縁側で日向ぼっこ

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「オークの樹の下」原作 Kim Suji 脚色 Seomal namu

2024年08月18日 | アニメ、マンガ レビュー

「オークの樹の下」2024/8/5

原作Kim Suji 脚色Seomal namu

たまたま、めちゃコミックで無料分だけ読みました。

恋愛ものはほとんど読まない私ですが

心惹かれるストーリーで

コミックの発売を待って買いに行きました✨✨✨

ーあらすじー

内気な侯爵令嬢・マクシミリアンは父の命令により

下級騎士・リフタンと政略結婚をすることに。

ふたりは一夜をともにするが、翌朝には彼の姿はなく

すでにドラゴン征伐へと旅立ったあとだったー-。

それから3年後、

大陸中に名を馳せる英雄となって帰還したリフタン。

しかし彼には、王女との新たな縁談話が持ち上がっていて...!?

(コミック裏表紙より)

 

☆感想☆

主人公マクシミリアンは吃音があり、幼いころから父親から虐待を受けて育ち

自分は罰を受けて当たり前の役立たずと思いながら、独りぼっちで生きてきた..

これはもう親の虐待により、自己肯定感がめちゃくちゃに低く

自分は駄目な人間なんだと思い込まされて、でもすごく愛情に飢えていたんだなと思う。

 

リフタンとの結婚は政略結婚であったものの実家から出ることが出来て、

夫からの愛を受けて、主人公が自分の居場所を見つける姿は感動しました。

リフタンの領地アナトールで

領主の妻として、城の飾りつけを任され奮闘し成長していく姿に思わずエールを送りたくなりました。

 

こういう物語って、自己投影であったり、願望であったり

ひと時の夢を見させてもらえる素敵な時間なんだなと思いました。

自分はかなえることができなかったけれど、主人公が私の代わりにかなえてくれる。

ワクワク、ドキドキ、忘れかけていた感情がよみがえってきます。

めちゃコミックでは、もう少し先まで読んでいますが

コミックの2巻楽しみに待っています💕