けずろぐ Kezu-log

けずの日常や…思った事など…。

はなまき映像祭2007 其の①

2007年06月09日 | 日記


9日(土)と10日(日)は以前より毎回案内はもらって

行きたいと思いながら、行けないでいました

イーハトーヴ・アート・ステーション(IAS)の会が主催する

第3回 はなまき映像祭2007

に行ってまいりました。

盛岡過ぎまで最高の天気でしたが、紫波からもの凄い大雨!

あちゃ~…と思いましたが、すぐ小降りになって

晴れたり止んだりの天候、最近こんな天気ばっかりですね…。

初日の会場であります、大沢温泉到着~!

あれ場所ドコ?!?今回初めて参加となったのですが

どのぐらいの規模かも分からず、イメージ的には温泉でやるんだから

大宴会場みたいな場所でやるのかなぁ…

なんて思ってたら…案内看板発見!

看板通りに行ってみると…

おおー!なんか古い講堂みたいな場所が会場!?

↑奥の建物が会場です。

ちなみに、手前のお宮には…

おおっと!素晴らしい!

しっかり拝んで来ました…( _ _)人

初日(9日)は13:30からの開始でしたが5分程遅れての入場

すでに上映開始で、真っ暗中入場。

床にゴザが敷かれた会場にみんな思い思いに座って鑑賞しておりました。

アットホームでとてもイイ感じです。

 

プログラム①花巻の自然

ビデオ上映「花と緑の回廊・早池峰山」「鳥の目で見た豊沢川」

1回目のゲストトーク

望月達也さんと澄川嘉彦さん(タイマグラばあちゃん監督)

この望月さんがは「花巻のブナ原生林に守られる市民の会」の方で

自然保護活動、子供達に自然の大切さを教える活動を行っています。

「守る」じゃなくて「守られる」っていいですよね。

ボランティアの方々と早池峰山のトイレの屎尿をくみ取り

麓に降ろしたり、簡易トイレの促進も行っています。

時々ダジャレを交えながら、岩手の自然や子どもたちの自然体験

活動について楽しく語ってくれました。

ちなみに屎尿を汲み降ろしてる人を

 男性はシニョール、女性はシニョリータと呼んでるとのことです(爆)

ほかに、熊に出会ったときは

「クマったベアー」という(ヤヤウケ)

「キツツキの心はキズツキ易い」とのこと(ヤヤウケ)

プログラム②職人という生き方

「信・望・愛 小堀四郎」「きゅう漆職人大西勲のつぶやき」

プログラム2は伊勢さんが製作した職人をテーマにした

ドキュメンタリー2本を上映。

2回目のゲストトーク

映画の主役でもあります人間国宝 大西勲さんと

伊勢真一さん(いせFILM代表、映画プロデューサー・監督)のトーク。

こちらもとてもおもしろかった!

「人間国宝」というもの凄い人なんだけど

スゴイ気さくな方で、いろんな話しをユーモアたっぷりで

話してくれました。ホント素晴らしい人ですね~!

今度、大英博物館での展示会、実演を行うそうです…

一つ完成している作品「曲輪造朱溜盛器」を持って来たのですが、

普通は人間国宝の作品でこれから大英博物館に展示される作品ですから

「手を触れてはいけません」となると思いきや…

どんどん触って下さい!!

本来の「漆」は手で触って光沢が出る物だし、触っているウチに

漆の薄い部分、濃い部分が出て来てキレイな模様になるんです。

なんのために漆を塗るのか?傷がつくためですよ。

と言ってみんなに回して見せてくれました。もの凄く美しい漆器でした…

なんでも、その夜の大交流会で、その盛器にお酒を一升入れて

みんなで飲んだとか!?!?

末恐ろしい人達だ…(^^;

 

1日目は映画やトーク等内容がとても良かったのですが

雨の影響もあってか、お客さんが少ない…

素晴らしい内容なだけに、ホントにもったいない感じがしました。

 

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漆器職人・人間国宝 大西勲

花巻市 大沢温泉

いせFILM

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1日目も無事終了し、大交流会に参加しようかとも思ったんだけど

車の運転もあるしお酒なしで参加するのもつまらないなぁ…ということで。

今晩は北上の姉宅にお世話になることにしてたので北上へ。

 

時間も早かったのでWMC北上で話題(?)の

「300(スリーハンドレット)」を鑑賞。

100万のペルシア帝国軍を迎え撃つ300人の勇敢なスパルタ兵士

の物語。血がブッシャブッシャ!と飛び散り、首がスポンスポンと飛びまくる。

おまけに序盤の必要なのかよく分からない長いベッドシーン…

R-15はうなずけます(笑)

「歴史もの」のスペクタクル映画(?)なのに

色遣いといい映像は不思議な雰囲気…。ファンタジー映画!?

この映画はスパルタ兵士の見事な肉体美を見る映画かな(笑)

あの割れ割れの腹筋が欲しい!!

アメリカ、ギリシャで大ヒット(あたりまえか)してますが

ペルシャを祖先とるすイランからはこの映画でのペルシャの

描き方について、猛烈な抗議がありました。

あの描き方は屈辱でしょうね…。

自由と祖国のために、決死の戦いを挑んだ英雄・ヒーロー→スパルタ

傍若無人で野蛮な侵略者、悪の象徴→ペルシャ

しかも、ペルシャの精鋭部隊は、オイオイ忍者かよっ!?(笑)

なんだかねぇ…

まぁ、歴史スペクタクルとはみない方が楽しめるのではないかな…

スローモーションを多用したアクションシーンはとてもイイ!

で、やはり…見事に割れた腹筋は必見です(笑)

コメント (4)
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