崎谷はるひさん原作の2007/09/28発売を
☆しなやかな熱情
聴きました。
神谷浩史神谷浩史~~!!!
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いや、単に好きなんですけど。
神谷さんがものすごく素晴らしいです。
キャスト様は
小山 臣: 神谷浩史 ,秀島慈英:三木眞一郎
境和宏:中村秀利(!!)、鹿間:金光宣明
落合浩介:小林和矢、御崎:鈴木清信(!!)
御崎妻:関山美沙紀、アナウンス:中西英樹
通行人:葉山達也、寺谷美香、刑事:鷹嘴翼
秀島照映:風間勇刀
演出はATISなので阿部さんです。
あのお・・・・すごいキャストが実は紛れててまして。
しかも・・・81祭??
新旧ガンダム祭??(あはははは)
ってことで三木さんもフリートークで敬意を表していらっしゃいました。
23歳画家の秀島慈英。
天才といわれるも画壇の雰囲気についていけず、自分の進むべき道を求め、長野県へと旅へ出る。
そこで突然任意同行された。
そのやたらと美しい年上の刑事、小山 臣。
かれは乱暴で切れやすくて頭に血が昇りやすいが、生きるエネルギーに溢れていて、慈英は思わずみとれてしまう。
事件を離れて徐々にお互いに距離を縮めるが。
そんなとき慈英が暴漢に襲われ・・・。
そんな感じです。
あ~。~え~と。
とりあえず神谷浩史万歳
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なんですけど。
まあそれはあとで一杯書くとして。
崎谷先生の雰囲気は本当に細やかな心理描写の積み重ねなんですよね。
モノローグを三木さんがやっているので、本当によかったです。
ともすればまったりとしそうな2枚組。
贅沢にも三木さんのしゃべりをたっぷり堪能できるってもんです。
慈英は神谷さんの役より年下ってことで、かなり若めの声。
でも人生に迷って相当ウツウツとしているので抑えめのトーンです。
一方神谷さんははりきっている刑事(?)ってことでもう高音限界張り張りのビューティーボイス。
出てきた瞬間「じょ、じょおうさまがいる・・・」と思いました。
前半は彼等二人の何気ないトークが続くのですが、やんちゃな臣のキャラに神谷さんがぴったりです。
で、ふんわりと1枚目が終わったと思ったら~~~
なんですか~この神谷浩史!!!!
なわけですよ。ええ。
ゲイ設定なんですが、
壮絶豹変系誘い受です。
いや、あの、すごく神谷さん好きでほとんど彼の作品は聴いてますが、こんな色っぽい神谷浩史さんはわたしはじめてです・・・(本作現在^^;)。
最強です。
どきどきを通り越してばっくんばっくんします(汗)。
エスの椎葉のキャラが個人的には好きですが、色気からいうともうこっちが勝っているのでは?と。
もうこんな声で迫られて落ちない男がいますか?いや、いない・・・といった風情であらせられまして・・・。
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音声になって色気爆弾が振ってくる。
美しくて可愛くて、そんな甘えた誘いボイスといったら・・・きっと誰にもできないんじゃないかと思います・・・。凄い。
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あの、もう相当色っぽいです。
三木さんの感情の込め方もご存じの通りすごいものがありますんで、二人のラブシーンはもうヘッドホンを掴む手が震えます。
目の前が赤くなったり白くなったりしますよ・・・ええ。
マジでやってる(オイオイ^^;)んじゃないのかと思うような迫真のラブシーンであります・・・・。(すごいなあ役者)。
寂しさを押し殺した演技がもう切ないですわ・・・。
それから
「離したくない!」
三木さんのこの叫びで放心してしまいました・・
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(感涙)。。。
こういう盛り上げ方がやっぱり阿部Pだと思います。
音声の使い方(声優さんの声が出る方向性とか、音量とか、ものすごく細かいなあと思います)が素晴らしいです。
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それから脇の渋いキャラの方々が相当いい味を出しておられまして・・・。
(キャスト表見て分かる人は分かる)。刑事ものにはやっぱり人情味溢れる刑事さんがいないと、ですな。
臣を思う境刑事のあたたかい目線が泣かせてくれます。
ウツウツとした慈英の物思いが大半を占めている?ので三木さんがキャスティングされて本当によかったなあと思います。
下手な人がやったらただのだるい物語になっちゃうからな。
いや、神谷さんファンなら、とりあえず聴いてソンはないかと思います。
いや、きいとけ・・・
続編楽しみです♪
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