KERC活動日誌

柏アーリー・リコーダー・コンソート
古楽リコーダーアンサンブルの日々あれこれ

山野楽器リコーダーフェア ラインナップ表 2/29(水)まで

2012-02-17 17:11:59 | 発表会など 2011~2015 
下の表の税込価格より全品10%オフだそうです。
表にないものも取り寄せができるとのこと。
また、選定希望も申し出てほしいと書いてあります。

25、26日に展示予定の120本ほどはすべて入荷済みのようですが、5階のリコーダー売り場には
スペースの関係であまり展示はされていません。
このモデルを見せて、といえば出してきてもらえるのだと思います。




竹山はたくさん出品されますが、最近の流行あるいは人気なのか、人口象牙のリングなどを入れたものも多いようです。
リングを入れると音がしまるというようなことを聞いたこともありますが、さてどうでしょうか?
H.C.FEHR(フェール)は、スイスのメーカーで、型番としては V と VI の2つだけだそうです。
私は吹いたことがないのですが、息がたくさん入りやすい楽器だそうで、吹奏楽をやっていてリコーダーも始めた
という人には人気があるのだとか。


表中には材質も書かれていますが、どういう木だっけ? というのがわかりにくかったりするので、
いろんなところからの情報をつなぎ合わせて、転記してみました。
軽い(比重が軽い)木から順に書いてあります。

★ メープル(楓・かえで) (合奏向き) 比重は乾燥後で約0.6。
甘く澄んだ音色で、ことにアンサンブル時にハーモニーの美しさが際立つ。
少ない息で発音します。音色もクセがなくとても暖かいです。他の楽器とまじりやすいので、
合奏にも向いてます。

★ ペアウッド(梨) (合奏向き) 0.65
安定した、適切な中庸な密度、美しい木目、均整のとれた音色。
音の粒のバランスが良く、暖かい音が出ます。

★ チェリー(桜)
材質はかなり堅く、音色も甘くよく響いてくれる

★ カステロウッド  比重は乾燥後で0.7。
甘く柔らかな音色で、力強さよりも繊細さを表現するのに向いている。
学術的にはボックスウッド科に属さないが、俗称でカステロボックスウッドと呼ばれている。

★ プラム(梅)   0.75
硬質で高密度、温かく深みのある音色。

★ ボックスウッド(黄楊)  0.80
硬質、中程度の密度、“西洋ツゲ”とも言われるツゲの仲間。
暖かく豊かな音色。丸みのあるクリアーな音色。使用していると音色にツヤと輪郭が出てきます。

★ オリーブ   (やや独奏向き)  0.85
硬質、高密度、とても明るい華やかな音、あるいはうるさいと感じる人もいるかも。
とっても木目がキレイです。

★ ローズウッド(紫檀・したん) (独奏向き)   比重は乾燥後で平均1.0。
キングウッドに通じる音色だが、さらに柔らかさと甘さが強調される。
硬質、たいへん高密度。とても音量が豊かではっきりした音色ですが、柔らかさがあり、
全体的に音が重厚感のある響きです。

★ エボニー(黒檀・こくたん) (独奏向き) 比重は乾燥後で約1.0。
力強さの中にも甘さが感じられる音色で、その艶やかさが魅力。
非常に硬い木材。 とても力強く、しっかりした音色です。抵抗感もあり、演奏表現しやすいです。

★ パリサンダー (独奏向き) 1.05
硬質、たいへん高密度、豊かな倍音と輝かしい音。インディアンローズウッドとも呼ばれる。
とても硬い音色で、独奏向きの楽器になります。高音はとてもきらびやかな音色です。

★ キングウッド  (独奏向き) 比重は乾燥後で平均1.0~1.2。
非常に硬く目の詰まった材質で、力強さの中にも甘さがあり、透明感のある音。

★ グレナディラ  (独奏向き)  1.2
非常に硬質、高密度、輝かしい深みのある音質。クラリネットの材料としても有名な木材。
力強い音色で音が遠くまで飛ぶ感じがする。

(tomo)
コメント    この記事についてブログを書く
« 銀座山野楽器リコーダーフェ... | トップ | 3月、4月の日程と会場 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

発表会など 2011~2015 」カテゴリの最新記事