原田マハさんの新作。
本屋大賞にノミネートされた「たゆたえども沈まず」
ではなございません。
あれは文庫化されてから~。
今回読んだ「異邦人」は、マハさん本領発揮の
美術の世界を舞台とした作品です。
最初この話の主役は一輝なのかと思いましたが、
実は菜穂と樹だったのですね。
異邦人と書いて「いりびと」と読む。
京都出身ではない人のことを指すらしい。
京都の方って京都人じゃない人にいけずな印象。
きっと、京都の人間かどうかって結構大事な
ことなんでしょうね。
菜穂が京都に行くきっかけは大震災だから
いろいろと苦い思いもよみがえってきましたが
当時はそんな感じでしたよね。
菜穂は異邦人だけど、どんどん京都に
入り込んでいく。
そして樹に出会い、夫よりも家族よりも
芸術の世界にのめりこんでいく。
本物ってこういう感じなのかなぁと思って
しまいました。
何よりも芸術優先というか。
祖父と菜穂の関係もいかにも、って思っちゃった。
複雑な人間模様がなかなか興味深かったですね。
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本屋大賞にノミネートされた「たゆたえども沈まず」
ではなございません。
あれは文庫化されてから~。
今回読んだ「異邦人」は、マハさん本領発揮の
美術の世界を舞台とした作品です。
最初この話の主役は一輝なのかと思いましたが、
実は菜穂と樹だったのですね。
異邦人と書いて「いりびと」と読む。
京都出身ではない人のことを指すらしい。
京都の方って京都人じゃない人にいけずな印象。
きっと、京都の人間かどうかって結構大事な
ことなんでしょうね。
菜穂が京都に行くきっかけは大震災だから
いろいろと苦い思いもよみがえってきましたが
当時はそんな感じでしたよね。
菜穂は異邦人だけど、どんどん京都に
入り込んでいく。
そして樹に出会い、夫よりも家族よりも
芸術の世界にのめりこんでいく。
本物ってこういう感じなのかなぁと思って
しまいました。
何よりも芸術優先というか。
祖父と菜穂の関係もいかにも、って思っちゃった。
複雑な人間模様がなかなか興味深かったですね。
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