Green Book

今日は、2019年アカデミー賞3部門受賞の「グリーンブック」を阿佐ヶ谷ローカル映画館「ユジク」で見てきました。おすすめの一本です。

（こんなストーリーです）

人種差別が色濃く残る1960年台のアメリカ南部が舞台です。カーネギーホールの上のマンションに住む黒人天才ピアニスト（ドクターシャーリー）が粗野で無教養でも度胸と口先の達者（＝映画の中で言う"Bullshiiting")なイタリア系アメリカ人（トニー）をひょんなことからアメリカ南部でのコンサートツアーの運転手として雇い、映画はそのツアーとともに展開していきます。映画は当時の人種差別を大きなテーマとして伝えています。私は1986年から5年間NY駐在し、南部アトランタへも何度か出張してたのですが、あの時からほんの20年ちょっと前には”COLORED(＝有色人種）”という括りで私たちも差別の対象だった時代があったなどちょっと信じられない感じです。ツアーを続ける中で、トニーはドクターシャーリーの天才ぶりに魅了され、それでも黒人であるが故差別を受けそれに耐えるドクターシャーリーとの間に友情が芽生えていく。