2019年10月25日(金)~27日(日)
山形県大蔵村にある肘折温泉は大同2年(807年)開湯という歴史ある温泉とのこと。鄙びた温泉地の風情あふれる郷愁を誘おうような街並みです。泊りは、丸屋旅館。日本秘湯を守る会の温泉旅館です。
もちろん古い旅館ではありますが、ただ古いばかりでなく、いろいろ心憎い気遣いがあり大変気に入りました。温泉自体はとてもシンプルですが、その素朴感がたまりません。丸屋旅館の向かいに共同浴場(上の湯)があり、そこにも入りに行きましたが、田舎の温泉地そのもの、地元のおじいちゃんたちが昼間っから温泉に入りに来てました。洗い場で横になっている人がいたり、自由な空間でした。日本秘湯を守る会の温泉宿を回っている人が何人もいらっしゃっていて、話し込んでかなり長湯になってしまいました。
丸屋。是非お勧めです。
翌朝は、朝市で殻付きの胡桃を買いました。半分に切って売っています。楊枝などでつまみ出すんですが、一気に食べられない感じ、ちょっと蟹をくっているのと同じようなもどかしさがなかなか良いです。結構楽しみました。
温泉地の源泉が傍にありました。この川の左側です。ここがまた素敵な雰囲気。
丸屋をチェックアウト後、最上川舟下りへ。
芭蕉も下ったという最上川舟下り。最上峡芭蕉ラインと言います。途中の船着き場で鮎の塩焼きを頼んでいた団体さんがいました。このテーブルのうえで食ってました。ちょっと驚き(笑)
最上川を後にして、宮城県方面に向かいます。目的地は鳴子峡谷。
みごとな紅葉でした。さすがの人気スポットです。
二泊目は鳴子峡温泉のはずれにあ 山ふところの宿”みやま”。静かな旅館でした。
帰りに私たちと逆ルートで来られた方が泊まられていて、その途中の国道沿いの紅葉が素晴らしいと教えていただき、帰りは古川方面でしたが、寄り道をして秋田との県境の近くまで行ってきました。ちょうど見ごろで本当に最高でした。
旅程(2019年10月25日~27日)
山形新幹線(東京ー新庄)
新庄からレンタカー
1泊目:肘折温泉 丸屋
2泊目:鳴子峡温泉 みやま
東北新幹線(古川ー東京)
東北の紅葉最高です。どうぞお出かけください!!