ふれあい会館の自主事業で、NPO法人奈良・人と自然の会の協力を得て、「牛乳パックで作る風車作り」を夏休み子供工作教室を開催した。多くの子供たちが参加してくれるかなと思っていたが、6家族、子供11人の参加だった。
子供たちに、ふれあい会館に親しんでもらうために始めた最初の事業だったので、仕方がないが、もう少し夏休みの子供の実態を知らないといけないと反省した。
参加したのは、祖母に連れられた小学生低学年以下の子供たちだった。先日のケナフのうちわ作りも小学生低学年だった。本当は、高学年の参加をして欲しいところだった。
今回は、明らかに企画ミスだった。働く女性が多くなって夏休みに入ると家で子供たちを見る人がいなくなるので、夏休み期間中ふれあい会館を遊び場に、また学習の場にしたかったが残念だ。
明日は、「アラジン」の子供映画会を開催するが果たして何人来てくれるだろうか?
午後から、椿井地区で行われた、「つながる仕組みとしての地域自治組織」(講師、 澤井 勝奈良女子大学名誉教授)に参加させてもらってきた。地域自治協議会発足に向けて、奈良市が主導して行われた会合だったが参加者は21名だった。
講義内容は、地域自治協議会の簡単な説明だったのであまり参考にならなかったし、目新しい話はなかった。地域自治協議会を進めていくには、住民の意識改革(おまかせ民主主義からの脱却)と行政のしっかりとした仕組みづくりが大切ではないかと思う。
今奈良市は、ファシリテーターによる10地区で、住民啓発のために地域の各種団体に参加してもらって3回の「ワークショップ」を開催している。その中で、地域課題の掘り下げと課題解決策のアイディアを出しあって、地域の将来像や地域の目標づくりをめざして開催されている。実施した連合会からは、盛り上がってよかったという話を聞くので第1段階は成功しているとおもう。
しかし、今でも各種団体の課題が、担い手不足の問題だ。各種団体の活動の根本がボランティアなので自主的・自発的に組織を担おうという人がどれだけいるのだろう。
人材発掘が大きなテーマとして取り上げなければいけないと思う。
一度しかない人生。第1の人生は教育を中心に命を使い。第2の人生は、仕事・労働に命を削り、退職をして第3の人生を「余生」と言って趣味と健康維持に命を使っている。
第1の人生では、学び成長することが社会に貢献していくことであり、第二の人生では、仕事をとおして社会の発展に貢献してきた。第3の人生に入り、自分の人生を中心に生きることも大切だろう。しかし、人のために命を使うこと(貢献)の本当の喜びを実感できる時代。
65歳定年制になり平均寿命の80数歳まで15年から20年はある。(オギャーと生まれて中学3年生まで)長いようで短い期間。
第3の人生に入ってやっと自由な時間を手にして、残りの人生で自分の命を何に使っていくのか?
よく言われる話だが、「ロウソクは、自分が光ることで周りを明るくして、自分が燃え尽きる前の一瞬に、もう一度炎を大きくして燃え尽きる」という。
第3の人生を社会貢献に命を使う人が増えて欲しいものだ。
使命・・・・・・何に命を使うかだ!!! 自分のためか? 社会のためか?