早いもので、母が亡くなって20年目の命日でした。
今でも鮮明に思い出す事が出来ます。曇った蒸し暑い日でした。
前日の夜から危篤状態になり、病院で母を見守っていました。
夜が開け…お昼を頂いた直後でした。
看護士さんと身体の向きを変えてあげてる時でした。
す~っと心臓の動きが弱くなり、そのまま旅立って行きました。
1ヶ月ほど苦しんでいたので、最後は眠ったまま逝ってしまっのは幸いだったのかもしれません。
ワタシと最後にかわした言葉は
ワタシが「今日は会社に行きたくないな~」というと「疲れたら休みなさい」でした。
「疲れたら休みなさい」
最後の言葉通り、なんでも疲れない程度にこなしてきた20年でした。
母は「疲れたら休みなさい」と言いましたが、「疲れない程度にしておきなさい」とは言ってませんでした。
今日ふと「あ~ワタシ20年何やってるんだろうな~」って思ってしまいました。
ま…後の祭ってやつですね。
きっと母もあの世であきれてる事でしょう。
これからも間違った解釈のまま疲れない程度にしておきたいと思います。