柿渋作り3日目
昨日切ったもの
連合自治会役員で、市長と面談をした.目的は、市長の『仮称地域自治協議会』に対する考えを聞き意見交換をすることでした。
1、市長の本気度
2、庁内検討委員会会議へのオブザーバー参加
3、モデル連合会をつくって支援をする。
市長は、地方分権のことも良くわかっておられるし、佐保川の地域ミーティングに来られた時にも質問をしたが、まちづくりに住民の力が必要との認識をされていました.市長ははっきりと地域自治協議会(地域コミュニティーづくり)を推進していくとはなされました.
その上で、行政から制度を示すのでなく、地域からも制度のスキーム(計画。企画。体系。枠組み。)を提案してもらいたいとした上で、行政として地域の理解度や意識に対する疑問を示されていました。そして、市役所の仕事等を委嘱した時に継続をして実施してもらえるのか?等の疑問も投げかけられました.
そこで、連合会としては毎月1回検討委員会を開催して制度の内容について学習しているが、行政側の庁内検討委員会は3ヶ月に1度の開催で、スピード感が違うことや、自分の連合会(小さいエリア)を中心に考えているが、行政としては、奈良市全体について制度設計をしていかなければいけないなど視点が違ったりする。
そこで、庁内検討委員会の会議にオブザーバー参加したいというわれわれの提案に対して、市長から、両検討委員会でテーブルを持って協議する場を創ることを提案された。これは一歩前進だ。
(危機管理課では、避難所運営について自主防災組織の代表に入ってもらってガイドラインづくりをされようとしている)
そして、モデルを作って支援策等を構築していく旨を話された。
そこで、私は住民自治を確立していくためには、まず行政と住民との恊働事業を選定して取組んでいくことを提案した。
(現在の奈良市の恊働事業というものの中には、本来の恊働に値しないものも含まれているので、これらを精査して行政は財政的にも、人的手間も削減でき、住民にとっても課題が解決できるような事業を見つけて取組んでいくこと。そして、これらの事業数を増やしていくことによって住民の自治への理解度や継続性の確保もできると思う)
何れにしても、住民自治を確立していくためには、住民の意識の改革(おまかせ民主主義からの脱却)と持続への確たる覚悟がないと推進をしていくことはむかしいのではないかと思う。