三浦しをん「舟を編む」

辞書作りの世界。
今まで想像したこともなかった。
昔から辞書にはお世話になっていたけれど。

よくよく考えたら、辞書っ作りってホントに
大変そう。
載せる言葉を選び、
原稿を集め、
文体を整え文字数を考えながら添削し、
何度も何度も推敲を重ね用例確認。
使用する紙にもこだわって。
そして完成しても、すぐに改訂に次ぐ改訂。
長い長い旅ですね。
まさに大渡海。

辞書は初期投資が大きくて回収が長期にわたるって
そのとおりだな、って思う。
それだけに完成するときの喜びは一入なんでしょうね。

そんな辞書作りを馬締くんを中心に素敵な仲間たちが
繰り広げていく物語。
香具矢さん、西岡さん、岸辺さん、荒木さん、佐々木さん。
チームワークで作り上げた大渡海。
最後に松本先生に見せてあげられなかったけれど
思いは伝わってるよね。
お手紙にはちょっとウルっとさせられました。
西岡さんの名前も載せちゃうところ、良かったなー。

辞書はあ行からさ行までに単語が集中しており、
全体の半分に「す」か「せ」がきていれば後半が
手薄になることなくバランスよく言葉を網羅している
と言える、という話はとても興味深かったです。

それにしても、始まって数ページで辞書作りの
世界にグイッと引き込むしをんさんの技術ったら
スゴイわ。
堪能させていただきました。

最後にひとつ気になったこと。
ヌッポロ一番って何？？


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メッセの厄払い

＜オリックス ５－０ 阪神＞

開幕投手のメッセンジャー。
５回８安打５失点。

本番前に打たれて厄を落としておこうという
作戦かな？
まあ大丈夫でしょう。

昨日は岩崎が好投。
こっちはそのままの勢いで。

早いもんで開幕まであと１週間ですか。
ニュースだけじゃなくて、早く試合が見たーい。


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