やっとハムを一枚食えました

今日のベンチワークは、観ていて結構面白かったなあ…。
それもこれも勝てたから言えるんだけど…ね。

ロ７－３日（６日） ロッテが連敗ストップ(共同通信) - goo ニュース

[ニッカン式スコア]

○　スンスケと伊藤　１勝３敗
●　甘煮　３敗
ＨＲ　白山４号、君津住宅３号

この連休中、少々風邪に取り付かれながらも、大きく体調を崩すこともなく何とか乗り切る。
昨年のお盆は、「オリオンズデー」で調子をこいて休み中フル稼働で遊びまくって、連休最終日に体調を崩した苦い経験から、今回は断固として連休最終日は予定を一切入れずに休養を取ることに。なにせ昨年はちょっと野球観戦に出かけては面白いように風邪をひきまくっていたから、体力は１０年前とは比べものにならないほど衰えているのは己自身が分かっていることなので、後は休養日を設定したら心を鬼にして休養するほかない。
っつーか、そうでなくても３日夜から強行軍が続き、４日５日はマジでへばっていたので、加えて兄夫婦の姪っ子も遊びに来ていた関係上、どうしてもどこか一日を空ける…となると、最終日を空けざるを得ない。

そんなわけで今日は久しぶりにオンタイムでテレビ観戦。
しっかりほとんどのイニングを観戦出来た。

…５回裏以外(T_T)

最初はスウィーニーに手も足も出ない無抵抗主義を地で行くかのような攻撃だった。ましてや西岡の当たりを紺田がフェンス際でジャンプして捕球したプレイを見て、今日は正直どこに勝ち目があるのか…とは思ったのだが、ようやく反撃の糸口を５回裏に見せて見事逆転。
よしよし、これで後は俊介がうまいこと投げてくれれば…と思っていたのだが、今日の俊介はフライアウトばかり。もしかしてタイミングが間違って合っちゃえば、バチコーンといかれるのも時間の問題か…と思っていたら、得てして当たって欲しくない予想ばかり当たってしまうもの。
取って貰った直後の６回に、いきなり稲葉にライト線を破る２ベース、小谷野センター前で無死１、３塁の大ピンチ。ようやく打線がスウィーニーを捕らえたのもどこへやら、一転して一打逆転の大ピンチに。
バッターは左のスレッジ、ここで指揮官は迷わず伊藤を投入。
本来の指揮官なら左なら左を出して右なら右を出して…というところだが、この場面で左で投げられるのが…昨日一軍登録された古谷じゃいくらなんでも荷が重く、この場面なら投入できるのが伊藤しかいない。川崎は後で使うか、別の場面でしか使えないのか。
しかしここは伊藤にとってもシビアな場面。
抑えれば俊介に勝ちが付くが、打たれて同点なら先発の勝ちを消してしまう。
更に俊介が出したランナーが１塁にいるので、１塁ランナー小谷野が帰ってくれば俊介に負けも付きかねないパターン。
「前の投手が出したランナーだけはしっかり返す」のか、「絶対に同点にはさせない」のか、或いは開き直って「同点でもやむなし」か。
そしてスレッジの当たりはセンター前に抜けるところ、スレッジシフトでセカンドのやや左にいた西岡が好捕。
これで１死１、３塁。ゲッツーの目が出てきた。
続く高橋もなんとまあ投ゴロ併殺、伊藤がセカンド根元に投じた送球がワンバウンドしておっかなかったが、これで併殺を取れないようなら、どれだけ点を入れても最下位脱出はないと思えるくらい。
さすがにこの時は家にいても思わず大声が出ちゃったねえ…。
その伊藤も、無死１、３塁を抑えたイニングまたぎだから、１点はしゃあないかね。追加点もあったし。
伊藤が代打坪井にタイムリーを打たれたところで、続く左の稲葉には、続けざまに右のシコースキーを投入。
う～ん…。
去年までの指揮官なら、間違いなくいくら絶不調でも川崎を送っていたに違いないが、形にこだわるより、指揮官は調子を選んだか。
左の稲葉に左の川崎を投入せずに右のシコースキー。
笑うのはどちらか、舌打ちしたのはどちらか。

結果稲葉をレフトフライに打ち取ったシコースキーと指揮官の勝ち。

指揮官同士の化かし合いは、６回裏の代打竹原のシーンにも。
ネモティに代打竹原を告げると、梨田監督がすかさず左の宮西に代えて右の菊地を投入。あからさまに左バッターをおびき寄せる心理戦にも、珍しくボビーは動じず、そのまま竹原を打席に。今の竹原なら右も左も関係なし。

…結果はデッドボールだけどね。

っつーか、あの場面は、左バッターは誰がいて、残る外野はだれで…ということを考えると、実は竹原しか選択肢がなかったといえなくもない（笑泣）。一昨日までならタスク様がいたのだが、仮にタスク様がいたとしても、６回裏で控えのキャッチャーを使うなんていうギャンブルを、果たしてボビーがするかどうか…。するだろうなあ…＿|￣|○
いや、代打早坂もきっと平気でやっていただろうねえ…。

とにかく、ようやっとハムさんから１勝をあげることが出来ました。
５回までは正直３タテもかなりの確率で覚悟していたので、一つでも取れたのは嬉しい。
そしてなによりも、大松が福岡でヒットを打って、ようやく復調気配が見えるのが嬉しい。更なるステップを駆け上がるための苦しみと思えば…ねえ。・゜・(ノД`)・゜・。

そして伊藤。１点は失ったけれども、本当によく頑張りました。
今日の課題は見えているはず…だよね？

ＧＷの９連戦を３つの負け越しで終わったマリーンズ。
まだまだシーズンは長いから、どこかしらで先発陣がアジャストしてくれれば…と願うばかりで。

ところで、古谷はやっぱり高木さんが落ちた…ということを考えると、先発ではなくて、あくまで敗戦処理のロングリリーフを考えているのかしらん…？
確かに、後ろで長いイニングを放れるピッチャーという意味では、今の古谷は最適なのかもしれないけれど…？