なら大立山まつりも最終日になった。風がなかったので寒さもあまり感じなかった。観客目標3万人も昨日で三万五千人をクリアしたというが、今日も多くの方が参加されていた。特に高齢者の夫婦が多かったし、カバンを持った会社帰りの人や小さい子供連れの人も多かった。
四天王の巡行は、4日目ということでスムーズな巡行だった。毎日担ぐ人が変わっているようで今日は企業の団体が担いでいた。しかし最終日なのに今日は、「あったかもん」の食べるところがなかったのが残念だった。
クライマックスの「舞太鼓 あすか組」の演奏は最高だった。筋肉質の両腕のバチさばきやパフォーマンスは素晴らしかった。周りを見てみるとリズムに合わせて踊っている人たちもたくさんいた。
太鼓に乗ってのパフォーマンス
今日も荒井知事が最後まで参加されていて挨拶をさていたが、最後まで四天王の巡行を見守っておられた。
5日間中、3回参加して感じたことは
1、近隣住民の参加が少なかったこと。
2、舞台進行で、演目間の時間がかかりすぎて気が抜けた。
3、司会が、一つの演目が終わった時に次の演目の予告をすると帰る人の
足を止めることができたのでは。
4、献燈を一般の人が何をしているのかわからなかった。この時に、この後
四天王巡行前があるとアナウンスがあれば帰る人が少なかったのではないか?
特に、四天王巡行前に帰る人が多かったので。
5、破魔矢は良かったが、人数を増やした方が良かったのではないか?
6、「あったかもん」コーナーの距離がありすぎたのではないか?
7、2500円も出すのだから、椅子に座っている人にひざ掛けや「甘酒」
があると嬉しいだろう。
8、会場での「間」を持て余した。「無病息災の祈りよ 届け」と、いうので
あれば、参加型の方法を塾考する必要があるのではないか?
9、参加者、観光客の盛り上げ方法が必要ではないか?
(みんな寒いので縮こまっている)(声を出し最後に発散できる)
寒い中で、広い会場を見回して色々と考えさせられたが、この時期によくこのようなイベントを開催されたなと実感するとともに感謝だ。また、多くのスタッフの人たちも寒風の中をよく頑張っておられたなと思う。
知事は、閉会挨拶で「来年も行いますので・・・」とのコメントがあったが、市民、県民がもっと関わって、祭りを育てていくことが大切だろうと思う。
そのために、ボランティアスタッフが、やりがいと喜びを感じるようにすることが一番大切ではないかなと思う。
平城宮跡を祈りの場にしようとするのであれば!!!
平城宮跡に隣接する、地域の我々もしっかりと応援をしていこう。