中央競馬では、今年の平場・特別戦の本馬場入場曲の「改悪」に次いで、G1競走を含む全ての重賞競走の本馬場入場曲も、来年初日から差し替えると発表しました。
本馬場入場曲が新たな楽曲に! - JRA
元々、現在使われているファンファーレや本馬場入場曲は、関東のG1ファンファーレなどの古い物は、1986年から使われていて、1988年頃を境に、ファンファーレは現行の物、本馬場入場曲は、重賞競走以外では去年までずっと使われ続けてきたのだけれど、とうとう20年慣れ親しんだ本馬場入場曲ともお別れする日がやって来た。
…といっても、おいらの場合は、初めて馬が実際に走っている競馬場に足を運んだのは1991年3月、そこでやっと本馬場入場の曲をじかに聞くことになったので、本馬場入場曲はおよそ18年のおつきあい…ということになる。
それまでも、千葉テレビやサンテレビの競馬中継は見ていたし、中学生の分際でラジオ日本の競馬中継も聞いていたから、ファンファーレ自体は20年のおつきあいだし、たまにパドック中継で、関東平場の「白馬のギャロップ」は漏れ聞こえてきたことがあったけれど、本馬場入場曲までは、ラジオもテレビも流してはくれないからねえ…。
…で、今年アタマから差し替わった本馬場入場曲ですが…。
未だに全体を聞いたことがないんですが。
…というより、
ゲームみたいな音楽なんぞ興味ねえって。
今までは、関東だとすぎやまこういち大先生、関西だと鷺巣詩郎氏作曲(関西のサラブレッド・マーチは鷺巣氏編曲)の元、ちゃんとした楽団に演奏させて録音されているのだけれど、今年から「改悪」になった本馬場入場曲は、シンセサイザーで打たせているのか、どうにもサウンドが安っぽくて、馬が本馬場に出てきたところで、心躍るシーンなんぞありゃしねえ。
そういえば、今では聞く事が出来なくなってしまったのだけれど、関西の平場のレースの入場曲だった「炎のウイナー」は、聞き慣れるまでにかなり時間がかかったなあ…。
関西の平場の入場曲を初めて聴いたのは、1994年2月に小倉競馬に初遠征した時だったのだけれど、なにやら音声がフェードインしてくるかと思ったら、宇野和男アナウンサーの出走馬紹介のアナウンスが被さってきたから、ようやく本馬場入場曲なのだと理解できた次第。
炎のウィナー - にこ☆さうんど
なにせ本馬場入場曲といえば、行進曲調に完全に慣れきっていたので、小倉で1日通して聞いて、やっとこさ耳に馴染んだかという有様。そりゃあ、今までに聞いたことがある本馬場入場曲が中山や東京などの中央競馬の関東、大井(現行の一つ前の入場曲)、やたら軍隊調な船橋(これはファンファーレと共に未だに変わらずw)くらいしか聞いたことがなかったから、この曲はなかなか馴染むまで時間が…。
軍隊調といえば、旧上山の本馬場入場曲も良かったよね。
っつーか。
ここは温故知新、いや「音」故知新ってーやつで。
曲を全部昔みたいに戻しちゃいなよ。
元々はJRAがアジア競馬会議のために作ったとされる「サラブレッド・マーチ」を、2008年限りで捨てたこと自体が、あたしゃごくごく個人的に納得がいってないんですよ。
サラブレッド・マーチ - にこ☆さうんど
1987年以前のように、古今東西、重賞競走は(一部を除いて)皆「サラブレッド・マーチ」でいいじゃんww
シンセ打ちされて高揚感もへったくれもなくなるのなら、いっそのこと全てを昔に戻してくれた方がまだマシだ。
このマーチが聞こえてくると、杉本清さんの名調子が聞こえてくるようだ。
本馬場入場曲ではないが、ファンファーレを、「新生した姿をファンに見せつけるため」を合い言葉に、何も無理矢理新しくする必要などまるでなかったのに全部刷新してしまい、ファンに大ブーイングを受けたのが、岩手競馬。
岩手競馬の存廃問題の時に触れたことがあったと記憶しているのだけれど、わざわざ新しい岩手競馬をアピールするのに、無駄金を使ってシンセ打ちのファンファーレを使われたところで、ファンが思い入れを持ってファンファーレを聞けるはずもなく、今年の南部杯でとうとう以前使っていた統一G1用のファンファーレを引っ張り出してきたら、これがファンに大好評。もしかすると、ファンファーレの使用料にもそれなりのカネがかかっていたのかもしれないが、音一つとってしても、ファン心理をないがしろにした音の使い方をすると、それだけでファンの意欲は減退するというのは、実は千葉マリンであたしゃイヤと言うほど体験済みなんでねえ…。
これまで慣れ親しんできた「グレード・エクウス・マーチ」や「ザ・チャンピオン」を捨てようというのだから、新しい楽曲は、当然それなりのものが出来上がっている…はずなのだが…。
なぜ試聴コーナーを設けないんだ、JRAのバカチンが…。
今年から改悪された他の本馬場入場曲とは、明らかに違うグレードであることを、心から希望しております。
最後に、「グレードなんちゃらマーチ」とか「ザ・チャンピオン」とはなんぞや…という方のためにサンプルをどーぞ。
ザ・チャンピオン - にこ☆さうんど
グレード・エクウス・マーチ - にこ☆さうんど
本馬場入場曲が新たな楽曲に! - JRA
これまで20年以上にわたり使用してきましたGI・重賞レースの本馬場入場曲を2010年から新たな楽曲に更新します。
新しくなるのは、GIレース2曲とGI以外の重賞レース3曲の合計5曲で、制作は日本を代表する作曲家のひとり岩代太郎氏によるものです(ファンファーレについては従来のままです)。
新しい楽曲は、ファンの皆様をはじめレースに関わる全ての人に期待感と高揚感を与えることができる、重賞レースに相応しいスケール感と重厚感、そしてインパクトを持たせた楽曲となっており、来年1月5日(火)の中山金杯・京都金杯から使用します。新しい本馬場入場の雰囲気をお楽しみください。
また、本年最後の開催日(12月27日(日))の中山・阪神・中京の各競馬場は、これまでの楽曲への皆様のご愛顧に感謝いたしまして、東日本GII・ GIII用入場曲(クロマティック・マーチ)および関西GI用入場曲(ザ・チャンピオン)をお聞きいただける最後の機会となります。
ぜひ各競馬場での本馬場入場曲にご注目ください。
元々、現在使われているファンファーレや本馬場入場曲は、関東のG1ファンファーレなどの古い物は、1986年から使われていて、1988年頃を境に、ファンファーレは現行の物、本馬場入場曲は、重賞競走以外では去年までずっと使われ続けてきたのだけれど、とうとう20年慣れ親しんだ本馬場入場曲ともお別れする日がやって来た。
…といっても、おいらの場合は、初めて馬が実際に走っている競馬場に足を運んだのは1991年3月、そこでやっと本馬場入場の曲をじかに聞くことになったので、本馬場入場曲はおよそ18年のおつきあい…ということになる。
それまでも、千葉テレビやサンテレビの競馬中継は見ていたし、中学生の分際でラジオ日本の競馬中継も聞いていたから、ファンファーレ自体は20年のおつきあいだし、たまにパドック中継で、関東平場の「白馬のギャロップ」は漏れ聞こえてきたことがあったけれど、本馬場入場曲までは、ラジオもテレビも流してはくれないからねえ…。
…で、今年アタマから差し替わった本馬場入場曲ですが…。
未だに全体を聞いたことがないんですが。
…というより、
ゲームみたいな音楽なんぞ興味ねえって。
今までは、関東だとすぎやまこういち大先生、関西だと鷺巣詩郎氏作曲(関西のサラブレッド・マーチは鷺巣氏編曲)の元、ちゃんとした楽団に演奏させて録音されているのだけれど、今年から「改悪」になった本馬場入場曲は、シンセサイザーで打たせているのか、どうにもサウンドが安っぽくて、馬が本馬場に出てきたところで、心躍るシーンなんぞありゃしねえ。
そういえば、今では聞く事が出来なくなってしまったのだけれど、関西の平場のレースの入場曲だった「炎のウイナー」は、聞き慣れるまでにかなり時間がかかったなあ…。
関西の平場の入場曲を初めて聴いたのは、1994年2月に小倉競馬に初遠征した時だったのだけれど、なにやら音声がフェードインしてくるかと思ったら、宇野和男アナウンサーの出走馬紹介のアナウンスが被さってきたから、ようやく本馬場入場曲なのだと理解できた次第。
炎のウィナー - にこ☆さうんど
なにせ本馬場入場曲といえば、行進曲調に完全に慣れきっていたので、小倉で1日通して聞いて、やっとこさ耳に馴染んだかという有様。そりゃあ、今までに聞いたことがある本馬場入場曲が中山や東京などの中央競馬の関東、大井(現行の一つ前の入場曲)、やたら軍隊調な船橋(これはファンファーレと共に未だに変わらずw)くらいしか聞いたことがなかったから、この曲はなかなか馴染むまで時間が…。
軍隊調といえば、旧上山の本馬場入場曲も良かったよね。
っつーか。
ここは温故知新、いや「音」故知新ってーやつで。
曲を全部昔みたいに戻しちゃいなよ。
元々はJRAがアジア競馬会議のために作ったとされる「サラブレッド・マーチ」を、2008年限りで捨てたこと自体が、あたしゃごくごく個人的に納得がいってないんですよ。
サラブレッド・マーチ - にこ☆さうんど
1987年以前のように、古今東西、重賞競走は(一部を除いて)皆「サラブレッド・マーチ」でいいじゃんww
シンセ打ちされて高揚感もへったくれもなくなるのなら、いっそのこと全てを昔に戻してくれた方がまだマシだ。
このマーチが聞こえてくると、杉本清さんの名調子が聞こえてくるようだ。
本馬場入場曲ではないが、ファンファーレを、「新生した姿をファンに見せつけるため」を合い言葉に、何も無理矢理新しくする必要などまるでなかったのに全部刷新してしまい、ファンに大ブーイングを受けたのが、岩手競馬。
岩手競馬の存廃問題の時に触れたことがあったと記憶しているのだけれど、わざわざ新しい岩手競馬をアピールするのに、無駄金を使ってシンセ打ちのファンファーレを使われたところで、ファンが思い入れを持ってファンファーレを聞けるはずもなく、今年の南部杯でとうとう以前使っていた統一G1用のファンファーレを引っ張り出してきたら、これがファンに大好評。もしかすると、ファンファーレの使用料にもそれなりのカネがかかっていたのかもしれないが、音一つとってしても、ファン心理をないがしろにした音の使い方をすると、それだけでファンの意欲は減退するというのは、実は千葉マリンであたしゃイヤと言うほど体験済みなんでねえ…。
これまで慣れ親しんできた「グレード・エクウス・マーチ」や「ザ・チャンピオン」を捨てようというのだから、新しい楽曲は、当然それなりのものが出来上がっている…はずなのだが…。
なぜ試聴コーナーを設けないんだ、JRAのバカチンが…。
今年から改悪された他の本馬場入場曲とは、明らかに違うグレードであることを、心から希望しております。
最後に、「グレードなんちゃらマーチ」とか「ザ・チャンピオン」とはなんぞや…という方のためにサンプルをどーぞ。
ザ・チャンピオン - にこ☆さうんど
グレード・エクウス・マーチ - にこ☆さうんど
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