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自殺はいじめが原因!!大津の発信を全国へ【学校や教育委員会の隠ぺい体質、責任逃れ!!】

2013-02-02 17:36:52 | 教育
自殺はいじめが原因!!大津の発信を全国へ【学校や教育委員会の隠ぺい体質、責任逃れ!!】

☆体面を保つことのみに腐心する。
☆学校や市教育委員会の対応ぶりが、そこには記されていた。

★「やはり息子は学校に見殺しにされたという思いだ」。
★第三者委の調査報告書に目を通した
★男子生徒の父親はそう心境を語った。

☆大津市の中二男子の自殺を調べていた第三者委員会は、
☆報告書で中井さんの一文を引用しつつ、

★先生も生徒もいじめを見ながら
★「見えないもの」にしてしまっていたと指摘した。

★だが、学校は生徒を救わず、
★家庭での虐待が原因であるかのように言い募った。

☆「透明人間」にされた少年の絶望を、思う。


東京新聞 社説と筆洗い より
…………………………………………

■いじめ報告書 大津の発信を全国へ

 一昨年に大津市であった中学二年男子生徒の自殺は
いじめが原因だったことが示された。

市の第三者調査委員会が事実を積み重ねてたどり着いた結論だ。
教育現場は教訓を真剣に受け止めねば。

 「やはり息子は学校に見殺しにされたという思いだ」。
第三者委の調査報告書に目を通した男子生徒の父親はそう心境を語った。

 当然だろう。

追い詰められていく息子に救いの手が
差し伸べられることはなかったことがはっきりしたのだから。

それどころか、体面を保つことのみに腐心する
学校や市教育委員会の対応ぶりが、そこには記されていた。

 生前には一方的なひどい暴力を見聞きしたと
周りの子たちが訴えても耳を傾けず、
両成敗とすべき仲間内のけんかとして片付けていた。
いじめと闘う気概ははなから失われていたのだろう。

 死後には民事訴訟を警戒して法的責任から
逃れようという思惑が働いたようだ。

根も葉もない「父親の虐待」という架空話に乗じて
自殺といじめの関わりを否定しようとした。

原因究明と再発防止の取り組みを放棄したのだ。

 学校や教委のこうした隠ぺい体質や事なかれ主義は、
深刻ないじめや体罰が明るみに出るたびに必ず指摘される。

子どもたちを守るために
大急ぎで改善せねばならない全国共通の課題である。

 自殺といじめの因果関係に踏み込んだ第三者委の姿勢は、
今後の自殺調査の在り方を示している。

これまで子どもの自殺原因の多くは不明とされたり、
曖昧にされたりしてきたからだ。

 第三者委は、学校や市教委が情報公開に後ろ向きだとして
信用を損ねた反省に立ち、越直美市長が主導して立ち上げた。

市側だけではなく遺族側が推薦する委員を加えた異例の人選だった。

 なぜ息子は自殺しなければならなかったのか。
遺族側のそうした痛切な思いを尊重し、
それに応えねばならないという越市長の強い意向が表れたのだろう。

 調査の公正性に疑いが持たれないよう責任追及の場ではなく、
真相解明の場として事実のみを丁寧に積み重ねた。
聞き取りは同級生ら延べ五十六人、九十五時間に及んだ。

 学校も教委も子どもたちを隠れみのにして責任逃れをしてはならない。

いじめや体罰をなくすには現実と向き合うことが大切だ。

子どもたちが命を絶ったり、けがをしたりしてからでは遅すぎる。

手厚い予防策を望みたい。

東京新聞 社説 2013-02-02 より転載引用
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013020202000120.html

■東京新聞 筆洗 より
………………………………………

 精神科医の中井久夫さん(79)は、
阪神大震災後に心の傷がどんな症状を起こすかを調べていて、

子どもの時にいじめられた自らの体験が、
ふつふつと蘇(よみがえ)るのを感じたという。
それは、半世紀後も風化していなかった

▼随筆集『アリアドネからの糸』で中井さんは、
いじめに陥った者の絶望感を書く。

<「出口なし」感はほとんど強制収容所なみである。

それも、出所できる思想改造収容所では決してなく、
絶滅収容所であると感じられてくる。

その壁は透明であるが、
しかし、眼に見える鉄条網よりも強固である>

▼そして、多くのドイツ人に強制収容所が「見えなかった」ように、
おぞましい事態もそれが常態化すれば、
日常の風景となり「見えなくなる」。

見えていても、見たくない現実であれば、
人間の心理は「見えないもの」にしてしまうものなのだと、

▼大津市の中二男子の自殺を調べていた第三者委員会は、
報告書で中井さんの一文を引用しつつ、

先生も生徒もいじめを見ながら
「見えないもの」にしてしまっていたと指摘した。

▼それでも、勇気を出し先生にいじめを訴えた子がいた。
異変を察知した先生もいた。

だが、学校は生徒を救わず、
家庭での虐待が原因であるかのように言い募った。

▼「透明人間」にされた少年の絶望を、思う。

いかに不都合な事実でも、きちんと見る。

悲劇を繰り返さぬための第一歩だ。

東京新聞 筆洗 2013-02-01 より転載引用
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2013020102000097.html
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使用済み核燃料の埋設【日本では難しい・地震国には】フィンランドのオンカロは自然の地下要塞!!

2013-02-02 14:04:55 | 脱原発
使用済み核燃料の埋設【日本では難しい・地震国には】フィンランドのオンカロは自然の地下要塞!!

東京新聞 社説より
…………………………

★使用済み核燃料を埋設するフィンランドのオンカロ。

★最大のメッセージは、日本にはまねが難しいということだ。

★オンカロは自然の地下要塞(ようさい)だった。

★国土を覆う厚さ数十キロの巨大な岩盤が、
★危険な使用済み核燃料を地上の営みから隔て、
★万一の放射能漏れからも守ってくれる。

★繰り返すが、日本は世界有数の地震国である。
★地層処分の適地は見つかりそうもない。

★原発ゼロなら、当然ごみも一切でない。

★オンカロを見た目で、これらの提案はもっともだ。

引用終了
…………………

「核のごみ最終処分施設オンカロ掘ってはいけない国がありますか」即座に日本!!

日本には、核のゴミを置いておく処分場も
造る場所がない!! ということ。。

安倍政権は、たれ流す核のゴミを、
これからどうするかも 何ひとつ考えず!?、、考えられず!?
原発推進、新原発推進する。。。

核のゴミ処分場が造れない日本に、原発帝国、原発推進。!?
http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/06d18028fc50d82dbf9e051463abd3c3

image

東京新聞社説より
………………………………………………………………

■どうする核のゴミ<6> 増やさず、管理下保管

 使用済み核燃料を埋設するフィンランドのオンカロは、
日本に何を教えてくれるのか。

 最大のメッセージは、日本にはまねが難しいということだ。

 オンカロは自然の地下要塞(ようさい)だった。

技術の粋ではない。国土を覆う厚さ数十キロの巨大な岩盤が、
危険な使用済み核燃料を地上の営みから隔て、
万一の放射能漏れからも守ってくれる。

 オンカロを運営するポシバ社は二一〇〇年に
核のごみの搬入を終えたあと、入り口を固く閉ざして、
そこに何があるのかを忘れ去る方針という。

その後の管理は“国土”が引き継ぐことになる。

 フィンランドは地震を知らない国である。
オンカロのあるオルキルオト島の住民は何事もなく
原発と共存し、原発の恩恵を受けながら、町を発展させてきた。

 繰り返すが、日本は世界有数の地震国である。
地層処分の適地は見つかりそうもない。

 このような両国の違いを踏まえて提言したい。
使用済み核燃料の「最終処分」という看板を、
今は掲げるべきではない、と。

 日本学術会議は昨年九月、核のごみの
「暫定保管」と「総量管理」を提案した。

 核のごみを数十年から数百年、
いつでも取り出せる状態で、処分ではなく保管する。

その間に最終処分の研究を進め、
新技術が確立すれば保管したごみを取り出して、やり直す。

 一方で、核のごみの排出総量を規制する。
つまり原発の稼働を減らす。

原発ゼロなら、当然ごみも一切でない。

 オンカロを見た目で、これらの提案はもっともだ。

 保管場所は、民主的手続きを経て決めるしかない。
保管には、止めた原発のプールの活用や
冷却水の不要な乾式キャスクを用いたり、さまざまある。

 核のごみの存在を消費者が意識することも大切だ。

これ以上増やさないような工夫なら、私たちにもできる。

 日本では、核のごみを“国土”に引き受けてはもらえそうもない。
新技術が確立されない限り、
その時代を生きる人間が面倒を見続けていくしかない。

 十万年先への責任を負うのは、むろん私たち自身なのである。 

(論説委員・飯尾歩)

東京新聞 社説 2013-02-02 より転載引用
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013020202000119.html

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【武田邦彦、緊急論述】 原子力発電の安全基準とは?専門家の見解・全【必読】

2013-02-02 10:03:47 | 脱原発
【武田邦彦、緊急論述】 原子力発電の安全基準とは?専門家の見解・全【必読】

原子力発電の安全基準について武田邦彦氏の緊急論述です。
その1その2その3を全文を、転載引用、必読です。。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

緊急論述:原子力発電の安全基準とは?専門家の見解 その1【武田邦彦】

「comment01tdyno.61-(8:22).mp3」をダウンロード

規制委員会の新しい原発の安全指針が
パブリック・コメントの時期を迎えま
したが、その内容は極端に貧弱で、
このことを多くの人がコメントを政府に
出す必要があると思いましたので、少し長いのですが、

「このまま原発の基準が決まったら、危険なことになる」
ので緊急で掲載しました。
パブリッ ク・コメントを出すご参考になればと思います。
できるだけ普通の用語を使って話します。

・・・・・・・

2012年の福島原発事故はなぜ起こり、
なぜ恐怖をもたらしたのだろうか?
日本のもっとも重要なものの一つであり、
国民の一人として、また科学者と して見解を示したい。
長大となるが必要な点は網羅した。

まず、それは次の 7項目にまとめられる。
この重要なことが基準に入っていな ければならない。

1) 固有安全性と多重防御という2大概念を設計に取り入れていなかった、

2) 事故時の被曝限界を決めておいたのに、
真剣に守ろうとはしていなかった、
今、被曝限度不明のまま、基準が決まろうとしている、

3) 「想定外の事故」に対して責任を持たなくても良いことになっていた、

4) 危険だから東京でつかう電気を新潟と福島で
作っていたのに安全だとしていた、

5) 原発からでる廃棄物をどうするか決まらないまま運転していた、

6) 事故が起こった時、何をすれば良かったか決まっていなかった、

7) 低線量被曝による健康被害が明確になっていなかった。

原発に少しでも関係した専門家なら、
この 7つの未解決課題があることに合意 できるだろう。
だから、この7つの課題に対して明確な回答をせず、
原発を稼働させるのはきわめて危険である。

原発は巨大なもので、広島原爆と比較すると
数1000倍の放射性物質を保有して運転している。

だから、ひとたび爆発すると、福島原発のように、
日本の 国土、子ども、そして経済に対して甚大な影響を与えることなる。

よく、「原発を再開しないと日本経済に甚大な影響がある」と言われるが、
それは「原発が事故を起こさないなら」という前提に基づいていて、

そのためには「安全に稼働させるための基準の存在と実施」
が前提であることも言うまでも無い。

私は経済より日本の国土と子どもを大切にしたいが、
これは経済の発展、国の発展と同じである。

原発が危険なら、運転を継続することは
日本に大きな ダメージを与えるから、経済が発展することはない。

もしくは「戦争によって経済が発展する」と同じ論理で、
「人の幸福よりお金が優先する」という 哲学に基づかなければならない。

次回に、項目別に慎重に考えていきたい。

(平成25年2月1日)

武田邦彦ブログより転載引用
http://takedanet.com/2013/02/1_d748.html


☆緊急論述:原子力発電の安全基準とは?専門家の見解 その2

「comment021tdyno.63-(7:46).mp3」をダウンロード

「comment022tdyno.64-(7:46).mp3」をダウンロード

第一に、仮に原発がどんな事態になっても
原子炉自体が核爆発することはな いと言われてきた理由

:すなわち「固有安全性」について疑問が残ったままである。
このブログでも取り上げたが、

福島原発の爆発の後、なぜあれほど 必死に注水したのか?
(政府はなにを恐れたのか?)

原子力の専門家でなければ
「メルトダウン」という言葉に恐怖を感じたと思うけれど、

メルトダウンは放射性物質の飛散という点では危険では無い。
だから、何を恐れて政府が必死に水を掛けたのかまだ不明である。

3号機の爆発の噴煙が、
なぜ上空に昇ったのかが明確に説明される必要がある。

噴煙が上方に上がるためには
原発建屋の下部で爆発が起こらなければならず、
原発下部には酸素が不足するはずなので、水素爆発の可能性は低い。

一方、原子炉が再臨界に達したとすると、
原子炉は破壊されているはずだが、
破壊されていないと報道されている。

つまり、合理的な説明が無いままである。
また誰が報道統制しているのかも不明だが、
4号機の爆発映像は定点カメラで福島中央テレビや
NHKが保有しているはずだが、公開されていない。

人命と今後の大きな選択に関係するのだから、
国民の知る権利の大幅な違反である。

また多重防御については、それが原発の安全の基幹であると
繰り返し述べられたにもかかわらず、

現実は福島原発、他の原発を含めて
多重防御になっていないことが明らかになった.

このことについて「詐欺罪」を検討し、
誰がどのようにウソをついたのか、
そのウソは今後の再開に問題が無いのかを
明ら かにしなければならない。

体罰問題などであれほど報道をくり返すマスコミは、
2011年の大事故と今後の日本の将来に大きな影響を与える、
この巨大なウソをまったく追求してい ない。

核爆発系、電源停止系、テロ系、
多重防御系および人為的事故系について、
「多重」とは「何重」なのか、具体的にそれぞれについて、
どのような「多重防御」が施されているかも曖昧である。

・・・・・・・・・

次に、安全設計には具体的に
「どういう状態を安全と言うのか」
ということが決まっていないとできない。

素人なら「おおよそ安全」ですむけれど、
工 学的には、基本設計はもちろん、制御系や機器の信頼性、
鉄板の厚みからはじめてすべての設計は
基本として守らなければならない「数値」が必要であ る.

これまでは、その基本となる数字は
「通常時 1年1ミリ、
1万年に1度の頻度で起こる事故に対して5ミリを限度とする。

原発敷地境界で 0.05ミリ」となって いたが、
福島原発事故ではあらかじめ決まっていた基準の根幹を
いとも簡単に放棄した.これでは安全設計は意味が無かったことになる .

現在進んでいる規制委員会の基準に
「守るべき数値」が表面にでていない .
仮に「政治的に明らかにできない」という状態で
安全基準を決めるなら、また 危険な原発を動かすことになろう。

特に規制委員の中には中村委員のように
「 1年20ミリまで大丈夫」と繰り返し
法令や今までの安全基準のもとになる
数値を否定している委員がいる。

自らの信念から発言しているなら、法令改正を先にしなければならない。
このままでは「国家の要職になりたいために政府にゴマをすった」
と言われても仕 方が無い。

日本のように原子力発電所が海岸線に建設されている場合は、
海への放出限界も決めておかないと安全設計はできない。

2011年の事故では「無制限に海に放流できる」
という方針のもとで行動していたが、
常識では考えられない ことである。

第三に、2006年の原子力安全委員会の場で
「想定外の事故が起こりうること、
大量の放射性物質が漏洩し、国民が被曝する」
が明記された文章が配られた.

この記載は原発の安全性の基幹に触れるもので、実に重要であり、
私も質問したが回答は明確では無かった。

当時、この文面がどの段階(安全委員会?首相?閣議?)まで
承認されてい たのかを明らかにし、
それが現在も継続しているのかについての
情報を公開 する必要がある。

「想定外の事故なら被曝はかまわない」という
内容だからきわめて重要だ。

また、安全を保つという点では、
「想定外」が任意に決定されるなら事故のもとになる。

事故の確率の議論では1万年に一度以上の事故を想定しているのに、
1000年に一度の事故を「想定外」としたのだから、
この問題は明確にする必要がある。

つまり、今回の地震や津波は1000年に一度であると言われているが、
安全設計では1万年に1度の事故を想定していたのだから、
実は、 2011年の事故は想 定内の事故であったことは間違いない。

安全基準というのはどのような場合 を
「想定外」というのかもハッキリしておかないと意味を持たない.

(平成25年2月1日)
武田邦彦

武田邦彦ブログより転載引用
http://takedanet.com/2013/02/post_92c0.html


☆原子力発電の安全基準とは?専門家の見解 その3

武田邦彦ブログより
………………………………
緊急論述:原子力発電の安全基準とは?専門家の見解 その3

「comment03tdyno.65-(8:52).mp3」をダウンロード

第四に、原発の安全に関する 3つの大きな「論理的矛盾」を
新しい基準で解決 しておく必要がある。

まず、東京で消費する電力を 300キロほど離れた新潟と福島で製造し、
送電線 で東京に送っているのは原発が危険であるからに他ならない.

現実に著者が 安全委員会の専門委員の時に強く感じたことだったが、
安全投資が議論され る時には

「どうせ、地方に作るのだから危険でも良い.
そのことは金をもらっ ている地方はわかっている」
という暗黙の了解があった。

このことは一見、「経済的」に見えるが、
それが今回の福島原発事故の一因 になったことは間違いない。

地方に作るのだから危険でも良い、
その分だけ 危険手当を出しているのだから、
というのは安全技術上は最も忌避しなければならない考え方である.

「これなら原発は安全だ」という基準は「東京に作っても」なのか、
「地方 なら」なのかをハッキリ明記する必要がある。

もし「東京に作っても安全」 と明記されたが、
次の原発は、東京、大阪、名古屋にまずは作るべきである。

福島の人は「お金が欲しくて危険を承知で原発を誘致した。
大人ならお金を もらえばそれが危険手当であることぐらい知っている」
ということは多くの人が心の底に持っていることで、

それを福島の人への非難には使いたくないが、
これからの被害を無くすためには福島の人も
どのように考えていたかを明らかにして欲しい。

「安全を信じていたが、お金は受け取った」
というのは理屈に合わない。

立派な人は「理屈に合わないお金」は
「自分のプライドに反するお金」は受け取らないのは
日本の文化でもある。

堅気の女性は自分の体が目当てのお金を受け取ることを拒否するはずだ。

第5項目では、現代の日本の工業界において、
新設工場から出る廃棄物を
その実施者が自ら処理できない状態で
運転が認められるというのは、、おそらく原発だけだろう.

水俣病の例を挙げるまでも無く、現代工場はその原料から製品、
廃棄物に至るまで100%の責任を実施者がもつからこそ事業である .

日本の電力会社は巨大で、人材も豊富、
研究費も電力費の0.15%をあてるという好条件にあるのだから、
自ら廃棄物の処理をするのは当然である.

今、日本には原発の使用済み核燃料が 130万本あると推定されるが、

この危険 な廃棄物を子孫に送るのは不適切である。
「危ない者は子孫に」という考え 方は日本の文化には無い。

すでに2012年にはアメリカの新規原発が
「廃棄物をしまうところが特定され ていない」
という理由で建設を止められている。

電力会社は自らの行動に責 任を持ち、
原発を再稼働するなら廃棄物の処理と埋設を
自らの力で実施することは最低の義務であるし、
社会も電力に甘くすることは日本の発展に良い ことでは無い。

私は「子どもを守る」という点から、
「危険だから核廃棄物は子どもに任せる」
という考えを到底、容認できない。

次に第6項目だが、
安全に万全を期している大型客船でも左舷と右舷に
すべての乗客を収容できる救命ボートを備えている.

原発事故に対しての救命ボートを備えずに
原発を再開するのは見識がないとされても仕方が無い.

福島原発事故を「教訓」とするなら、原発事故に備えて、

1)避難用のバス を準備する、
2)緊急時の住民の避難場所を確保する、
3)原子炉への注水 設備を強化する(必要な水量を注水できるようにする)、
4)疎開用の学校 を建設しておく、
5)食品・瓦礫などの汚染限度を定めておく、
6)除染方 法を技術的に確定しておく、
7)緊急時の赤ちゃん用の水を準備しておく、 など多数が未着手である。

福島原発事故後、電力幹部と話をしたら、
上記の 7項目などはまったく電力に関係がないという態度だった。

その理由の一つは、原発は国がやっているか ら国の責任だということと、
福島原発は「希な事故」であり、
二度と再び起 こらないという意識が見えた。

福島以外でも、
震度 6の地震で7発電所すべてが破壊されているし、
茨城の東海第二は全電源が止まって
爆発寸前まで行ったと言われている。

でもこれら は「闇の中に葬られている」が、
それは「電力は心の中では爆発があるだろうと思っている」
ことを示している。

どうしても、爆発時の準備が必要だ。

(平成25年2月1日)

武田邦彦
(C)武田邦彦 (中部大学) 引用はご自由にどうぞ
より転載引用、音声もコチラ↓↓
http://takedanet.com/2013/02/post_2e60.html
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2月1日(金)のつぶやき

2013-02-02 02:38:30 | 

忌野清志郎と安倍晋三【日本国憲法第9条】平和と戦争。国民をバカにして戦争にかり立てる s.ameblo.jp/kimito39/entry…五十年以上もの間、戦争の無かった国は世界でも珍しいのだ。その点だけでも日本はすばらしい国ではないかとも清志郎さんは書いていた。それを誇りに思えない人たち


原発は廃炉より爆発させた方が採算がとれる!原発再稼動の理由とは!原発爆発を望んでいる連中がいる?blog.goo.ne.jp/kimito39/e/238… 安全じゃない原発を稼働させるのは経営上の都合で、原発を爆発させるため!電力会社は原発廃炉費用の積立金が全然足りない状態です。 #脱原発


下水汚泥がガスや電気を生み出す!すでに実用化している「バイオガス」【資源大国日本】 s.ameblo.jp/kimito39/entry… 下水汚泥からガス&電気!都市部ならではの国産資源が存在。大量の生活排水を資源として活用しているのが神戸市だ。東京都は消化ガスを燃料とするバイオマス発電


日本は完全に幼稚化した人間たちが、リーダーシップを握っていることを露呈した。児玉清、 日本を憂い blog.goo.ne.jp/kimito39/e/f3d…


日本は完全に幼稚化した人間たちが、リーダーシップを握っていることを露呈した。児玉清、 日本を憂いblog.goo.ne.jp/kimito39/e/f3d… まさに日本は完全に幼稚化した人間たちがリーダーシップを握っていることを露呈した。その命令下で働く人人間達こそ最悪だ。そして国民も。知恵と想像力


支払賃金総額がバブル後、最低の水準になりました。パートの比率も上昇を続けています。これではデフレ脱却は難しいだろう。社会保障改革によるセーフティネットの張り替え、そしてエネルギー転換を中心とした大胆な成長戦略こそが大事なのですが。goo.gl/w38Lq

復活さんがリツイート | 156 RT

原子力規制委員会の新安全基準は、活断層の規定が40万年前と米国に比べて甘く、「第二制御室」の整備についても猶予期間があるなど抜け穴がある。フィルター付きベントも免震棟もないまま大飯原発が動いている現実。パブコメで徹底的に問題にすべきです。goo.gl/XxHQ4

復活さんがリツイート | 201 RT

「核のごみ最終処分施設オンカロ掘ってはいけない国がありますか」即座に日本!! blog.goo.ne.jp/kimito39/e/06d…


「核のごみ最終処分施設オンカロ掘ってはいけない国がありますか」即座に日本blog.goo.ne.jp/kimito39/e/06d… 即座に、地震国だから。「議論のない社会は危険です」と、マドセンさんは日本に向かって訴える。フィンランドには地震がない。地質学者は「 地震を経験したことがない」


報道の自由、日本大幅後退53位とされた【原発事故に関する情報の透明性が欠けるなど】 blog.goo.ne.jp/kimito39/e/461…


日本は完全に幼稚化した人間たちが、リーダーシップを握っていることを露呈した。児玉清、 日本を憂いs.ameblo.jp/kimito39/entry… 幼稚化したうえに、老害化し、さらに残忍化したリーダー達ら。東日本大震災、原発事故の対応。野田の消費税増税、原発再稼働。安倍の原発推進、原発ムラ

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「核のごみ最終処分施設オンカロ掘ってはいけない国がありますか」即座に日本!blogs.yahoo.co.jp/koiuta48/82982… 日本には、核のゴミを置いておく処分場も造る場所がない!! ということ。安倍政権は、たれ流す核のゴミを、これからどうするかも 何ひとつ考えず、考えられず! #脱原発

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そこまでして原発再稼動をさせたい理由【命よりお金儲け】原発停止のために赤字に転落で!! goo.gl/PQYKY


そこまでして原発再稼動をさせたい理由【命よりお金儲け】原発停止のために赤字に転落で blog.goo.ne.jp/kimito39/e/465… 安易に原発に頼ってあぐらをかいてきた。電力会社は企業として成り立く。原発の建設・維持の巨大なコストを政府に頼り、なによりも消費者の電力料金に転嫁させる


いよいよ迫る「NDN犬猫譲渡会」のご案内です。 s.ameblo.jp/sh89poemkintar… NDN(新潟動物ネットワーク)公認 譲渡会広報です。 「定期的では初の三条市での2月3日譲渡会」 via.me/-9be2f8m


朝日新聞デジタル:原子力規制委幹部、報告書案漏らす 断層巡り日本原電に -asahi.com/national/updat…


【武田邦彦、緊急論述】原子力発電の安全基準とは?専門家の見解 その3【必読、拡散希望】 blog.goo.ne.jp/kimito39/e/0fb…

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中国の汚染大気?日本へ、福岡市で基準超す kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/…

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今日の物

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