Ken's Blog ”興味津々マイセカンドライフ”

日々の出来事を、日記風に気ままに載せていきます。

2019年夏合宿(北アルプス・唐松岳)

2019-07-30 16:32:51 | 平日遠足

私の所属している登山グループの今年の夏合宿。北アルプス「唐松岳(2696m)」に2泊3日で行ってきました(7月27-29日)。

登山グループはRKHと称し、普段は関東近郊の低山日帰りハイキング中心ですが、年に数度山小屋泊まりの少しだけ本格的な登山をいたします。今回の登山プランは、北アルプスとはいっても途中まではゴンドラやリフトで登りリフト終点地の山荘(八方池山荘)で一泊し、二日目に登頂を目指すという中級者向けの登山プランです(八方池山荘から唐松山頂までの標高差は866m)

今回、梅雨明けのタイミングとぶつかり最高の天気を期待していたのですが、2、3日前に突然台風発生で、決行は直前まで危ぶまれました。最終的には、まずは1泊目の八方池山荘(ここまではゴンドラとリフトのみで行ける)まで行き、唐松岳登頂ができるかどうかそこで決定しようという方針を決めスタートしました。(昨年の合宿(木曽駒ケ岳)も台風到来で、当日は晴れたものの、帰りのゴンドラが運行されない可能性が高いとの説明があり、急遽日帰りに変更した経緯があり、今年こそはと願っていたのですが…)

 

あずさ3号(7:30新宿発 - 11:27白馬着)

 

最初の昼飯です。野菜炒め定食半ラーメン付き。大瓶ビール割り勘プラスで計1000円。コスパよし!

白馬駅からアルピコ交通バスで白馬八方バスターミナルへ(所要時間:5分ほど)

ここから、徒歩10分ほどでゴンドラ”ADAM"へ向かいます。(アダム所要時間:7分ほど)

 

この先、2本のリフト(アルペンクワッド、グラートクワッド)を乗り継ぎ、初日宿泊予定の八方池山荘に向かいます。

クワッドからグラートへのリフト乗り換えの黒菱平、見事な「ニッコウキスゲ」の群生です。

 

「ニッコウキスゲ」アップで。

 

ゴンドラ、リフトを乗り継ぎ役40分ほどで「八方池山荘」到着です。

 

こちら中規模の山荘ですが、リフトの終点からゼロ分の所に位置しているだけのこともあり、テレビがあったり、風呂があったり、トイレがウオシュレットだったりと、設備は山荘ではないのですが、部屋は相部屋だっていうところはしっかり山荘でした。

山荘のベランダから眺めたリフト。

 

翌朝、7時出発。雲は多いがまあまあの好天。高山植物の宝庫でもある八方尾根。花の写真を撮りながら登っていきます。

 

立山ウツボグサ

 

キンコウカ

 

オオコメツツジ

 

シモツケソウ

 

オオバギボウシ

 

途中から雲行きが怪しくなってきましたが、そのおかげもあり、きれいな虹が見えました。虹に向かって登っている緑のパンツが私です。

 

ワタスゲ

 

チングルマ

 

あちらこちらに雪渓が残っています。

 

出発して1時間ほどで第二ケルンです。だいぶ雲行きが怪しくなってきました。

 

ユキワリソウ

 

さらに30分ほどで第三ケルン。ここに「八方池」があります。八方池に映る「逆さ白馬三山」が有名らしいです。木道が整備されていてここまではいわゆるスニーカーでハイキングに来れるとされています。

 

八方池、横目で眺めて通り過ぎました。帰りに近くまで行ってみようと思います。

 

かなり大きな雪渓が残っています。

 

途中かなり強めの雨に見舞われ、雨具を着ての登山となりました。八方池からさらに一時間ほどで、最後に「丸山ケルン」に到着。すっかり雨です。

 

10時45分「唐松岳山頂山荘」到着。 ですが、この通りすっかり霧の中であります。

 

「唐松岳頂上山荘」350人を収容する大きな山荘です。

 

12:30からチェックインとのことで、食堂で持ってきたカップラーメンをすすりながら待機です。外は雨交じりの天候なので食堂内はいっぱいです。

 

12:30チェックイン 私たち3人は下の段。チェックインが早かったので、落ち着きそうな奥を確保。

ただ、並んだ枕の数に唖然。布団一枚に枕三つ並んでます。幸い、最終的に私たちの個室?には後2名の計5名となりスペース的には上を向いて寝られる状態でした。ただ、山の諸先輩方の3Dイビキ(上から、横から、向かいから)は強烈でした。

 

一休みして、天気回復の兆しがないので、唐松岳山頂に向かうことにしました。途中「ライチョウ」に出会うことができ、ラッキーでした。

 

唐松岳(2696m)登頂です。(視界はゼロ!)

 

再び雨に濡れてしまったので、乾燥室で衣類を乾かしたり、ビールを飲んだり(生900円)して午後の山頂山荘でしばしまったりと時間を過ごしました。

 

17:45 晩飯です。コップ、皿、茶わん全て紙製の使い捨てとなっております。ごはんの味噌汁はお代わりできます。ワインは銘柄は言いませんが、かなり甘口(2000円)でいただけません↷

 

翌朝4時、同部屋の人の「山頂が見える」との声で飛び起きると、ヘッドライトをつけて登頂を目指している人の列(=明かりの列)が見え、一方で昨夜は星がきれいだったと山小屋のひとからの情報もあり、ご来光への期待度は高まります。

4:30 山荘の裏手からご来光が拝めるとのことで、しばしカメラを抱えて待機しましたが、山全体が厚い雲に覆われ今回は断念。

5:45 朝食をいただき、晴れる予報のない中、7:00出発です。

 

昨日よりは、霧は晴れて視界はありますが、山頂付近は暑い霧の中(残念!!)

所々の晴れ間を期待しつつ下山開始です。

 

 

こちら、コマクサです。

 

昨日は見えなかった山容は見えていますが、残念ながら最後まで北アルプス山々の頂上は拝めず仕舞いでした。

 

イブキジャコウソウ

クガイソウ

 

八方池まで降りてきました。ちょうど雨が止んで湖面がきれいになり山が映り込んでいます。(残念ながら逆さ白馬三山ではありませんが)

 

 

タカネマツムシソウ

 

クルマユリ

 

タカネナデシコ

 

ハッポウタカネセブリ

 

ミヤマダイモンジソウ

 

ハッポウアザミ

 

ミヤマママコナ

 

11:00 リフトの終点・八方池山荘に到着です。

 

ここからリフト、ゴンドラ、アルピコバスを乗り継ぎ白馬駅に向かいます。

最後の昼飯は、信州そば。ちなみに、長野の蕎麦は東京の蕎麦と比べるとかなり盛りがよいと思います。今回のみならず長野で食ったお蕎麦屋さん全般的に言えると思います。

 

あずさ26号(14:37白馬発)まで、少し時間があったので、八方温泉で山の汗を流しました。

みみずくの湯(600円)☚ 露店風呂から山が見渡せたり、おすすめです。

 

今回天候には恵まれませんでしたが、次回リベンジを心に誓いつつ。

やっぱり、山は最高!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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