令和元年8月23日(金)
8月の平日遠足(参加者5名)。中央線 ”国分寺→西国分寺” を散策しました。
散策ルートは以下の通り。
9:00 国分寺駅→殿ケ谷戸庭園→お鷹の道→真姿の池→お鷹の道湧水園(武蔵国分寺跡資料館)→楼門→武蔵国分寺跡→おたカフェ(昼食11:30)→都立武蔵国分寺公園→西国分寺駅→姿見の池→国分寺駅
しばらく続いた猛暑はおさまったものの生憎の雨模様。小降りの中国分寺駅を出発
国分寺駅から徒歩5分ほどの”都立殿ヶ谷戸庭園”に向かいます。入場料は¥150円(一般)ちなみに65歳から¥70となります。殿ケ谷戸庭園は大正2年に南満州鉄道副総裁であった江口定條が別荘として構えたのが最初で、昭和4年に岩崎彦彌太(岩崎弥太郎の孫にあたると書いてあったと思います)が、買取り「国分寺の家」としたとされています。
りっぱな竹藪があります。ちなみに、庭園内は蚊が多く、一緒に行った仲間は結構刺されておりました。ご注意!!
”紅葉亭”というあずまやがあります。
紅葉亭からの眺め。是非紅葉の時期に!!
蚊取り線香がたかれておりました。なかなか良い雰囲気です。
裏には鹿おどしが、風流な音を立てておりました。
庭園をでるとほぼ雨も上がり、お鷹の道を目指します。20分ほどで“お鷹の道”の案内看板が見えてきました。
ホタルが生息する小さな小川沿いの遊歩道です。ホタルの幼虫の餌となる“カワニナ”を取らないでくださいとの看板があります。カワニナとはタニシの一種のようです。
本当にきれいな小川です。
しばらく歩くと、湧水群の”真姿の池”につきます。
池の中に、小さなお社がみえます。
このころからまた雨脚が強くなってきました。一日中降ったりやんだりです。真姿の池からすぐのところに”お鷹の道湧水園”があります。こちらには昔の庄屋さんであった本多家の”長屋門”が保存されています。明治維新前に建てられたという長屋門、市の重要有形文化財に指定されていますが、永年にわたる風雨による劣化のため平成27年に改築されたようです。ただ、梁や柱できるだけ当時の部材を使用しているようで、当時の時代観はバッチリ残されています。
湧水園の中には、武蔵国分寺七重の塔の模型が移設されています。
そして”楼門”。国分寺の重宝。東久留米市の楼門を明治28年移設となっています。
武蔵国分寺跡です。
国分寺の起源ですが、西暦741年聖武天皇によって東大寺を頂点として全国68か所に国分寺が建立されたと記録されています。武蔵国分寺はもちろんその一つ武蔵の国の国分寺なのです。
ここで、11:30です。”おたカフェ”でランチです。森の中の良い雰囲気のカフェです。お店の方も感じがいい!
ランチメニューは、スープカレー、キーマカレー、ナポリタンの3種類。ケーキと飲み物付きセットにもできます。私たちは西国分寺に到着後コーヒーをの飲む予定なので、一品のみ。店の中に漂うカレーのいい匂いに誘われ、キーマカレーを注文しました。
この後、国分寺公園を抜け、西国分寺駅へ。
西国分寺駅前のコーヒーショップで一服後、解散となりました。
私は、その後中央線の南側を抜けて”姿見の池”を散策して国分寺まで追加の散歩をして帰りました。
晴れ間はありませんでしたが、時々のにわか雨程度で、よい散策日和でした。