第４６回京都大賞典＆第６２回毎日王冠

競馬が府中に戻ってくると、ようやく秋から年末にかけての秋競馬が本格開幕という気になって、グッと背筋が改まる思いですな。

では、まずは京都の京都大賞典の予想から。

◎[３]ジャガーメイル
○[５]ネコパンチ
▲[７]ローズキングダム
△[４]オウケンブルースリ

来るべきＧ１戦線に向けて、いいスタートを切りたい面々がそろい、頭数は８頭立てと少ないながらも濃いメンバーが顔を揃えてきた。
それだけに、休み明けから勝負体勢という馬の取捨が馬券作戦の勝負の分かれ目。
Ｇ１馬を信頼するか、ちょいと足りなかった面々が一皮剥けるシーンを期待するか、或いは新興勢力の台頭があるのか。

今回の本命はジャガーメイル。
どうにもイマイチ自分の壁を突き破れない、いわゆる「ソコソコ君」タイプなのだが、陣営はあの手のこの手を使って現状打破を試みる。
その一つが今回のブリンカー着用。
これは陣営にとってみても勝負掛けで、ブリンカーをつけてきただけで、これまでの煮え切らない戦績から一変、ファンはおろか陣営でさえも「どうしていつもこれくらい走ってくれなかったのか」と思うくらい走ってしまう馬になる例も枚挙に暇がない。
これは、新聞に情報を載せるのを義務付けられているブリンカーだけではなく、他の馬具をつけてきたり替えてきたりするだけでものの見事に嵌る場合も少なからずあるので、初ブリンカー、或いは馬具を替えて来たという場合は、馬券の取捨は別として、その馬の走りは注意してみておいたほうがいい。たとえそれで結果は出なくても、それがきっかけとなって次走で穴を開けるパターンもあるからだ。

対抗はネコパンチ。
騎手が大庭だったらアタマで勝負してたんだけどなあ…(´・ω・｀)
当日は府中で障害戦に乗っとるよ(´・ω・｀)

おそらくは毎日王冠のメンバーというよりは距離だろう。
この馬に関しては、このメンバーと戦うのは試金石。
ゆったり流れる少頭数で、得意の粘りこみが見られるかどうか。
アタマまでは無理でも、この馬のペースで駆ければ２着は十分ある。
ただ、速い上がりになると限界があるので、ある程度ペース駆けに持ち込みたいのは山々だろうが、それが条件戦なら通用するが、オープン、それも歴戦の雄相手に通用するかというと…？

ローズキングダムは実績最右翼も、春先はどうも煮えきらぬ戦いばかり。
どちらかといえば叩き良化形と僕は見ているだけに、休み明けは割り引いた。
この相手でただ１頭５９キロを背負わされるのも評価を少し下げる材料。やはり５９キロは馬にとっては楽ではない。
それならばオウケンブルースリ。なんとかいいきっかけを掴みたいところ。

馬券は馬単で◎のアタマ流し、３頭へ３点。
ローズキングダムとジャガーメイルのウラオモテ勝負をするくらいなら、どちらかにアタマを決めたいところ。

続いてこちら府中の毎日王冠。

◎[８]ダークシャドウ
○[９]シンゲン
▲[１０]ミッキードリーム
△[７]リアルインパクト
△[２]シルポート

休み明けがどう出るかだが、好調の波をそのままに乗って行きたいダークシャドウから。
府中の芝４戦４勝。
この馬は賞金の関係で、ここを勝たないと天皇賞・秋への出走が危ぶまれるだけに、相手関係云々よりは、陣営は是が非でも勝っておきたいところ。産経大阪杯の内容を見る限り、この相手でも十分足りる。ハナ差負けしたのがヒルノダムールなのだから負けて胸を張れるレベル。

対抗は穴目でシンゲン。
この馬はピンかパーしかない馬で、２着狙い、３着狙いでは買い辛い馬だが、今回は試走の意味もあるだろうし、２着３着でも。
他の実績馬に手を出すなら、３連勝の余勢を駆ってミッキードリーム。

リアルインパクトねえ…。
グランプリボスとの比較がしづらい。めちゃくちゃ。
朝日杯…グランプリボス１着、リアルインパクト２着。
NHKマイルカップ…グランプリボス１着、リアルインパクト３着。
これだったらグランプリボス＞リアルインパクトという比較が成り立つんだけど、安田記念を勝っちゃったからなあ…( ´Д`)y━・~~
正直この馬はよくわからない。分からないだけにここからの戦績は注意したいところ。

馬券は馬単ウラオモテで◎から４頭流し、計８点。
タテ目が来たらごめんなさい。