ロッテ・黒木が千葉マリン1545日ぶり勝利!PO進出も決定 (サンケイスポーツ) - goo ニュース
そりゃもう涙・涙・涙。
お立ち台に上がったジョニーは、あれっと思うくらいにあっけらかんとしていたが、そのあんたの姿を待ちわびたファンがどれだけ多くいたことか。
俺の周りの客ももう涙、涙、涙。苦しいときもいいときも知っている、ちょっと古くからの野郎どもという野郎どもは、スタンドで、明るく振る舞うあんたの安堵した姿に、心から涙した。
涙した理由は、何もジョニーが復活したからという、ただそれだけの理由ではない。
祝・プレーオフ進出決定!!
思えば強くなったものである。去年の今頃は、Bクラスの中程に甘んじていたというのに。
そこへきてジョニー復活登板という、ボビーからのまたとない演出のかかった贈り物。約1年ぶりの1軍のマウンド、プレーオフ出場マジック残り1、そして、夏休み最後の日曜日。ある意味ボビーはとんでもない策士である。夏休み最後の日曜日、しかもプレーオフ進出をかけた大事な一戦に、ジョニーを送り出すというのである。これがファン心理として燃えないはずがない。名古屋から、福井から、大阪から、各地から新幹線を、夜行バスを乗り継いで、聖地千葉マリンに足を運んだ。日曜日のナイターだから、明日の仕事に影響が出ないと言えば嘘になる。遠くから来た人は、夜行バスやマイカーを降りたそばから職場に向かわなければならないだろう。それでもジョニーに声援を送るためならば、プレーオフ出場マジックが1ともなるならば、多少のことくらい我慢できるさと、ファン心理をかき立てたボビーの手腕もさることながら、一つも落とすことの出来ないというチーム状況にありながら、万全な体勢でジョニーを「この時期に」送り込んできたスタッフに、ただただ恐れ入るばかりである。
何よりジョニーが一番分かっていたはずである。この時期に復活登板をかけるということの意味を。即ち即戦力として、先発5本柱の中に入っていかなければならないからである。
俺たちも、万全な体勢で、ジョニーに声援を送らなければならない。
待っていた。
お膳立てはそろったぜ。
あとはひたすら「ジョニー! ジョニー!」と熱いソウルを震わすだけだ。
結局晩はほとんど一睡も出来ない状態で朝を迎えた。睡眠薬を飲もうかなとも考えていたのだけれども、あとあと残眠感が出ても辛いものがあるので見送り、寝よう寝ようと思えば思うほど寝付けなくなり、仕方ないからパソコンを開いてブログの更新でも見ますかね。ほー、アクセス状況を開いたら、6日連続アクセスip数3ケタ越えですか。増えたものだなあ、読者も。まあ今までからの経験から言えば、土日は間違いなくアクセス数が落ちるから、こんな状況もそう長くは続かないだろう。
眠れないついでに一計を案じる。どうせ今日は曇天で気温もそれほど高くないから、早めに千葉マリン脇の駐車場に車を入れてしまって、仲間内で、今日の集合時間とされている2時頃まで寝ておこうか。昼間になったら眠たくなるだろう。
家を朝10時頃出発、200メートルほど走って、自動販売機でお茶かコーヒーでも買っていこうかなと思った瞬間、あべちゃんから電話が。
そういえば今日は高校の同窓会の役員会なんだっけ。しかし会長に連絡が取れなかったから今日は出られないんだ、ゴメン、というと、さっき会長には連絡してあるから、今日の今日ってーのは困るだと。
…、参ったな。車出したばっかりだし、全然寝てないし、まあ、連絡しなかったのはこちらにも落ち度があるということで出席を決意、ただし午後1時頃までしかいられないよ伝えておく。本来なら会議の中座は大変失礼にあたる行為なのだが、出席するかわりにこちらの予定も聞き入れて貰おう。
車を置いて、徒歩20分くらいの所にある、渋滞の名所国道16号村上団地入り口交差点そばのレストランへ出かける。会議に1時間半ほどばかり出席し、学校の金で昼飯を食っただけで会場を後にせねばならないのは良心にすこしうずいたが、今日ばかりはこちらの都合も聞き入れて頂こう。終始ご機嫌斜めで会議に臨んだのは大人げなくて申し訳ないと思うが、いかんせん寝不足が災いしていた。
午後1時ぴったりに会場をあとにし、村上→勝田台→津田沼→幕張本郷→マリンスタジアムと、都合3回の乗り換えはひじょーに面倒。車なら信号を曲がれば後は球場入り口まで一直線なのだ。最近、帰りがとても辛いと思ってしまうから、やっぱり車がいいのかなあ。でも車は車で最近は車が動かないし、土日デーゲームなんかは357に出る車で球場を出ても渋滞しているから、デーゲームの王道は駅まで歩いて酒を飲んでバスで帰宅なのかなとも思う。
勝田台の乗り換えがとてもうまくいき、スタジアムには2時前には入れた。もう、スタジアムはバカばっかりというか、ジョニー効果とあって、人、人、人。ライトスタンドの列も、確実にライトスタンだけでは収まりきらないほどのファンがあふれている。
案の定、外野は開けてみたらレフトスタンドを3ブロック、マリーンズファンに明け渡さないと収容できず、それでもあぶれたファンがポール際を埋め、まさに開幕戦以来の人の群れ。マリーンズファンでバッファローズファンを取り囲んでいた。なんだか、福岡ドームで見たことのあるような光景が広がっていた。
試合は、我々の声援がジョニーに届いたか、毎回ランナーを背負うものの要所を締めるピッチング。雄叫びをあげるジョニーがマリンビジョンに大写しになった瞬間、やっぱり胸が震えてきた。やっぱり、マリーンズを引っ張っていくのは、あんたじゃなきゃ駄目なんだ。
ジョニーの熱いソウルを藤田→薮田→コバマサと、4人で計9安打完封リレー。最後はコバマサがランナーを背負い、やっぱりスコっているのかと疑念を抱かせたが、今日のような試合では1失点たりとも許されないというのは、他ならぬコバマサ自信が1番よくわかっていたはずである。今日は、いつもの試合とはちょっと違うのだと、そしてそのような試合が、今後続いていくのだと。
試合後、ジョニーのヒーローインタビューが行われていた中で、仲間内が何人も(野郎どもに限る)泣き始めていたので、最初こそは小学生みたいに「○○泣くなよお前ー、泣くなよー」なんて言って余計泣かせていたのだが、一番泣きたいのは俺なんだよ~!!たこすけさん、家康、福井からきた越前改めタケさん、その他仲間内と、訳も分からず泣き合った。泣かずにはおれなかったのだ。ジョニーの辛いときも苦しいときも、いい頃もたくさん知っている。チームもいままでさんざん苦杯を舐めてきた。辛いことも辛いことも辛いことも辛いことも、そしていいこともあった。いろんな物が走馬燈のように流れて行くにつれ、だんだんわけが分からなくなった。
そして試合後は、まるで計ったかのように高橋のぶさんの「白いボールのファンタジー」のお膳立て。
これを聞いて、また壊れてしまった。
思い返せば昨年の今頃、この歌に合わせるように合併反対を叫び、明日なき戦いを繰り広げていた。もう一つの球団合併はロッテとささやかれ、徐々にそのは発表の日はカウントダウンを始めていた。その頃の痛手は少なからず受け、その傷は今も残っている。
あの頃の苦しい苦しい状況を思えば、今はなんて幸せな時なのだろう。プレーオフを決め、ホークスの尻尾も捕まえられそうな位置にまで来た。パリーグも盛り上がっている。その中でもう一度、この歌を聴けるのは、感無量を通り越して、いろんな思いが頭から、身体から流れ出してきて止まらなかった。こんな俺を、誰でもいいから受け止めてくれよ、そんな感じだった。
こんなに幸せな気分で球場を後にするなんて、今までになかったことだった。
もちろん、これ以上の幸せを感じるのは、秋にホークスを倒すまで取っておくけれど、この幸せ感がたまらなかった。球場って、人をこんなに幸せに出来る所だったのかと再確認した次第。昨日は緊急用ドライバーとして、誰かを送迎しなければいけないかなと思っていたので酒を飲んでおらず、シラフだから再確認出来たのであって、これが酒が入っていた日には、今頃どうなっていたか、想像すらつかない。
いつもは、試合が終わったらそそくさとユニフォームを脱いで帰るのだけれども、今日は一日、幸せな気分に浸らせて欲しい。明後日からの首位決戦に臨むためにも。せっかくだから今日はユニも着たままで帰ろうか。今日くらい、マリーンズファンを誇って電車やバスに乗ったってええじゃないかええじゃないか。難しいことは考えない、俺はマリーンズが、ジョニーが好きなんだ。そんな記念日じゃないか。
どうせだから、駅前のセブンイレブンで「ボビール」があったら買っていこうか。この前習志野のセブンイレブンに行ったら売っていたから、地元の駅前でも売っているかな…と思ってたら売っちゃいねえ。
…、じゃあ、今日はちょっと贅沢にエビスで祝杯を上げながら帰ろうか。
いい日じゃないか、鷹の尻尾を掴むために景気をつけよう!!
乾杯!!
そりゃもう涙・涙・涙。
お立ち台に上がったジョニーは、あれっと思うくらいにあっけらかんとしていたが、そのあんたの姿を待ちわびたファンがどれだけ多くいたことか。
俺の周りの客ももう涙、涙、涙。苦しいときもいいときも知っている、ちょっと古くからの野郎どもという野郎どもは、スタンドで、明るく振る舞うあんたの安堵した姿に、心から涙した。
涙した理由は、何もジョニーが復活したからという、ただそれだけの理由ではない。
祝・プレーオフ進出決定!!
思えば強くなったものである。去年の今頃は、Bクラスの中程に甘んじていたというのに。
そこへきてジョニー復活登板という、ボビーからのまたとない演出のかかった贈り物。約1年ぶりの1軍のマウンド、プレーオフ出場マジック残り1、そして、夏休み最後の日曜日。ある意味ボビーはとんでもない策士である。夏休み最後の日曜日、しかもプレーオフ進出をかけた大事な一戦に、ジョニーを送り出すというのである。これがファン心理として燃えないはずがない。名古屋から、福井から、大阪から、各地から新幹線を、夜行バスを乗り継いで、聖地千葉マリンに足を運んだ。日曜日のナイターだから、明日の仕事に影響が出ないと言えば嘘になる。遠くから来た人は、夜行バスやマイカーを降りたそばから職場に向かわなければならないだろう。それでもジョニーに声援を送るためならば、プレーオフ出場マジックが1ともなるならば、多少のことくらい我慢できるさと、ファン心理をかき立てたボビーの手腕もさることながら、一つも落とすことの出来ないというチーム状況にありながら、万全な体勢でジョニーを「この時期に」送り込んできたスタッフに、ただただ恐れ入るばかりである。
何よりジョニーが一番分かっていたはずである。この時期に復活登板をかけるということの意味を。即ち即戦力として、先発5本柱の中に入っていかなければならないからである。
俺たちも、万全な体勢で、ジョニーに声援を送らなければならない。
待っていた。
お膳立てはそろったぜ。
あとはひたすら「ジョニー! ジョニー!」と熱いソウルを震わすだけだ。
結局晩はほとんど一睡も出来ない状態で朝を迎えた。睡眠薬を飲もうかなとも考えていたのだけれども、あとあと残眠感が出ても辛いものがあるので見送り、寝よう寝ようと思えば思うほど寝付けなくなり、仕方ないからパソコンを開いてブログの更新でも見ますかね。ほー、アクセス状況を開いたら、6日連続アクセスip数3ケタ越えですか。増えたものだなあ、読者も。まあ今までからの経験から言えば、土日は間違いなくアクセス数が落ちるから、こんな状況もそう長くは続かないだろう。
眠れないついでに一計を案じる。どうせ今日は曇天で気温もそれほど高くないから、早めに千葉マリン脇の駐車場に車を入れてしまって、仲間内で、今日の集合時間とされている2時頃まで寝ておこうか。昼間になったら眠たくなるだろう。
家を朝10時頃出発、200メートルほど走って、自動販売機でお茶かコーヒーでも買っていこうかなと思った瞬間、あべちゃんから電話が。
そういえば今日は高校の同窓会の役員会なんだっけ。しかし会長に連絡が取れなかったから今日は出られないんだ、ゴメン、というと、さっき会長には連絡してあるから、今日の今日ってーのは困るだと。
…、参ったな。車出したばっかりだし、全然寝てないし、まあ、連絡しなかったのはこちらにも落ち度があるということで出席を決意、ただし午後1時頃までしかいられないよ伝えておく。本来なら会議の中座は大変失礼にあたる行為なのだが、出席するかわりにこちらの予定も聞き入れて貰おう。
車を置いて、徒歩20分くらいの所にある、渋滞の名所国道16号村上団地入り口交差点そばのレストランへ出かける。会議に1時間半ほどばかり出席し、学校の金で昼飯を食っただけで会場を後にせねばならないのは良心にすこしうずいたが、今日ばかりはこちらの都合も聞き入れて頂こう。終始ご機嫌斜めで会議に臨んだのは大人げなくて申し訳ないと思うが、いかんせん寝不足が災いしていた。
午後1時ぴったりに会場をあとにし、村上→勝田台→津田沼→幕張本郷→マリンスタジアムと、都合3回の乗り換えはひじょーに面倒。車なら信号を曲がれば後は球場入り口まで一直線なのだ。最近、帰りがとても辛いと思ってしまうから、やっぱり車がいいのかなあ。でも車は車で最近は車が動かないし、土日デーゲームなんかは357に出る車で球場を出ても渋滞しているから、デーゲームの王道は駅まで歩いて酒を飲んでバスで帰宅なのかなとも思う。
勝田台の乗り換えがとてもうまくいき、スタジアムには2時前には入れた。もう、スタジアムはバカばっかりというか、ジョニー効果とあって、人、人、人。ライトスタンドの列も、確実にライトスタンだけでは収まりきらないほどのファンがあふれている。
案の定、外野は開けてみたらレフトスタンドを3ブロック、マリーンズファンに明け渡さないと収容できず、それでもあぶれたファンがポール際を埋め、まさに開幕戦以来の人の群れ。マリーンズファンでバッファローズファンを取り囲んでいた。なんだか、福岡ドームで見たことのあるような光景が広がっていた。
試合は、我々の声援がジョニーに届いたか、毎回ランナーを背負うものの要所を締めるピッチング。雄叫びをあげるジョニーがマリンビジョンに大写しになった瞬間、やっぱり胸が震えてきた。やっぱり、マリーンズを引っ張っていくのは、あんたじゃなきゃ駄目なんだ。
ジョニーの熱いソウルを藤田→薮田→コバマサと、4人で計9安打完封リレー。最後はコバマサがランナーを背負い、やっぱりスコっているのかと疑念を抱かせたが、今日のような試合では1失点たりとも許されないというのは、他ならぬコバマサ自信が1番よくわかっていたはずである。今日は、いつもの試合とはちょっと違うのだと、そしてそのような試合が、今後続いていくのだと。
試合後、ジョニーのヒーローインタビューが行われていた中で、仲間内が何人も(野郎どもに限る)泣き始めていたので、最初こそは小学生みたいに「○○泣くなよお前ー、泣くなよー」なんて言って余計泣かせていたのだが、一番泣きたいのは俺なんだよ~!!たこすけさん、家康、福井からきた越前改めタケさん、その他仲間内と、訳も分からず泣き合った。泣かずにはおれなかったのだ。ジョニーの辛いときも苦しいときも、いい頃もたくさん知っている。チームもいままでさんざん苦杯を舐めてきた。辛いことも辛いことも辛いことも辛いことも、そしていいこともあった。いろんな物が走馬燈のように流れて行くにつれ、だんだんわけが分からなくなった。
そして試合後は、まるで計ったかのように高橋のぶさんの「白いボールのファンタジー」のお膳立て。
これを聞いて、また壊れてしまった。
思い返せば昨年の今頃、この歌に合わせるように合併反対を叫び、明日なき戦いを繰り広げていた。もう一つの球団合併はロッテとささやかれ、徐々にそのは発表の日はカウントダウンを始めていた。その頃の痛手は少なからず受け、その傷は今も残っている。
あの頃の苦しい苦しい状況を思えば、今はなんて幸せな時なのだろう。プレーオフを決め、ホークスの尻尾も捕まえられそうな位置にまで来た。パリーグも盛り上がっている。その中でもう一度、この歌を聴けるのは、感無量を通り越して、いろんな思いが頭から、身体から流れ出してきて止まらなかった。こんな俺を、誰でもいいから受け止めてくれよ、そんな感じだった。
こんなに幸せな気分で球場を後にするなんて、今までになかったことだった。
もちろん、これ以上の幸せを感じるのは、秋にホークスを倒すまで取っておくけれど、この幸せ感がたまらなかった。球場って、人をこんなに幸せに出来る所だったのかと再確認した次第。昨日は緊急用ドライバーとして、誰かを送迎しなければいけないかなと思っていたので酒を飲んでおらず、シラフだから再確認出来たのであって、これが酒が入っていた日には、今頃どうなっていたか、想像すらつかない。
いつもは、試合が終わったらそそくさとユニフォームを脱いで帰るのだけれども、今日は一日、幸せな気分に浸らせて欲しい。明後日からの首位決戦に臨むためにも。せっかくだから今日はユニも着たままで帰ろうか。今日くらい、マリーンズファンを誇って電車やバスに乗ったってええじゃないかええじゃないか。難しいことは考えない、俺はマリーンズが、ジョニーが好きなんだ。そんな記念日じゃないか。
どうせだから、駅前のセブンイレブンで「ボビール」があったら買っていこうか。この前習志野のセブンイレブンに行ったら売っていたから、地元の駅前でも売っているかな…と思ってたら売っちゃいねえ。
…、じゃあ、今日はちょっと贅沢にエビスで祝杯を上げながら帰ろうか。
いい日じゃないか、鷹の尻尾を掴むために景気をつけよう!!
乾杯!!
とにかく健康には気をつけてくれよ。
俺たちはいつ、どこでも、待っている。
そして、お帰り、ジョニー!