昨日も買い物に出掛けた。
その前日が新宿へ行ってばったもんを掴まされたので、昨日はもうちょっとまともな物に投資しようと反省。
出掛けた先は、これも2004年11月23日以来、ほぼ一年半ぶりに町田の高原書店。その時の当該記事はこちらから。
ここ9ヶ月ほど、訳あって小田急沿線には近寄らなかったのだが、久々に小田急に乗る。新宿から京王には何度も乗っているのだが。
新宿駅に着いたら、箱根湯本行き特急ロマンスカーが発車前だったので、ロマンスカーに乗ってみようかな。JRの連絡改札で特急券を買おうとしたら、前展望、後展望の指定はできないらしい。なんだよこれ。
町田までは30分で400円の投資。別にラッシュ時でもないし、すぐ後に急行があるから、投資する価値はないといえばないのだが、たまには昼間にも乗ってみたい。
一年前と比べて、車窓の変化は特に感じはしなかったが、行き交う電車の大多数が、小田急版「走るんデス」3000形にとって変わったのは時の流れを感じる。ブログを書き始めた2004年10月には、2600形が形式消滅寸前、4000形も大半が残っており、これらが1年半をかけて代替が進んだことになる。今は4000形も形式消滅し、今月中旬には、初代千代田線直通用車両9000形も廃車になる予定である。
町田についていざ高原書店に突撃。
最初はプロレス雑誌のバックナンバーでもないかな…と思っていたのだが、ふらりと入った演劇書コーナーに寺山修司の本を集めた一角があり、試しに覗いてみたら…。
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
宝島社から1989年から1990年にかけて出版された、寺山修司の「競馬場で逢おう」シリーズの第4巻「住所馬券必勝法」、第5巻「ネバーセイダイ」を見つけた。
この本はなんぞやという人のために解説すると、1969年から寺山が逝去する1983年まで、土日の報知新聞の競馬欄に掲載された競馬予想コラムをまとめたもので、当時の競馬新聞(ホースニュース馬、一部日刊競馬とダービーニュース)と結果も載っているので、寺山が織りなす寿司屋の政とトルコの桃ちゃんのそれぞれの競馬観と寺山ワールド、刹那的かつ全く当たりそうにない予想コラムもさることながら、昭和40年代から50年代にかけての競馬資料としても貴重な逸品で、専門学校生時代の1995年に、どこかの古本屋でまとめて3冊買ったのだが、それからあと3冊(確か6巻セットだったはず)が、どこの古本屋に行ってもどこの古本フェアに行っても手に入れられず、10年来探していた本なのである。
いやあ、探したよこれは。高校生時代にお金に困らなければ買っていたのかもしれないが、それよりもなによりも、専門学校時代になんで6冊まとめて大人買いしておかなかったのかと悔やむことしきり。なにせ10年間探していたのだから、出会った喜びもひとしお。
この本で寺山修司と出会い、寺山をむさぼり読むきっかけになったばかりでなく、当時は新宿までアルバイトに出掛けていたから、その帰りに東スポを買って、競馬の予想をしながら寺山のまねごとのような、400字詰め原稿用紙2、3枚程度の予想コラムを一時期毎週書いていた。それを当時毎週買っていた週刊競馬ブックに挟んで保管していたのだが、家をリフォームする時にほとんど処分したはずである。誰にも見せることがない、ほぼジコマンの世界だったから、処分するのも困ることはなかったと思う。今ならブログというツールがあるから、その気になれば毎週土日にそのようなコラムを書くこともできなくはないが、そんなコラムをネットを通じて世に晒すのもなんだか恥ずかしい。
お値段も750円が2冊で1500円のところ、10%オフで1350円だった。ちょっとだけお得。
いやあ、いい買い物をした。
6巻目が見つかるかなあ…。
読むだけなら、渋谷の「プラザ・エクウス」に行けば読めるのだけれど、読むだけじゃあねえ…。
その前日が新宿へ行ってばったもんを掴まされたので、昨日はもうちょっとまともな物に投資しようと反省。
出掛けた先は、これも2004年11月23日以来、ほぼ一年半ぶりに町田の高原書店。その時の当該記事はこちらから。
ここ9ヶ月ほど、訳あって小田急沿線には近寄らなかったのだが、久々に小田急に乗る。新宿から京王には何度も乗っているのだが。
新宿駅に着いたら、箱根湯本行き特急ロマンスカーが発車前だったので、ロマンスカーに乗ってみようかな。JRの連絡改札で特急券を買おうとしたら、前展望、後展望の指定はできないらしい。なんだよこれ。
町田までは30分で400円の投資。別にラッシュ時でもないし、すぐ後に急行があるから、投資する価値はないといえばないのだが、たまには昼間にも乗ってみたい。
一年前と比べて、車窓の変化は特に感じはしなかったが、行き交う電車の大多数が、小田急版「走るんデス」3000形にとって変わったのは時の流れを感じる。ブログを書き始めた2004年10月には、2600形が形式消滅寸前、4000形も大半が残っており、これらが1年半をかけて代替が進んだことになる。今は4000形も形式消滅し、今月中旬には、初代千代田線直通用車両9000形も廃車になる予定である。
町田についていざ高原書店に突撃。
最初はプロレス雑誌のバックナンバーでもないかな…と思っていたのだが、ふらりと入った演劇書コーナーに寺山修司の本を集めた一角があり、試しに覗いてみたら…。
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
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宝島社から1989年から1990年にかけて出版された、寺山修司の「競馬場で逢おう」シリーズの第4巻「住所馬券必勝法」、第5巻「ネバーセイダイ」を見つけた。
この本はなんぞやという人のために解説すると、1969年から寺山が逝去する1983年まで、土日の報知新聞の競馬欄に掲載された競馬予想コラムをまとめたもので、当時の競馬新聞(ホースニュース馬、一部日刊競馬とダービーニュース)と結果も載っているので、寺山が織りなす寿司屋の政とトルコの桃ちゃんのそれぞれの競馬観と寺山ワールド、刹那的かつ全く当たりそうにない予想コラムもさることながら、昭和40年代から50年代にかけての競馬資料としても貴重な逸品で、専門学校生時代の1995年に、どこかの古本屋でまとめて3冊買ったのだが、それからあと3冊(確か6巻セットだったはず)が、どこの古本屋に行ってもどこの古本フェアに行っても手に入れられず、10年来探していた本なのである。
いやあ、探したよこれは。高校生時代にお金に困らなければ買っていたのかもしれないが、それよりもなによりも、専門学校時代になんで6冊まとめて大人買いしておかなかったのかと悔やむことしきり。なにせ10年間探していたのだから、出会った喜びもひとしお。
この本で寺山修司と出会い、寺山をむさぼり読むきっかけになったばかりでなく、当時は新宿までアルバイトに出掛けていたから、その帰りに東スポを買って、競馬の予想をしながら寺山のまねごとのような、400字詰め原稿用紙2、3枚程度の予想コラムを一時期毎週書いていた。それを当時毎週買っていた週刊競馬ブックに挟んで保管していたのだが、家をリフォームする時にほとんど処分したはずである。誰にも見せることがない、ほぼジコマンの世界だったから、処分するのも困ることはなかったと思う。今ならブログというツールがあるから、その気になれば毎週土日にそのようなコラムを書くこともできなくはないが、そんなコラムをネットを通じて世に晒すのもなんだか恥ずかしい。
お値段も750円が2冊で1500円のところ、10%オフで1350円だった。ちょっとだけお得。
いやあ、いい買い物をした。
6巻目が見つかるかなあ…。
読むだけなら、渋谷の「プラザ・エクウス」に行けば読めるのだけれど、読むだけじゃあねえ…。
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