昨日9月6日(日)は、昨年に続いて第2回目の演奏会でした。「感想」を書かせていただきますね。
プログラム
*エリック・サティー(1866-1925) :3つのシャンソン
*ジョヴァンニ・ガブリエリ(1554/57―1612) :12声のカンツォン
*リチャード・ミーコ(1590-1661) :パヴァン、ファンタジア(カルテット)
*ピエール・ド・マンシクール(1510-1564) :わが思考の深淵より(カルテット)
*ハンス・ポーザー(1917-1970) :レンツブルガー舞曲 作品42
*上野耕路(1961- ) :カルテット・パストラーレ(委嘱新作2009)(カルテット)
*ロバート・ジョンソン(1580-1634) :アルマンド、クーラント
前半と後半の2つのグループ(メンバーが違う)に分かれて演奏し、その間を先生達のカルテットでつないで、
最後は全員での合奏という構成でした。これは昨年の第1回でも同じ感じ。
今回のテーマが「リコーダーの歌と踊り」ということで、もともと合唱曲だったものをリコーダーのために
編曲したものが多いとのことでした。
全体を通して感じたのは、どのパートも数人で吹いていてもひとつの音にまとまって、乱れがなかったこと。
とくにソプラノが2本、3本で吹いていてあれほど1本の音に聞こえるのはすばらしいです。
前半のグループの「12声のカンツォン」は演奏者一人ずつがそれぞれの役割をきちんと果たさないといけない曲
だと思いますが、気負いすぎることなく自然な感じで好感が持てました。
レンツブルガー舞曲は、とても軽快な曲。そこそこ速い曲でも各パート内で音にバラツキがないのはほんとにすばらしい。
6曲目くらいで、ソプラノがなくてアルト以下の楽器で演奏する部分がありましたが、とても素敵な響きでした。
先生達のカルテットは、前半はルネッサンスリコーダーを使っての演奏。
そのうちの1曲はピエール・ド・マンシクールという人の「わが思考の深淵より」という聖書に題材を取った歌を
リコーダー用にしたものだそうです。2回演奏を繰り返し、1回目はほぼ原曲どおり、2回目はそれぞれ
4人の奏者が自由に装飾(元の音を分割して装飾)を加えながら演奏していくというものでした。
ヴァン・エイクの笛の楽園がそういう風に元の音を分割して装飾していくというようになっていたと思います。
当然といえば当然ですが、先生達は、いくら細かく演奏してもあわただしい感じも、音がばたつくこともなく、
すばらしいものでした。
上野耕路さんの委嘱作品「カルテット・パストラーレ」は、現代曲の様に難解、あるいは
流れが感じにくいということもなく、思ったより自然に入り込める曲だったと思います。
すぐとなりでは、「練習すればできるんじゃない?」との声も。こう話すということは、
まずまず気に入ったということなんでしょうね。
最後の全員での合奏は、ロバート・ジョンソンの「アルマンド」と「クーラント」。
25人の大合奏でアルマンドを聞いたとき、「エルガーみたい」と思ってしまったのですが、
ほかにそんな風に感じた人はいたのでしょうか。エルガー自体1,2曲?吹いたことがあるくらいで
ほとんど聞いたことのない私がどうしてそう感じたのかも定かではないのですが (^_^;
(tomo)
プログラム
*エリック・サティー(1866-1925) :3つのシャンソン
*ジョヴァンニ・ガブリエリ(1554/57―1612) :12声のカンツォン
*リチャード・ミーコ(1590-1661) :パヴァン、ファンタジア(カルテット)
*ピエール・ド・マンシクール(1510-1564) :わが思考の深淵より(カルテット)
*ハンス・ポーザー(1917-1970) :レンツブルガー舞曲 作品42
*上野耕路(1961- ) :カルテット・パストラーレ(委嘱新作2009)(カルテット)
*ロバート・ジョンソン(1580-1634) :アルマンド、クーラント
前半と後半の2つのグループ(メンバーが違う)に分かれて演奏し、その間を先生達のカルテットでつないで、
最後は全員での合奏という構成でした。これは昨年の第1回でも同じ感じ。
今回のテーマが「リコーダーの歌と踊り」ということで、もともと合唱曲だったものをリコーダーのために
編曲したものが多いとのことでした。
全体を通して感じたのは、どのパートも数人で吹いていてもひとつの音にまとまって、乱れがなかったこと。
とくにソプラノが2本、3本で吹いていてあれほど1本の音に聞こえるのはすばらしいです。
前半のグループの「12声のカンツォン」は演奏者一人ずつがそれぞれの役割をきちんと果たさないといけない曲
だと思いますが、気負いすぎることなく自然な感じで好感が持てました。
レンツブルガー舞曲は、とても軽快な曲。そこそこ速い曲でも各パート内で音にバラツキがないのはほんとにすばらしい。
6曲目くらいで、ソプラノがなくてアルト以下の楽器で演奏する部分がありましたが、とても素敵な響きでした。
先生達のカルテットは、前半はルネッサンスリコーダーを使っての演奏。
そのうちの1曲はピエール・ド・マンシクールという人の「わが思考の深淵より」という聖書に題材を取った歌を
リコーダー用にしたものだそうです。2回演奏を繰り返し、1回目はほぼ原曲どおり、2回目はそれぞれ
4人の奏者が自由に装飾(元の音を分割して装飾)を加えながら演奏していくというものでした。
ヴァン・エイクの笛の楽園がそういう風に元の音を分割して装飾していくというようになっていたと思います。
当然といえば当然ですが、先生達は、いくら細かく演奏してもあわただしい感じも、音がばたつくこともなく、
すばらしいものでした。
上野耕路さんの委嘱作品「カルテット・パストラーレ」は、現代曲の様に難解、あるいは
流れが感じにくいということもなく、思ったより自然に入り込める曲だったと思います。
すぐとなりでは、「練習すればできるんじゃない?」との声も。こう話すということは、
まずまず気に入ったということなんでしょうね。
最後の全員での合奏は、ロバート・ジョンソンの「アルマンド」と「クーラント」。
25人の大合奏でアルマンドを聞いたとき、「エルガーみたい」と思ってしまったのですが、
ほかにそんな風に感じた人はいたのでしょうか。エルガー自体1,2曲?吹いたことがあるくらいで
ほとんど聞いたことのない私がどうしてそう感じたのかも定かではないのですが (^_^;
(tomo)