2010年1月25日(月)今朝は上海市内のホテルで朝早くから起床する。
7時からのバイキング料理で朝食を済まして、ホテル前に停めている専用バスに向かって行った。
ホテルの玄関を出ると、右側に花束を飾りつけた華やかな車が目に入ってくる。
車もこのようなきれいな花を飾りつけると、全く違ったイメージが湧き、花嫁の嫁入り道具の一つなのか!
それとも、この車に乗って新婚旅行に出かけるつもりなのか!
と想像したくなってくる。
はっきりしたことは分からないが、いずれにして、中国富裕層の結婚のお祝いの車だと思われる。
私たちを乗せた専用バスは、午前8時30分にホテルを出発し、上海中心部にある上海博物館に向かって行った。
今日は上海市内観光が予定されている。
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宿泊した上海のホテルで見かけた花嫁の持参車か?
今朝は少し冷え込んでいるが天気はよさそうである。
ホテルを出発し、一般道を上海中心部へ向かって行く。
道中の右側にある鉄道路線には、真新しい白の車体の中国新幹線が通り過ぎていく。
今年の5月から開催が予定されている上海万博までには、上海と北京が新幹線で結ばれるとのことであった。
バス前列の車窓から、中国ドライバーの車の運転状況を見ていて驚く。
日本では考えられないような、割り込み運転が非常に激しい事であった。
女性ドライバーは少なく、ほとんどが男性ドライバーであるためか、ほんの少しの車間距離でも、指示器なしで割り込み車線変更をしてくる。
車の前部を先に突っ込んだ方が優先権を得ている
遠慮していると、いつまでたっても進むことができない。
特に日本の一般的な女性ドライバーの運転技術だと、大変な状況になりそうである。
これでよく事故や、トラブルが起こらないものか! とある意味では感心する。
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博物館に行く途中で見かけた寝台特急バス
このバスは日本では見かけない寝台特急バスで、広い中国では1000km以上の長距離も定期運行されており、縦に寝台が作られている。運賃は高額であるが人気のあるバスのようである。
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市内で見かけた小型の清掃車
車窓から見かけた街をきれいにするコンパクトな清掃車。日本でも見かけないような軽自動車のようなコンパクトさである。
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博物館に向かう道中の車窓から見る上海のオフィス中心街
上海中心部に聳える高層ビル群を前面に見ながら暫く行くと上海博物館駐車場に到着する。
博物館は、上海の中心地である人民広場に建ち、上部層は丸い円筒状の容器である鼎をイメージして作られている。
(鼎=かなえ、てい、三本足で二つの手持ちのある底の深い容器で金属が多い)
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古代の容器・鼎(かなえ)をデザインして作られた円筒形の上海博物館
上海博物館は、1952年に中国古代博物館として建設されたが、1996年に現在の形に改装されている。
収蔵品数も貴重な資料や骨董が収集され、青銅器、陶器、書画、玉器など21種の12万点を誇る中国屈指の博物館で、建築総面積39200㎡、4階建ての荘厳な造りの建物である。
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南側にある上海博物館の正面玄関
私たちは、こちらの正面玄関から入館して行く。館内は一階から4階まで、ご覧のような吹き抜きになっている。
上海博物館は
1階 ①中国古代青銅館 ②中国古代彫塑館
2階 ③中国古代陶壷館
3階 ④中国歴代絵画館 ⑤中国歴代書法館 ⑥中国歴代印象館
4階 ⑦中国少数民族工芸館 ⑧中国歴代銭弊館
からなっている。
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博物館内の1階から4階までの吹き抜けホール
博物館の所蔵品の中でもとりわけ青銅器と陶磁器、書画のコレクションは世界的にも有名といわれている。
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美しい帆船の図柄が入った陶器
陶磁器は中国が世界に誇る工芸品で、展示室には、先史時代から近代まで、500点もの貴重な陶磁器が陳列されている。
青色と白の美しさや、形状や柄など、特に私の印象に残った展示品であった。
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口が二つある変わった形状と鮮やかな青色図柄の花瓶
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模様といい、柄といい、申し分のない絵図の中国陶器の美しい花瓶
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河童の様な親子を表した陶器 敗者の上に乗ってご満悦の唐三彩の天王像
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中国は古代から焼物文化が発達していた、動物の犬やらくだ・馬などや鳥の焼物など多く展示されている。
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太鼓と支える金属の台 複雑の突起物などの形状の鼎(かなえ=手持ちと足のついた金属の深い容器)
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左上写真の太鼓を支える複雑な形状をした金属の台
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仏像の石碑 像全体に金粉を施し、ゆったりとした表情を見せている木造の仏像
1階にある中国古代彫塑館には、春秋戦国時代から明代までの、仏教彫刻を中心に多くの作品が展示されている。
仏像の表情は各時代において異なっているようであるが、右上写真の仏像の表情、表現技術は見事で、思わず見とれてしまいそうである。
上海博物館の見学時間は1時間で、駆け足の見学であった。
収蔵している内容や数の多さからいって、とても1時間では満足のいく見学ができるものではなかった。
博物館を見学して感じることは、中国4000年の歴史の深さや、その幅広さには圧倒されそうで、日本文化の原点があるようにも思えてくる。
見学を終えた私たちは、入館した時とは反対の出入口から出て行く。
出口を出ると、そこは大理石が敷かれた大きな広場になっており、周辺には、ここが上海の中心部を現すような、近代的な高層ビル群の建物が数多く建っている。
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博物館北口を出た所から正面に見えている上海人民政府の建物
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博物館からの上海中心部に建つユニークな形状をした高層ビル群の景観
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博物館が建つ人民広場、公園のようによく整備された場所からの高層ビルの景観
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上海の1月は東京や大阪と同じような気候だが、よく整備された人民広場には美しい花が咲き、その向こう側には近代的なビルが立ち並んでいる。
上海博物館の見学を終え、専用バスに戻った私たちは、同じ市内にある、総合民芸店に立寄って、上海に来た人は必ず訪れるといわれている天下の名園「豫園=よえん」に向かって行った。
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豫園周辺は上海の旧街で中華風のレトロな建物が建ち、観光施設と商業が一体となった街である。
豫園のある地区は、名庭園、商店、旧市街が合体した一大観光センターになっている。
豫園観光の駐車場に到着すると、ガイドのカクサンは、豫園商城内にある中華料理店に案内してくれ、点心料理の昼食をいただいた。
この地域は、大阪難波にある歌舞伎座を中華風にしたような建物が立ち並び、多くの人たちが訪れて、すごい賑わいを見せている。
7時からのバイキング料理で朝食を済まして、ホテル前に停めている専用バスに向かって行った。
ホテルの玄関を出ると、右側に花束を飾りつけた華やかな車が目に入ってくる。
車もこのようなきれいな花を飾りつけると、全く違ったイメージが湧き、花嫁の嫁入り道具の一つなのか!
それとも、この車に乗って新婚旅行に出かけるつもりなのか!
と想像したくなってくる。
はっきりしたことは分からないが、いずれにして、中国富裕層の結婚のお祝いの車だと思われる。
私たちを乗せた専用バスは、午前8時30分にホテルを出発し、上海中心部にある上海博物館に向かって行った。
今日は上海市内観光が予定されている。
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宿泊した上海のホテルで見かけた花嫁の持参車か?
今朝は少し冷え込んでいるが天気はよさそうである。
ホテルを出発し、一般道を上海中心部へ向かって行く。
道中の右側にある鉄道路線には、真新しい白の車体の中国新幹線が通り過ぎていく。
今年の5月から開催が予定されている上海万博までには、上海と北京が新幹線で結ばれるとのことであった。
バス前列の車窓から、中国ドライバーの車の運転状況を見ていて驚く。
日本では考えられないような、割り込み運転が非常に激しい事であった。
女性ドライバーは少なく、ほとんどが男性ドライバーであるためか、ほんの少しの車間距離でも、指示器なしで割り込み車線変更をしてくる。
車の前部を先に突っ込んだ方が優先権を得ている
遠慮していると、いつまでたっても進むことができない。
特に日本の一般的な女性ドライバーの運転技術だと、大変な状況になりそうである。
これでよく事故や、トラブルが起こらないものか! とある意味では感心する。
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博物館に行く途中で見かけた寝台特急バス
このバスは日本では見かけない寝台特急バスで、広い中国では1000km以上の長距離も定期運行されており、縦に寝台が作られている。運賃は高額であるが人気のあるバスのようである。
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市内で見かけた小型の清掃車
車窓から見かけた街をきれいにするコンパクトな清掃車。日本でも見かけないような軽自動車のようなコンパクトさである。
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博物館に向かう道中の車窓から見る上海のオフィス中心街
上海中心部に聳える高層ビル群を前面に見ながら暫く行くと上海博物館駐車場に到着する。
博物館は、上海の中心地である人民広場に建ち、上部層は丸い円筒状の容器である鼎をイメージして作られている。
(鼎=かなえ、てい、三本足で二つの手持ちのある底の深い容器で金属が多い)
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古代の容器・鼎(かなえ)をデザインして作られた円筒形の上海博物館
上海博物館は、1952年に中国古代博物館として建設されたが、1996年に現在の形に改装されている。
収蔵品数も貴重な資料や骨董が収集され、青銅器、陶器、書画、玉器など21種の12万点を誇る中国屈指の博物館で、建築総面積39200㎡、4階建ての荘厳な造りの建物である。
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南側にある上海博物館の正面玄関
私たちは、こちらの正面玄関から入館して行く。館内は一階から4階まで、ご覧のような吹き抜きになっている。
上海博物館は
1階 ①中国古代青銅館 ②中国古代彫塑館
2階 ③中国古代陶壷館
3階 ④中国歴代絵画館 ⑤中国歴代書法館 ⑥中国歴代印象館
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博物館内の1階から4階までの吹き抜けホール
博物館の所蔵品の中でもとりわけ青銅器と陶磁器、書画のコレクションは世界的にも有名といわれている。
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美しい帆船の図柄が入った陶器
陶磁器は中国が世界に誇る工芸品で、展示室には、先史時代から近代まで、500点もの貴重な陶磁器が陳列されている。
青色と白の美しさや、形状や柄など、特に私の印象に残った展示品であった。
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口が二つある変わった形状と鮮やかな青色図柄の花瓶
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模様といい、柄といい、申し分のない絵図の中国陶器の美しい花瓶
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河童の様な親子を表した陶器 敗者の上に乗ってご満悦の唐三彩の天王像
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中国は古代から焼物文化が発達していた、動物の犬やらくだ・馬などや鳥の焼物など多く展示されている。
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太鼓と支える金属の台 複雑の突起物などの形状の鼎(かなえ=手持ちと足のついた金属の深い容器)
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左上写真の太鼓を支える複雑な形状をした金属の台
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仏像の石碑 像全体に金粉を施し、ゆったりとした表情を見せている木造の仏像
1階にある中国古代彫塑館には、春秋戦国時代から明代までの、仏教彫刻を中心に多くの作品が展示されている。
仏像の表情は各時代において異なっているようであるが、右上写真の仏像の表情、表現技術は見事で、思わず見とれてしまいそうである。
上海博物館の見学時間は1時間で、駆け足の見学であった。
収蔵している内容や数の多さからいって、とても1時間では満足のいく見学ができるものではなかった。
博物館を見学して感じることは、中国4000年の歴史の深さや、その幅広さには圧倒されそうで、日本文化の原点があるようにも思えてくる。
見学を終えた私たちは、入館した時とは反対の出入口から出て行く。
出口を出ると、そこは大理石が敷かれた大きな広場になっており、周辺には、ここが上海の中心部を現すような、近代的な高層ビル群の建物が数多く建っている。
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博物館北口を出た所から正面に見えている上海人民政府の建物
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博物館からの上海中心部に建つユニークな形状をした高層ビル群の景観
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博物館が建つ人民広場、公園のようによく整備された場所からの高層ビルの景観
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上海の1月は東京や大阪と同じような気候だが、よく整備された人民広場には美しい花が咲き、その向こう側には近代的なビルが立ち並んでいる。
上海博物館の見学を終え、専用バスに戻った私たちは、同じ市内にある、総合民芸店に立寄って、上海に来た人は必ず訪れるといわれている天下の名園「豫園=よえん」に向かって行った。
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豫園周辺は上海の旧街で中華風のレトロな建物が建ち、観光施設と商業が一体となった街である。
豫園のある地区は、名庭園、商店、旧市街が合体した一大観光センターになっている。
豫園観光の駐車場に到着すると、ガイドのカクサンは、豫園商城内にある中華料理店に案内してくれ、点心料理の昼食をいただいた。
この地域は、大阪難波にある歌舞伎座を中華風にしたような建物が立ち並び、多くの人たちが訪れて、すごい賑わいを見せている。
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