「夏山冬里」は牛を夏は山で飼って、冬は里で飼うことであるが、 岡山県高梁市では年中放牧で飼っている例があり、日本短角種の繁殖牛とのこと。謂わば「夏山冬山」である。「受精卵移植」により「黒毛和種」の仔を産ませることも試みられたが、分娩から受胎までの期間が少し長くなった(受胎率が受精卵移植は人工授精に比べて受胎率が低い)ことや、子牛の育成に費用がかさむ(黒毛和種は日本短角種より市場でより高い評価を得るためには飼料費や手間がかかる)、荒れ地の維持管理が目的のこともあって、現在は、日本短角種の種を人工授精されている。日本短角種は放牧に適していておとなしく飼い易いとのこと。これについての感想...「夏山冬山」は、牛舎の要らない興味深い飼い方だと思った。
空芯菜の味に慣れてくると「味が淡白で飽きがこない」「硬い茎も細く切ったものを炒めることにより、程よい歯ごたえになる」ことを知りました。