Ｎｕｍｂｅｒ６４０号「圧勝」

今週発売のスポーツグラフィックＮｕｍｂｅｒ、特集はもちろん
日本シリーズ。表紙にはバレンタイン監督と「圧勝」の文字が。
Ｎｕｍｂｅｒを愛読している私も、さすがに今回のは読みたくないなぁ
と思っておりました。・・・が、昨日妻がひと言、「買ってきて～」。
え～っ、オレにそれ買わすんかい～、とも思いましたが、ファンとして
このシリーズでの両チームの差はどこにあったのか、ロッテの勝因、
阪神の敗因はなんだったのか、ということを知って、それをまた来年に
つなげていくことも必要かな、という思いもあり、結局購入しました。

ロッテは勢いがあったと言われていたけど、もちろんそれだけではなくて
データ分析がハンパじゃなかったみたい。毎日大きく変わる打順や意表を
ついた攻撃、捕手の使い分けなどのボビーマジックは、詳細なデータ分析
から導き出される、勝つ確率が一番高い作戦だったんですね。
そしてそれを実行できる選手たち、それを支える裏方さんたち。
これがロッテの強さだったんだな～。

監督の違いも。バレンタイン監督は人を疑うことからスタートし、徹底的に
データを重視して選手を起用する。一方、岡田監督は選手を信じ、使い
続けることで選手が期待に応えるというスタイル。
岡田さんはこれでセリーグを制した訳だし、これが悪い訳ではないけど
両チームの違いはこんなところにあったのね、と考えさせられてしまい
ました。

また来年、阪神も日本シリーズの舞台に戻ってきて、今度は本来の強い
姿を見せてくれることでしょう。もう来年に向けての戦いは始まっている！
とりあえずの課題は二段モーション対策かな？


嗚呼、この頃が懐かしい・・・。Ｎｕｍｂｅｒ６３８号「猛虎絢爛」