客はいつ来るかも知れないバスをただひたすら待ち続けるハメになる。オンシーズンには、観光バスでさえ、嵐山から京都市役所(河原町御池)まで1時間かかるのだから、京都市内を走るバスの所要時間など推して知るべし。1998年2月、京都駅八条口前のホテルに泊まって、せっかく京都まで来たのだから、夕食は天下一品の総本店でラーメンを食べようと思って、京都駅前から上終町京都造形芸術大学前まで5系統岩倉操車場前行きのバスに乗ったら、週末の夜、加えてもろに繁華街である四条通を通るので、1時間以上かかったこともある。なんで京都市内の移動に、しかもたかだかラーメンを食いに行くのに1時間以上もかからにゃいかんのかと憤慨した記憶が蘇る。おかげで、天下一品のラーメンをたらふく堪能してさあ帰ろうと思ったら、赤いランプをつけた京都駅行き5系統(つまり終バス)が通り過ぎていった…。どうしよう…。仕方なく腹ごなしに北大路通まで歩いて、まだあった北大路先回り京都駅方面行き206系統に乗って帰ったさ。大回りだったけれど。
それはさておき、関東バスの一件は、利用客からすれば、「やっぱりか」という思いだったろう。
人手が足りない関東バス。さてどうする?
昔、知人の紹介でこの路線に乗ったら、来たのが1979年式の非冷房バス! 当然当時最古参の強者で、自動車専用道路を、窓を開け放ちながら爆走する姿に萌えましたww
11月から新横浜駅行きに短縮及び東急バスに移管する為、運用調整も大変である。
■ 港北車庫と港北ニュータウン車庫の違い
横浜アリーナに近いのが港北車庫。
地下鉄川和駅に近いのが港北ニュータウン車庫です。