我が母校が、プロ注目の大型左腕、真下(まっか)投手を擁する東海大望洋を相手に、大金星を挙げる快挙を成し遂げました…。
朝日新聞のスコア
いやあ…。
こんなことってあるんですねえ…。
わずか一球で流れが変わってしまうのが高校野球の魅力とはいえ、9回裏2死無塁、2-0で東海大望洋がリード、あと一人で試合が終わるというタイミングで、たった一人のフォアボールからこんなことになるなんて…。
前夜、すなわち土曜日の千葉マリンで、8回裏の追いついた程度の攻撃で酸欠状態寸前まで陥っていたおいら。
早起きが出来れば、天台の県野球場で第一試合の我が母校、八千代東の試合を見ようとは思っていたのだけれど、さすがに前夜の試合で精根尽き果てていて、朝気がついたら9時半orz
まあ、県野球場でなければ、いやでも早起きして試合会場に出かけたところなのだろうけれど、県野球場ということで千葉テレビで中継があり、これまた実況担当が、マリーンズ戦ではおなじみ石井力アナということで、テレビの前で正座して観戦しましょうか(笑)。解説は、おいらの一つ上の代まで野球部の監督をなさっておいでだった浅野優先生。この組み合わせは、ごくごく個人的にも、テレビの前で正座したくなりますわ…。
試合は八千代東の村上君の冴え渡る変化球もさることながら、それにもまして、さすが大型左腕の噂高い真下投手を相手に、ただでさえチーム打率が低い八千代東打線のバットがことごとく空を切り、気がついたら9回裏2死までわずか1安打。9回裏までに三振を喫した数が…いくらだったっけ? とにかく尻上がりに調子を上げてきた真下投手相手に、四球でランナーは出すものの、手も足も出ない状態で、5回と7回に1点ずつを献上し、いよいよ9回表、最後の攻撃。
このあと起こる事態を、試合の流れをつぶさに見ていた人の、いったい誰が予想し得ただろうか…。
三振の山を築きいよいよ2アウト。
3番の高橋君が四球で出塁も、これまでの勢いからすれば、1人出ようが2人出ようがバッター勝負なら関係ないところ。ましてや東海大望洋は2点のリード。どう見ても東海大望洋の優位は揺るぎそうにない。
この時、解説の浅野先生だけは、「真下君は投げ急いでいる」と指摘しているが、投げ急いでいたとしても、それが八千代東の戦況を優位にすることになるとは、到底思えるはずもなかった。それくらい真下投手が良かったのだから。
その証拠に、続く4番の上條君はあっさりと2ストライクまで追い込まれ2ナッシング。真下投手は、あと一人、あと一球投げ込めばそれでいい。
その3球目。
叩いた当たりは、よく言えばおっつけた当たり、悪く言えば振り遅れというレフトへのフラフラッと上がった打球。
ああ、レフトフライか。
そう思った瞬間。
「レフトへの当たりです…」と言った石井アナの声のトーンが変わってゆく。
レフトはフェンスに向かって走る、走る。
まさか。
まさか。
おい。
嘘だろ?
嘘だろ!?
嘘だろ!!??
嘘だろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!
折りからの強風に乗ったのもあるだろうけれど、八千代東のこの試合2安打目が、なんとなんと値千金の同点ホームランとは…。
テレビで石井アナの声が裏返る中、おいらは試合中なのに不覚にも涙が出てきた。
よせやい、まだ同点じゃないか、試合が終わったわけでも決まったわけでもないのに。
なにせ敗色濃厚からの展開から、まさかの一発で一挙に振り出しに戻してしまったのだから…。
こうなったら、もうどうなっても結構です。
ハイになれ!
ハイになれ!
思いっきり戦え!
そしてドラマは12回表に。
八千代東の先頭バッターが四球で出塁。
続くバッターが投前に送りバント、東海大望洋のキャッチャーがファーストを指示するも、真下投手は2塁へ投げたがこれが悪送球で犠打野選。
続くバッターも送りバントだが3塁封殺も出来た当たりが、東海大望洋の守備の乱れで3塁へ投げられず送りバント成功、1死2,3塁。
ここでバッターは飯田君。
ここは初球からスクイズを警戒するところだけれど、バッターも監督もノースリーまで仕掛けず。これが監督の作戦だったら、それはそれで凄い作戦なのだが…。
ノースリーからの4球目でなんとスクイズ!!
3塁走者のスタートがやや遅れたものの、これが見事に決まって、なんとノーヒットで勝ち越し!!!
その裏、村上君は見事3人で終わらせて試合終了。
なんと去年の千葉県大会準優勝の東海大望洋を、下してしまいました…。
いやあ…。
こーゆーことってあるんですねえ…。
秋口からの母校の調子を聞いていて、ひょっとしたら大物食いもあるかもしれないと、ひそかに思っていた部分はあるのだけれど、正直まさかこの展開で勝てるとは…。
なにせ終わってみればわずか2安打、19三振を食らっても勝つのだから…。
電話口では高校時代の盟友Fumi氏と、テレビから流れる校歌を聞いて涙、涙、涙。
まさかこんなドラマが待っているとは…。
そして真の勝ち組は、今日の第一試合でこの試合を観戦し、夕方から千葉マリンでホークス戦を観戦していた、観戦仲間の家康氏(笑)。こりゃもう文句なしでしょ。
そして我が校八千代東は、実に1985年以来、24年ぶりの5回戦進出が決定。
21日に千葉マリンで館山総合戦と決定致しました。
正直打線が低調なのが気がかりで、どこまで突き進めるかは心配なのだけれど、とにかく進めるだけ突き進んで欲しいですな。守備だけはとにかく堅実で、高校野球でこれほど安心して見ていられる守備もそうそう無いと思えるくらいだから…。
え~。
そして、館山総合高校出身のお知り合いが、千葉マリンの観戦仲間で2人ほどいらっしゃいますので、そちらの戦いも個人的にひじょーに興味がわくところでございます。
真下投手は、どちらに進路を取るかはわからないけれど、できれば大学当たりで鍛え直されると、さらに伸びる逸材になると期待しております。
あの長身から振り下ろされる速球と変化球は、魅力だよなあ…。
八千代東のナインの皆さん、お疲れ様でした。
疲労はたまっているとは思うけれど、突き進めるだけ突き進んで欲しいと思います。日付上は明日に向けて、しっかり休養を取ってくださいな。
朝日新聞のスコア
いやあ…。
こんなことってあるんですねえ…。
わずか一球で流れが変わってしまうのが高校野球の魅力とはいえ、9回裏2死無塁、2-0で東海大望洋がリード、あと一人で試合が終わるというタイミングで、たった一人のフォアボールからこんなことになるなんて…。
前夜、すなわち土曜日の千葉マリンで、8回裏の追いついた程度の攻撃で酸欠状態寸前まで陥っていたおいら。
早起きが出来れば、天台の県野球場で第一試合の我が母校、八千代東の試合を見ようとは思っていたのだけれど、さすがに前夜の試合で精根尽き果てていて、朝気がついたら9時半orz
まあ、県野球場でなければ、いやでも早起きして試合会場に出かけたところなのだろうけれど、県野球場ということで千葉テレビで中継があり、これまた実況担当が、マリーンズ戦ではおなじみ石井力アナということで、テレビの前で正座して観戦しましょうか(笑)。解説は、おいらの一つ上の代まで野球部の監督をなさっておいでだった浅野優先生。この組み合わせは、ごくごく個人的にも、テレビの前で正座したくなりますわ…。
試合は八千代東の村上君の冴え渡る変化球もさることながら、それにもまして、さすが大型左腕の噂高い真下投手を相手に、ただでさえチーム打率が低い八千代東打線のバットがことごとく空を切り、気がついたら9回裏2死までわずか1安打。9回裏までに三振を喫した数が…いくらだったっけ? とにかく尻上がりに調子を上げてきた真下投手相手に、四球でランナーは出すものの、手も足も出ない状態で、5回と7回に1点ずつを献上し、いよいよ9回表、最後の攻撃。
このあと起こる事態を、試合の流れをつぶさに見ていた人の、いったい誰が予想し得ただろうか…。
三振の山を築きいよいよ2アウト。
3番の高橋君が四球で出塁も、これまでの勢いからすれば、1人出ようが2人出ようがバッター勝負なら関係ないところ。ましてや東海大望洋は2点のリード。どう見ても東海大望洋の優位は揺るぎそうにない。
この時、解説の浅野先生だけは、「真下君は投げ急いでいる」と指摘しているが、投げ急いでいたとしても、それが八千代東の戦況を優位にすることになるとは、到底思えるはずもなかった。それくらい真下投手が良かったのだから。
その証拠に、続く4番の上條君はあっさりと2ストライクまで追い込まれ2ナッシング。真下投手は、あと一人、あと一球投げ込めばそれでいい。
その3球目。
叩いた当たりは、よく言えばおっつけた当たり、悪く言えば振り遅れというレフトへのフラフラッと上がった打球。
ああ、レフトフライか。
そう思った瞬間。
「レフトへの当たりです…」と言った石井アナの声のトーンが変わってゆく。
レフトはフェンスに向かって走る、走る。
まさか。
まさか。
おい。
嘘だろ?
嘘だろ!?
嘘だろ!!??
嘘だろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!
折りからの強風に乗ったのもあるだろうけれど、八千代東のこの試合2安打目が、なんとなんと値千金の同点ホームランとは…。
テレビで石井アナの声が裏返る中、おいらは試合中なのに不覚にも涙が出てきた。
よせやい、まだ同点じゃないか、試合が終わったわけでも決まったわけでもないのに。
なにせ敗色濃厚からの展開から、まさかの一発で一挙に振り出しに戻してしまったのだから…。
こうなったら、もうどうなっても結構です。
ハイになれ!
ハイになれ!
思いっきり戦え!
そしてドラマは12回表に。
八千代東の先頭バッターが四球で出塁。
続くバッターが投前に送りバント、東海大望洋のキャッチャーがファーストを指示するも、真下投手は2塁へ投げたがこれが悪送球で犠打野選。
続くバッターも送りバントだが3塁封殺も出来た当たりが、東海大望洋の守備の乱れで3塁へ投げられず送りバント成功、1死2,3塁。
ここでバッターは飯田君。
ここは初球からスクイズを警戒するところだけれど、バッターも監督もノースリーまで仕掛けず。これが監督の作戦だったら、それはそれで凄い作戦なのだが…。
ノースリーからの4球目でなんとスクイズ!!
3塁走者のスタートがやや遅れたものの、これが見事に決まって、なんとノーヒットで勝ち越し!!!
その裏、村上君は見事3人で終わらせて試合終了。
なんと去年の千葉県大会準優勝の東海大望洋を、下してしまいました…。
いやあ…。
こーゆーことってあるんですねえ…。
秋口からの母校の調子を聞いていて、ひょっとしたら大物食いもあるかもしれないと、ひそかに思っていた部分はあるのだけれど、正直まさかこの展開で勝てるとは…。
なにせ終わってみればわずか2安打、19三振を食らっても勝つのだから…。
電話口では高校時代の盟友Fumi氏と、テレビから流れる校歌を聞いて涙、涙、涙。
まさかこんなドラマが待っているとは…。
そして真の勝ち組は、今日の第一試合でこの試合を観戦し、夕方から千葉マリンでホークス戦を観戦していた、観戦仲間の家康氏(笑)。こりゃもう文句なしでしょ。
そして我が校八千代東は、実に1985年以来、24年ぶりの5回戦進出が決定。
21日に千葉マリンで館山総合戦と決定致しました。
正直打線が低調なのが気がかりで、どこまで突き進めるかは心配なのだけれど、とにかく進めるだけ突き進んで欲しいですな。守備だけはとにかく堅実で、高校野球でこれほど安心して見ていられる守備もそうそう無いと思えるくらいだから…。
え~。
そして、館山総合高校出身のお知り合いが、千葉マリンの観戦仲間で2人ほどいらっしゃいますので、そちらの戦いも個人的にひじょーに興味がわくところでございます。
真下投手は、どちらに進路を取るかはわからないけれど、できれば大学当たりで鍛え直されると、さらに伸びる逸材になると期待しております。
あの長身から振り下ろされる速球と変化球は、魅力だよなあ…。
八千代東のナインの皆さん、お疲れ様でした。
疲労はたまっているとは思うけれど、突き進めるだけ突き進んで欲しいと思います。日付上は明日に向けて、しっかり休養を取ってくださいな。
終盤にふと思いついて小馬氏に電話して、電話口で実況してもらっていたのですが、9回の同点ホームランには鳥肌が立ちました。
いま思い出しても、鳥肌立ってきます。
勝負は9回2死からって、あだち充とかのマンガだけの話かと思っていました。
明日は、いざマリンですね!!
実は一緒に見たその試合ですよ。
3年前に見た時の相手の市立稲毛と、今年は初戦で当たって、延長14回、4時間近いゲームの末に競り落として、3年前のリベンジを果たしているんですよ。
その試合はあたくしは現地で見ておりまして、いろいろと巡る思いがありましたねえ…。
>eggman様
いらっしゃいませ。
おお、これはこれは同窓生の方にお越し頂けて光栄でございますm(_ _)m
この先は、85年より上の諸先輩方しかご存じない領域に突入しますが、一戦一戦を、思いっきり当たって欲しいと思います。
投手の村上君も素晴らしいですが、全く見ていて心配なところがまるでない守備は、脅威ですらあると思います。
明日はお休みですので、私も千葉マリンへ応援に出かけたいと思っております。
これからも当ブログを、どうぞよろしくお願い致します。
お立ち寄りいただきまして、ありがとうございました。
>Fumi氏
あんなことってあるんだよねえ…。
だからこそ、高校野球が面白いんだろうねえ…。1球の怖さは、プロや大学野球の比じゃないですよ…。
明日はおいらもいざマリンだじぇい(^o^)
⇒\(;^▽^;)/{千葉県立八千代東高等学校の今後の勝利を祈願して~ソーレ!「フレー!フレー!やちひが!」ハイ!\(^O^)/「フレ!フレ!やちひが!‥フレ!フレ!やちひが!‥フレ!フレ!やちひが!」…お粗末様でしたm(_ _)m。
私の応援する高校は、県内外~問わず!“公立高”であります。
つまり!その地域・地元の生徒のみが集う学校⇒公立高校!。
そんな生徒が授業を終えた放課後、集ってやる‥部活動。
決して!エリート集団とは言えない野球部。私立校に比べたら設備もグランドも質素。
そんな中から、甲子園出場を果たしたら~正真正銘の“県代表校”(^_^)v。
そして~一人でも!プロ入りすれば…最高のシナリオですよねo(^▽^)o。
よって!公立校の躍進と、やちひがの必勝を遠くから祈らさせて頂きます(^人^)。
ちなみに、私の母校は=1回戦~逆転負け。
プラス…偏差値の大幅ダウンした事が耳に入り……
_| ̄|○{ハァ…。タダでさえ山村?のアホ高校やったのに…それ以上にアホになってどないすんねん!。
という訳で応援に行きましたが、ミクシイには書けませんでした(苦笑)。
遠き地からの応援ありがとうございます。
正直、4強のうちの3強は順当に勝ち上がってきた印象を受けます。
ここはノーマークの公立の星、無欲でぶち当たって欲しいと思います。
この際、応援歌は旧近鉄汎用でいいでしょう。
♪ここで一発 公立の星
アーチを描けよ 打つぞ○○♪
…せめて校名は言えよorz
フォロー頂きましてありがとうございます。
確かにおっしゃる通りで、恩田さんは1971年の生まれですから、85年は中学生ですね…。
これは大変失礼を致しました。
お詫びして訂正致します。