空前絶後のヒーローインタビュー

手嶌広報＜下々の諸君、びびったか？驚いたか？たじろいだか？

ロッテの藤岡３勝目＝プロ野球・ロッテ―ソフトバンク(時事通信) - goo ニュース

　ロッテが接戦を制して連勝した。四回に大松の適時打などで３点を先取。追い付かれた直後の五回に里崎の犠飛で勝ち越した。藤岡が６回３失点で３勝目。ソフトバンクは五回に３安打を集めて反撃したが、終盤は継投にかわされた。　

[ニッカン式スコア]

○　藤岡　３勝１敗
Ｓ　薮田　１敗８Ｓ
●　甲藤　１敗
審判：敷田、山路、原、栄村


いやあ、試合後のヒーローインタビューでまさかのサプライズ。
ヒーローインタビューは、決勝犠飛を放った里崎と、マリン初勝利の藤岡だとばっかり思っていたのですが、「ヒーローインタビューを３人」。大松もかと思ったら、まさかのルーキー３人リレーのインタビュー。びびった。驚いた。たじろいだ。
こんなお立ち台見たことない(・・;)
調子がイマイチなりにも６回を投げきって勝ち投手の権利を持って降板した藤岡、あとを受け継いで薮田にバトンを渡した中後、益田と、今年度のルーキー４人中３人がお立ち台を占拠するとは…。
試合もさることながら、えらいインタビューを見てしまったという気持ち。
その場に居合わせることが出来た幸せを、ささやかながらかみ締めたいと存じます。こんな贅沢なヒーローインタビューなんて、お目にかかりたくてもなかなか機会はないでしょうからなあ…。

試合は先発が藤岡、対するは先日も悲報としてお知らせしたとおり、育成枠から支配下登録を勝ち取ってのプロ初登板を迎えた千賀。
ロッテお得意の新人教育が炸裂するのか、或いは新人にプロの洗礼をお見舞いするのか。

果たして試合は両投手一歩も譲らぬ好投。
藤岡も序盤に四球を出したものの徐々にペースを掴んで快投を見せれば、千賀も負けじと序盤をノーヒットで抑える快投振り。
こうなると、もしかすると新人教育されちゃうのかな…という不安が一瞬、いや一瞬どころではなくよぎったのだけれど、打順が一回りしてから千賀を捕まえることに成功。
１死後井口、サブロー、福浦の３連打で満塁。福浦の当たりは井口が帰れそうな気がしないでもなかったけれど、１死ということもあってランナーは自重。
続く里崎はセンターフライもこれも井口が帰れず２死満塁。
( ´Д`)y━・~~こういう攻撃パターンだと本当に嫌な流れになるよねえ…。
しかもうしろがこのところ苦しんで１塁を師匠に奪われた格好の大松。今日は１塁での出場だったけど(´・ω・｀)

ファーストの頭上をヌケタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!

欲しかった先制の２点が入り試合の主導権。この後今江押し出しで計３点。
ここで畳み掛けられないのがロッテの弱点といえば弱点なのだけれど、まあまあまあ３点取ったなら良しとしましょう。うんうん。

( ´Д`)y━・~~よしとはならねえんだなあ…

やっぱりねえ、３点もらった直後の先頭を歩かしちゃいかんですよ。
この時点で雲行きが怪しいと思っていたら、あれよあれよという間にランナーがたまり、打率がゼロだった今宮にさえ窮々として投げる有様。
そして食らったタイムリーで鷹さんの反撃。
このレフト前タイムリーが、今宮にとっては嬉しい嬉しい１軍初安打初打点。

ソフトＢ】今宮プロ初安打＆初打点（日刊スポーツ） - Yahoo!ニュース

ソフトバンク今宮健太内野手（２０）が、プロ初安打と初打点を記録した。９番遊撃で先発し、５回の第２打席だった。１死満塁から三遊間をゴロで破る適時打。１軍デビューした昨年から数えて１１打席目で念願の１本が出た。
　「これまでは打ちたいという気持ちが強かったんですが、あの打席ではそれが力みにつながらないように冷静にいこうと心がけてました。初安打がタイムリーにもなりましたし、本当はすごくうれしいんですが、今は喜んでいられません。試合に勝ってじっくり喜びます」
　代走や守備固めでの起用が多かったが、２戦連続のスタメン起用に応えた。

その後、打率１割台の福田にもライト前にタイムリーを食らい、あれだけ苦労してもぎ取った３点があっという間に追いつかれるという、この上なく嫌な展開。不幸中の幸いといえば、同点どまりで何とか踏ん張った藤岡が、ホークスに流れを渡さなかったというところだろうか。
その裏、すぐにチャンスはやってきた。
前の回から替わっていた甲藤をつかまえ、１死後井口四球、サブローレフト前、福浦四球で１死満塁。
たまらずホークスは甲藤を諦め金無英投入。
金無英の代わり端を里崎が捉えて最低限の犠牲フライで勝ち越し。
なおも２死満塁で大松、ここは前の打席でもタイムリーを放っているだけに、ダメを押す展開を期待したかったのだが…。

敷田さんの卍がここで出ちゃった(´・ω・｀)

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この場面で一番見たくなかったリアクション…。
いや、敷田さんのこのポーズ自体は見たかったんだけど、ここで出るとはね…(´・ω・｀)

結局、里崎の一発回答の犠牲フライで勝ち越した虎の子の１点を、ルーキー３人が死守して最後も薮田がしっかり４者凡退で締めて試合終了。
考えてみればこのホークス戦３連戦、初戦をこの上なく嫌な負け方で落としていただけに、初戦の負けを払拭する連勝でまずは勝ち越しに成功。

冒頭のルーキー３人の姿を、もう２枚ほどご覧いただきます。





このゴールデンウィークを、一波乱あったけれどひとまず勝ち星的には順調な滑り出しも、チーム事情は決して順風満帆というわけではありませんで、土曜日の試合で５番に入り、２００８年以来のどでかいホームランをぶっ放した角中は、指の捻挫ということでベンチ入りはしていたけれどスタメンには名を連ねず。調子のいい選手に次々とケガが見えてくると、逆にちょっと怖さ、危うさを感じるところでもありますが、それをチーム一丸でカバーして欲しいですな。
ひとまずチームの調子自体は悪くはないので、ビジター６連戦、できることなら勝ち越して交流戦に向けて星を稼いでおきたいところですな。

明日からは大阪。
一つ一つ、頑張っていきまっしょい。